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朝 京太郎「……はっ!なんだ夢か」 健夜「うぅ…」カァァ 良子「……」 カァァ 京太郎「義姉さん達が俺より早くおきてるだと…」 健夜「き、京君…わ、私頑張るからね」 良子「あれをソロで耐えるのは無理です…京太郎、私も頑張ります」 京太郎「なに言ってるんだ?」 京太郎「朝から義姉さん達が他所よそい…てか明らかに意識されてる気がする」 健夜「貴…京君、もうすぐ、牧場だよ!」 京太郎「え、そうだね、義姉さん」 良子「京太郎は牧場で何をするんですか?」 京太郎「義姉さん達と乳搾り体験に行こうかなって…キリッ!」 健夜「えっ…京君も覚えてるの?」 良子「うぅ…京太郎大胆です」 京太郎「えっ…牛の乳搾り体験だよ」 健夜「そ、そうだよね」 良子「バッド…そうなりますよね」 京太郎「……やっぱり変だ」 ーーーーーー 作業員「ではゆっくり根元から絞ってください」 京太郎「根元から絞って…」 ピュウゥぅ… 京太郎「お、おお出た…」 作業員「上手ですね」 京太郎「そうですか?牛の機嫌がいいから偶々ですよ」ワハハ 作業員「牛の機嫌がわかるんですか?」 京太郎「ええ、なんとなくですけど」 作業員「ならさぞかしモテるんでしょうね」 京太郎「なんでそうなるんですか」あはは 作業員「祖父がいつも言ってたんですよ。牛の機嫌は女の機嫌を知るより難しいってね」 京太郎「…なら俺は今頃ハーレムですよ」ワハハ 作業員「そうですね」アハハ 健夜「京君楽しそうだな」 良子「ですね…はぁ…」 ぎゅうう… 牛1(なんなんだこの人間は…後ろに魔物と悪魔が見えるじゃないか) 牛2(あっちのイケメンがよかったわ) 良子「…今、この牛が京太郎をスナイプした気がします」 健夜「えっ…?」ゴッ… 牛1.2(だ、誰か助けて!) 昼2 京太郎「さて次だ次」 京太郎「馬に乗って風になろう」 ーーーーーー 健夜「京君も馬に乗るの?」 京太郎「そうだけど健夜義姉さんも?」 健夜「うん、良子ちゃんが羊の追い込みショーに行っちゃって今のうちに乗ろうかなって」 京太郎「なら一緒に乗ろうよ。一応、経験者だから」 健夜「う、うん!」 ーーーーー 健夜「き、京君、ちゃんとしててね」 京太郎「大丈夫大丈夫、ちゃんと後ろにいるから」 健夜「う、うん」 京太郎「なら行くよ…そりゃ!」 馬(これが長老が言ってた強者を乗せる喜び…確かにこれはいいものだ) 馬「ヒ、ヒヒーン!」 健夜「え、は早いよ!」 京太郎「まだだ、まだ行ける。いけるぞ!」 馬(さらなる高みへ、俺は行く!) 健夜「京君のばかーーー!」 京太郎「ヒャッハー!」 夕方 京太郎「ごめん、義姉さん」 健夜「許さない…私はやめてて何度も言ったのに…」 京太郎「義姉さんだって途中から楽しんでたじゃないか…」 健夜「あ、あれは吹っ切れたんだよ!あんなに激しくされたら誰だってああなるよ!」 良子「ふ、二人ともさっきから何の話をしてるんですか?」 健夜「聞いてよ、良子ちゃん!京君は酷いんだよ!やめてって言ったのにわざと激しくして…怖かったよ」 京太郎「えっ、ちょっと待って良子義姉さん!健夜義姉さんも途中で自分から腰振ってた!」 良子「……京太郎、貴方はギルティです」 健夜「良子ちゃんの後ろにソロモンの悪魔が見える…」ボソ 京太郎「それはおかしい!俺は健夜義姉さんが良いって言ったからしたんだ!」 良子「えっ?」 健夜「あんなに激しくなんて聞いてないよ!」 京太郎「そ、それは俺が悪かったけど…」 良子「き、京太郎なら私が頼めば…あの…その、私ともしてくれるんですか?」 京太郎「えっ、あっ、うん。俺なんかでよければ」 良子「それなら今日の晩に…」 京太郎「幾らでも乗馬くらい教えてあげるよ」 良子「しま…はっ?」 京太郎「えっ、乗馬を教えて欲しいんじゃないの?」 健夜(…良子ちゃん勘違いしたのかな?) 良子「……」ブルプル… 京太郎「良子義姉さん?」 良子「京太郎なんて大キライです!」←顔を真っ赤にして膨れっ面になる 夜 京太郎「あれ、義姉さん達何してるの?」風呂上がり 健夜「明日、人と会うからそれの準備」 良子「イエス、気を許したらどうなるか解らない相手です」 京太郎「……それでなんで和菓子のカタログを見てるんだ?」 健夜「トシさんが好きだからだよ」 京太郎「トシさん?」 良子「私と健夜義姉さんが頭があがらない人の一人です」 京太郎「トシって事は男なのか?」 健夜「違うよ、見た目は優しいおばあちゃん」 良子「中身はブラックですけどね」 京太郎「へぇ…それって俺もついていったら…」 健夜「駄目だよ」 良子「許可できません」 京太郎「…まあ、わかってたけど。それなら俺は明日、フラフラしとくよ」 健夜「ごめんね、京君」 京太郎「いや、別にきにしてないよ。1人で食い倒れしとくから」ワハハ 良子(転校の話はまだできないんです…ソーリー京太郎) 朝 京太郎「眼が冷めたらもう義姉さん達が居なかった…隠し事に関係してるのか?」 公園 ゾロ目 京太郎「何処かに行くって言っても行く当てがないしとりあえず昨日牧場の帰りに見た公園で時間を潰すか」 ーーーーーー ??「…だるぃ」 京太郎「……朝からベンチでだらけてるだと…」 ??(誰……あの人は優しい気がする) ??「……」ジー 京太郎(あれ、俺何かしたか?ずっと見られてるんだが) ??「………だる」ジー 京太郎「あ、あの…どうかしました?」 ??「のど渇いた…」 京太郎「えっ?」 ??「……」 京太郎「…さっき買ったお茶ならありますけど」 ??「…もらう…でも飲むのだるい」 京太郎(なんでだろ…普段なら無視するんだけど…この人はほっとけないんだよな) 京太郎「飲ませましょうか」 ??「……うん…あーん」 京太郎(一瞬迷った?) 京太郎「ゆっくりいきますね」 ??「うん……」 ゴク…ゴク… 京太郎「離しますね」 ??「…ありがとう…だるい」 京太郎「……」 ??「……名前は?」 京太郎「えっ、須賀京太郎です」 ??「京太郎…私は…白望」 京太郎「白望さん?」 ??「シロでいい…」 京太郎「わかったよ、シロ」 ??「うん……眠い…」 バタ 京太郎「なっ…」 ??「…一時間…おやすみ…zzz」 京太郎「寝ただと…」 シロ「…zzz」 京太郎「無防備だな…初対面なのにな俺たち」 シロ「…zzz」 京太郎「寄りかかられてるから動けないし…何より寝てる美人を動かす訳にもな。はぁ…とりあえず膝枕に移動して上着を掛けとくか。五月なのにまだ少し寒いからな」 スッ…バサ… 京太郎「ああ…やばい…俺も眠くなってきた…zzz」 ーーーーー シロ「…堅い…?」 京太郎「すぅ…zzz」 シロ「…京太郎…ひざまくら…」身体をゆっくり起こす バサ…上着が落ちる シロ「…京太郎の…やっぱり優しい」 京太郎「うぅ…ああ、起きましたか?」 シロ「おはよう」 京太郎「おはよう」 ぐぅ… 京太郎「あっ、すいません…朝をあんまり食べてなくて」 シロ「…ご飯食べに行く?」 京太郎「えっ?」 シロ「美味しい所を知ってる…」 京太郎「…お願いしていいですか?」 シロ「うん…」 京太郎「なら行きますか」 立ち上がる シロ「うん…」←手を伸ばすだけで立たない 京太郎「……おんぶでいいですか?」 シロ「…うん」 ダキ… 京太郎「店はどっちですか?」 シロ「あっち…」 顎で指示し 京太郎「なら行きますか」 シロ「ここ…」 京太郎「ひっつみって何ですか?」 シロ「……すいとん」 京太郎「ああ、すいとんの別名か」 シロ「美味しいよ」 京太郎「なら期待してます」 ーーーーーーー 京太郎「…やっぱり隣に座るんですか」 シロ「駄目?」 京太郎「いや別にかまいませんけど…食べさした方がいいんですか?」 シロ「…うん」 京太郎「猫舌とかありますか、一応暖かい料理なんで」 シロ「…少しだけ」 京太郎「わかりました…少しだけ冷ましますね」 シロ「ありがとう…」 店員「おまたせしました、ひっつみのセット二つです」 ガタ、ガタ… 京太郎「とりあえず小鉢から」 シロ「うん…」 京太郎「あーん」 シロ「あーん…美味しい」 京太郎「次は…」 ーーーーーーー シロ「…ごちそうさま」 京太郎「お粗末さまでした」 シロ「…京太郎は食べた?」 京太郎「ああ、大丈夫ですよ」←半分以上残っている シロ「……箸かして」 京太郎「あっ、はい」 シロ「…あーん」 京太郎「えっ?」 シロ「お返し…」 京太郎「べ、別に大丈夫…」 シロ「あーん…」 京太郎「…あーん」 パク… シロ「…美味しい?」 京太郎「はい、美味しいです」 シロ「よかった…」 京太郎「とりあえず外に出たのは良いけど…」 シロ「…ダル…」京太郎におぶられて張り付いている 京太郎「…何処に行きますか?」 シロ「…公園で日向ぼっこ…」 京太郎「…そうしますか」 シロ「……zzz」 京太郎「座って三分で寝ただと…」 ??「シロ…?」 京太郎「次は金髪の外人だと…」 ??「あ、アノ。」 京太郎「英(えっと、英語喋れるから大丈夫ですよ」 ??「英(そ、そうなんですか…隣で寝ている女の子は私の友人なんですがどうかしたんですか?」 京太郎「英(日向ぼっこをしてたら三分で寝ました)」 ??「英(えっ?)」 京太郎「英(お昼にすいとんを食べて、日向ぼっこをしてたら三分で寝ました)」 ??「英(ふふふ…シロらしい。名前を聞いてもいいですか?」 京太郎「英(須賀京太郎って言います」 ??「英(私はエイスリンです。隣に座ってもいいですか?」 京太郎「英(かまいませんよ」 エイスリン「英(ありがとう。京太郎とシロはどんな関係なの?) 京太郎「英(朝に会ったばかりですよ」ワハハ エイスリン「英(面白い冗談ですね…恋人なんですか?」 京太郎「英(残念ですけど、事実です」 エイスリン「英(…本当ですか?」 京太郎「英(本当です」 エイスリン「英(京太郎は優しい人ですね」 京太郎「英(普通ですよ」 エイスリン「英(普通ならシロがここまで気を許しません…どんな魔法を使ったんですか」 京太郎「英(ただ、飲み物を飲まして、おんぶして、ご飯を食べさしただけですよ」ワハハ エイスリン「……」某前とする 京太郎「英(話は変わりますけどここに絵を描きにきたんですか?」 エイスリン「英(そうです。日本の景色は綺麗だからスケッチのしがいがあるから」 京太郎「英(ありがとうございます) エイスリン「英(京太郎がお礼を言うんですか?」 京太郎「英(自分の国が褒められたら嬉しいでしょ。それもこんな美人に」 エイスリン「英(も、もう、京太郎はお世辞が上手ですね」 京太郎「英(本心だったんだけどな」あはは エイスリン「英(本当に面白い人ですね」うふふふ シロ「…っ…zzz」 エイスリン「英(おう、シロが起きてしまいますね」 京太郎「英(そうですね、少し静かにしますか」 エイスリン「英(はい。私もそろそろ絵を描き始めます」 シロ「…あれエイスリンがいる…」 エイスリン「オハヨウ、シロ」 京太郎「シロが寝てすぐにきたんですよ」 シロ「…そうなんだ…わたしはどれだけ寝てたの?」 京太郎「一時間ぐらいかな…」時計をみながら シロ「…エイスリン、京太郎に何かされた?」 エイスリン「ナニモサレナカッタヨ」 シロ「ならいい…だるい」ひざまくらの状態から動かない 京太郎「…動かないんですか?」 シロ「だるい…」 エイスリン【シロが甘えてる絵】 京太郎「…そうなんですか」 シロ「…違う」京太郎と反対側に向くがひざまくらをやめない ??「あれ…?」 京太郎「…次は全身黒長身の美人だと」 エイスリン「トヨネー!」 シロ「……だるい」 豊音「エイスリンさんとシロと……誰なのかな?」 京太郎「須賀京太郎って言います」 豊音「姉帯豊音って言います。よろしくだよー」 京太郎「こちらこそ」 豊音「皆はここで何してたの?」 エイスリン【日向ぼっこの絵】 京太郎「日向ぼっこですかね」 シロ「日向ぼっこ…だる」 豊音「そ、そうなんだ…私も混ぜてもらっていいかな?」 京太郎「別にかまいませんよ」 豊音「ありがとうー!」 京太郎「皆さん同じ麻雀部だったんですか」 豊音「そうだよー」 エイスリン【麻雀の絵】 シロ「うん」 京太郎「俺もそこそこ麻雀できるんですよ、最近はネット麻雀とかもしてますし」 豊音「ネット麻雀…?」 エイスリン「わ、ワタシモするよ」 シロ「…だるいからあんまりしない」 京太郎「シロらしい理由だな。一応、京って名前でそこそこ強いんだぞ」ワハハ 豊音「えっ…京さん?」 京太郎「ええ、京ってHNですよ」 豊音「わ、私、ぼっちだよ!」 京太郎「えっ?ぼっちさん?」 豊音「か、感激だよー!ネット麻雀界で流星の如く現れて、あののどっちさんすらも凌ぐトップ率…まさか須賀君だとは思わなかった!」 京太郎「そ、そんなに凄くないですよ」カァァ エイスリン「キョウタロウはツヨイノ?」【麻雀の絵】を見せてくる シロ「……気になる」 豊音「強いよ!中身は運営かプロかって言われてて対戦相手の誰かを飛ばして終わったりするんだから」 京太郎「姉帯さん!」 豊音「だ、だって事実だよ…」オロオロ シロ「……打ちたいな」 京太郎「えっ?」 エイスリン「キョウタロウ、ショウブ!」 豊音「それはいい考えだよ!」 京太郎「……」 京太郎「麻雀を打ちたいのは打ちたいんですが…そろそろ夕暮れ時なんでよかったらご飯でもどうですか?」 シロ「逃げた…」 エイスリン【定食の絵】 豊音「そうだね…皆でご飯に行くのもありだと思うよ」 京太郎「俺はこっちの事は何も知らないからお供させてもらいます」 シロ「行け、京太郎」ひざまくらからおんぶにジョブチェンジした 豊音「うぅ…何処にいこう」 エイスリン【………】 京太郎「焼肉か…それでいいですか?」 シロ「食べさしてくれるならなんでもいい」 豊音「大丈夫だよー」 エイスリン「ヤッター!」 ーーーーーーー 京太郎「あっ、そっちの肉焼けたんでどうぞ。シロ、あーん」 シロ「あーん」 パク… シロ「美味しい…」 エイスリン「デリシャス!」 豊音「須賀君も食べなきゃ駄目だよ?」 京太郎「俺も食べてますよ」ワハハ シロ「……あーん」 京太郎「えっ?」 シロ「あーん…」 京太郎「さ、流石に人前じゃ…」 シロ「あーん…」 パク… 京太郎「…」もぐもぐ シロ「美味しい?」 京太郎「はい、美味しいですよ」 エイスリン【てを繋いだ男女の絵】 豊音「須賀君とシロって付き合ってるのかな?」 京太郎「そ、それはないです!俺みたいな奴にシロみたいな美人は勿体なすぎますよ」あはは シロ「…あーん」 京太郎「あっ、ちょっと待ってな…こっちのカルビは少し冷ましたから食べれると思う」 パク…もぐもぐ シロ「…美味しい」 エイスリン「……キョウタロウ!」 京太郎「どうかしました?」 エイスリン「あ、あーん」 京太郎「えっ…?」 エイスリン「ワタシジャダメカナ?」 京太郎「そ、そんな事はないですよ、あーん」 パク…もぐもぐ エイスリン「オイシイヨ、キョウタロウ」ニコニコ 豊音「うぅ…京さん、わ、ワタシモ…」 京太郎「は、はい。あ、あーん」 豊音「あーん」 パク…もぐもぐ 豊音「美味しいよー」 京太郎「今日は本当にありがとうございました」 エイスリン「英(こちらこそありがとうね。また良かったらメールしてね」 シロ「だる……また岩手に決たら連絡ちょうだい」豊音におぶられている 豊音「今度は麻雀を打とうね!」 夜 京太郎「えっ、明日は皆で牛タン食べに行くんじゃないの?」 健夜「その予定だったんだけど…」 良子「トシさんがどうしても京太郎と麻雀を打たせたい子が居ると言ってて…断れなかったんです」 京太郎「それなら仕方ないけど」 健夜(ごめんね、京君…トシさんの口車に乗せられて京君なら勝てるとか言っちゃったから。) 良子「あと京太郎は槍は禁止です…つまり全力は出したら駄目です」 京太郎「…わかってるよ」 良子「ならいいです…。フルパワーではなくて相手に教えるつもりで打ちなさい。もう京太郎はそこまでのランクにきてます」 京太郎「そうなのかな?」 良子「そうです。あの頃とは比べ物になりませんよ」 健夜「でもまだまだ私達の方が強いけどね」 京太郎「いつかは追いついてみせるよ」 良子「…案外、近い未来に約束が果たされそうですね」小声 朝 京太郎「…そういえば今日の相手は誰なんだ?」 健夜「トシさんの教え子達だから実力的には多分、咲ちゃんの下くらいかな」 良子「それくらいですね。後色眼鏡を無くす為に私と健夜義姉さんは行きませんから。京太郎はソロで此処に行ってください」 京太郎「色眼鏡って…」 良子「戻ってきたら良い事がありますよ」ニコニコ 健夜「……」カァァ 京太郎「期待してるよ。それじゃあ行ってきますか!」 健夜良子「いってらっしゃい」 数分後 健夜「り、良子ちゃんは何を着るの?」 良子「私は素直にナース服で…健夜義姉さんは?」 健夜「わ、私はこれかな…」スク水+猫耳 良子「oh…マニアックですね」 健夜「り、良子ちゃんに言われたくないよ!」 雀荘 京太郎「あれ、姉帯さん?」 豊音「あれ、須賀君?なんでここにいるの?」 京太郎「いや、義姉さん達に言われてここでトシさんって人の弟子達と打ちにきたんですよ」 豊音「えっ…?」 トシ「あんたがあの二人の弟かい?」 京太郎「そうですが…貴女がトシさんですか?」 トシ「ああ、そうだよ。早速だけどこの子達と打ってくれるかい?」 京太郎「かまいませんけど…自己紹介だけお願いしていいですか?」 塞「臼沢塞です。」 胡桃「鹿倉胡桃だよ」 豊音「えっと…姉帯豊音です」 京太郎「須賀京太郎です…姉帯さんの知り合いって事はみなさん同じ高校の麻雀部でいいんですか?」 胡桃「そうだよ…豊音の知り合いなの?」 京太郎「ええまあ、知り合いって言ったら知り合いです」 豊音「須賀君は…」 トシ「話は麻雀が終わった後にしておき。彼の実力は此処にいる誰よりも強いから全力で挑みなさい」 塞(この見た目金髪が?) 胡桃(トヨネより強い?) 豊音(須賀君…京さんと打てるとか嬉しいよー!) 胡桃「私が親だね…」 京太郎(あれ槍が二本ある…あれ?……とりあえず槍以外は全力で行く)ゴッ! 塞「なっ!」 豊音(こ、これがリアルの京さん!) 京太郎(義姉さん達の力がより強くなった?いや受け継いだ感じがする。ヤリは慣れてないからかしかたないとして……) 塞(な、なんなんだあの化け物は!塞ごうとしてももう遅いし…最初に聞かせれてたらもっと方法があったのに!) 豊音(ネットでも強いけどリアルだとその倍はつよく感じるよ…) 胡桃(とりあえず通りそうなのを…) コトン 京太郎「それロンです」 バタバタバタ… 京太郎「大三元、32000です」 トシ(あの二人が言ってた以上!小鍛冶健夜と戒能良子の後継者!) 京太郎 57000 豊音 25000 塞 25000 胡桃 -7000 胡桃「も、もう一回しよう!」目尻に涙が溜まっている 塞「く、胡桃!」 豊音「……」オロオロ トシ「もう一度やってくれるかい?」 京太郎「別にいいですけど…」 京太郎(明らかに能力が強くなってる…女の子を泣かしたくないんだけどな。次の局はどうしようか) 京太郎(…俺みたいな奴が手加減なんか考えるのはおこがましい…さっきと同じように全力で行く) 塞(私が親…今度は塞いでやる) 塞「えっ…?」 塞(私の能力が効いてない!?) 京太郎(…何かに塞がれる感覚がしたけど、どうにかなったな) 豊音(うー敵討ちしたいのに京さんが速すぎるよ!) 塞(…少し無理するしかないか) 胡桃(負けない…絶対勝つ!) 京太郎「ツモ!2000.4000」 胡桃(ま、負けないから…)涙目 京太郎(……聴牌した。いつもの槍と正しかったら間違いなく撃ち抜く。狙いはあのモノクルの臼沢さん。全力で応える…怖がられようと何を思われようとも俺は本気だ) 豊音(京さんが止められないよ!) 塞(塞げないってどう言う事なんだ…なんで通じない!) コトン…ドス…バリン…←真っ白な槍が塞を貫き、モノクルに亀裂がはいる 塞「えっ…?」 京太郎「…ロン…国士無双、32000です」 塞「なっ…!」 京太郎「ありがとうございました」 塞「……」レイプ目 豊音「…一回も上がれなかったよ」 胡桃「…」涙を必至に堪えている トシ「…ここまでの強さとわね。健夜と良子が自慢する事だけはあるよ」 京太郎「ありがとうございます。義姉さん達に恥ない打ち方をしているつもりです」 トシ「…それでこの子達はどう映った?」 京太郎「…俺の意見なんかでいいんですか?」 トシ「ええ、貴方の意見が聞きたいわ」 京太郎「一番嫌だったのは臼沢さん能力で、読みきれなかったのは鹿倉さんですね。姉帯さんの能力は発動条件を満たしてなかった感じがしたので俺には解りません」 トシ「塞が嫌な理由は?」 京太郎「重ねて打たれたら俺の能力の上に何か蓋をされたかもしれないと考えるとゾッとします」 トシ「胡桃は?」 京太郎「貼っているのに態と立直をしてなかったので…読みきれないですよ」わはは トシ「豊音はどう思う?」 京太郎「能力については解りませんが心当たりがあります…ネット麻雀でよく地獄単騎や追っかけ立直をかけるんでそこらへんの能力だと思って鳴かせず、立直をせずに行ったんです」 トシ(僅か三場でそこまで読まれた…いや、この子が規格外なんだろうね) 京太郎「個人的には臼沢さんが塞がないって選択肢を持ったり、鹿倉さんはわざと立直するのもありかなと思いましたね。姉帯さんはとりあえず能力前回で圧力をかけていく戦いとかできれば強いかなって…」 トシ「ありがとう、参考になったよ。よかったら誰かと話してやっておくれ…私の責任でもあるからこのまま解散なんしない」 京太郎「はぁ…わかりました」 京太郎(とりあえず鹿倉さんと話すか) 京太郎「あ、あの…」 胡桃「な、何よ…!」涙目 京太郎(怖がらせたか…役満直撃さしたらこうなるわな) 京太郎「……」 京太郎「すみませんでした」 胡桃「えっ…?」 京太郎「役満を当てた事は謝りません。ただ、年上の綺麗な女の子を怖がらしたのは俺が悪かったです。すいませんでした」頭を下げる 胡桃「……年上のき、綺麗な女の子……」カァァ 京太郎「……」下げたまま 胡桃「……胡桃は年上のお姉さんだから許してあげる。でも私よりも塞のフォローをしてあげてよね」 京太郎「えっ?」 胡桃「一番キツイのは塞ってことだよ、京太郎君」 ーーーーーーー 京太郎「まだ話せるな」 京太郎(鹿倉さんにも言われたし臼沢さんと話すか) ーーーーー 塞(……)レイプ目 京太郎(……健夜義姉さんが本気で打った後にでる被害者の顔だ。モノクルが割れたのも多分、俺のせいだし…どうしたものか) 京太郎(モノクル…) カタ… 京太郎「あ、あの…」 塞「……何?」目が虚 京太郎「これ落ちてましたよ」←モノクルを差し出し 塞「……」モノクルを見たままかたまる 京太郎「……」反応を待つ 塞「壊れちゃったんだ…」モノクルを手に持つ 京太郎「すいません…」 塞「別に君が謝る事じゃないよ…ねえ、君が最後にしたあの槍はなんなの?」 京太郎「視えたんですか?」 塞「自分に突き刺されば視えるよ」少し笑う 京太郎「…秘密ですよ、あれは俺の力です。本当なら一本だけだったんですが…二本に増えてて」 塞「私は試し撃ちされた訳だ…」 京太郎「そうです。モノクルが割れたのもあれの余波のせいだと思います」 塞「…君は変わってるね」 京太郎「えっ?」 塞「モノクルが壊れた事には謝るのにその原因の槍に対しては謝らないんだね」 京太郎「そ、それは…」 塞「聞いてたから別に慌てなくていいよ」 京太郎「うぅ…」 塞「……できればね、本当は怖いんだけど君の本当の全力で私と打ってくれないか?」 京太郎「えっ、俺は別に」 塞「さっきの槍より強い槍があるんだろ?」 京太郎「……はい、あります」 塞「使わなかった理由は私達じゃそれに耐えれないって判断されたからかな?」 京太郎「……」 塞「無言は肯定だよ、須賀君。正直、私は君が怖い…怖いけど怖くないんだ。あの槍が刺さった時に何かに触れたんだ…それが何かとは解らないだから私はそれを知りたいんだよ」 京太郎「……」 京太郎「……本気で打ちますよ?」 塞「ああ、私は君の本気が見てみたい」 豊音「だったら、私も打つよ!」 胡桃「わ、私も…」 ぽん…胡桃の肩の上に手が乗る トシ「この子の代わりに私が打つよ…健夜達の愛弟子の本気を味わってみたいと思ってね」 京太郎「わかりました」 トシ「私が親だね」 京太郎(槍二本で本気で勝つ)ゴッ! 塞「……っ」 豊音(京さん強すぎたよー!) 京太郎(あれ…浮気したからいつもの槍がこない。でも全力で行くって言ったからな!) 塞(槍ができてないのか?) コトン 京太郎「ロン!7700!」 トシ(まだ様子見だね) 京太郎(龍門渕の時もこんな感じだったな…) 塞(……) コトン 京太郎「ロン!3900!」 トシ(本気を出さない?いや、出せない?) 京太郎(…まじであのときみたいだ…) 京太郎「ツモ!12000、6000」 トシ(槍が見えてない不調なのか…次を待つかどうか。親だからね……次が回ってきたら終わりにしよう) トシ(あら…揃ったら仕方ない) 京太郎(させるかよ…) 渇望と添い遂げた者発動! トシ(アガリ牌を全部握られた…) トシ(そろそろ本気でいくよ!) 京太郎(来た!…) 京太郎「立直!」 塞(あれが須賀君の本気の槍)ゴクリ… トシ(あの槍は…不味い) コトン ザシュ…グニャ…バシュ←トシの影がトシを縛り上げる トシ「なっ!」 京太郎(別の槍を為すか…) 京太郎「立直!」 塞(あれはさっきの槍)ゴクリ… トシ(あの槍は…不味い) コトン ザシュ…グニャ…バシュ←トシの影がトシを縛り上げる トシ「なっ!」 京太郎「ロン!7700!」 京太郎(……臼沢さんに全力で挑むんだ。あの人なら何かをわかってくれる、そんな気がする) 塞(…あれが須賀君の本気の槍…!) 豊音「うぅ…何もできてないよ」 トシ(縛られてなにもできない…それにあの槍は…!) 塞(これが通れば) コトン… ドス…←塞の胸を突き破り、影に刺さる 京太郎「ロン…緑一色、48300」 塞(こ、これが須賀君の…)ジュワ… 京太郎 117600? 豊音 14000? 塞 -43900 トシ 12300 須賀京太郎が勝利しました。 京太郎「……ふぅ」 姉帯「お疲れ様…京さん強すぎるよ!」 トシ「…どれだけ能力があるんだい」 京太郎「わかりません…何時の間にか増えてるんで」 トシ「流石あの2人の義弟だよ…」 塞「……す、須賀君」カァァ 京太郎「は、はい」 塞「あれが君の全力の槍?」 京太郎「そうです、俺が持てる全力です」 塞「そうか…ありがとう」顔が赤い 京太郎「いえ、臼沢さんこそありがとうございます。あの槍を受け止めてくれて」ニコニコ 塞「うぅ…」ジワ… ーーーーーー 京太郎「今日はありがとうございました」 トシ「此方こそこの子たちに貴重な体験をさせられてよかったよ」 豊音「またネット麻雀を打ちましょう!」尊敬の眼差し 胡桃「つ、次は絶対に勝つ!」 塞「……」何かを考えている 京太郎「それでは」 スタスタ…旅館に向かって歩き出す。 塞「す、須賀…いや、京太郎!」 京太郎「えっ?」 ギュ…←後ろから手を握り締められ 塞「これ、私の住所と電話番号、メルアド」 京太郎「あ、ありがとうございます」 塞「それとこれは…槍のお礼」 チュ…頬にキスされ 京太郎「えっ…」 塞「あの槍に突き刺された瞬間にきみの根源を見た気がする…出会ってばかりで信じられないだろうが私は君を“見捨てない"。それだけは覚えといてくれ。それじゃあ…」 ダッ…走り去っていく 京太郎「………これは夢か?」 ーーーーーーー 某所 ??「急に電話などどうかしたんですか?」 トシ「今日、須賀の最後の直系っと麻雀を打った…と言えば解るかい?」 ??「要件は?」 トシ「連れないね。六女仙を受け継ぐ者がそれじゃあ駄目だ。要件を簡潔に言おう…須賀の直系の転校先に岩手も加えてもらう」 ??「……。それについてあの二人は?」 トシ「了承はとった」 ??「なら私共には関係が無い話では?」 トシ「あるさ。霞、いい加減に過ちを認めないと攫って行くっていってるんだよ」 霞「…っ!わ、私は!」 トシ「要件はそれだけだ…よく考えるんだね」 プツン… トシ「全く…あと30年私が若ければ…」 昼2 京太郎「なんでそんなに顔を真っ赤にしてるんだ?」 健夜「き、京君が早く帰ってこないから…お昼ご飯を持ってきた女の中居さんに…うぅ…」 良子「…もうお嫁にいけません」 京太郎「…わけがわからない」 健夜「京君が早く帰ってきたらこんな事にならなかったの!」 良子「…全て、京太郎が悪い!」 京太郎「ちょっえっ?」 健夜「家に帰ったら抱き枕の刑だからね」 良子「あと、今日はフレンチが食べたいです…期待してますね」ニコニコ 京太郎「不幸だー!」 夜 京太郎「ようやく帰ってきた…久しぶりに感じるはずなのに感じないのはなんでだ?」 京太郎「カピーと話すか」 カピー「パカパカ(なんだタラし男。私が契約を果たしてる時に、女を一人堕落させたあげく一丁前に能力が欲しいのか?」 京太郎「…もしかして連れていかなかったから拗ねてる?」 カピー「パカパカ(違うぞ!麻婆豆腐が辛かったから八つ当たりだ」 京太郎「はいはい…今度、どっかに歩いて行くか」 カピー「パカパカ(…仕方ないからついていってやる。ところで今日は私に何をさせるんだ?)」 京太郎「そういえばこんなんひろったんだけど…」 小さな手鏡を出す カピー「パカパカ(…これは儀水鏡だな。簡単に言うと神降ろしの媒体だな。主には不要だが必要な人物に渡したりすればいい)」 京太郎「儀水鏡って言うのか…因みにさカピーはこれで何を呼べるんだ?」 カピー「パカパカ(最高位の私は無しでだれでも呼べるぞ」 京太郎「なんだそれ」あはは カピー「パカパカ(嘘じゃないんだがな」 朝 京太郎「…抜け出してと…」 健夜「京君…あと…一人欲しいよ…zzz」 良子「…zzz」 京太郎「…旅行以来、義姉さん達がエロい」 京太郎「朝ごはんを作るか」 ーーーーー 京太郎「……飯ができても起きてこないだと」 カピー「パカパカ(旅行明けは仕方がないだろ」食べ終わっている 京太郎「なあ、俺さ、カピーが食べてる所を最近見てないんだが」 カピー「パカパカ(……気のせいだろ」 京太郎「だといいんだがな」ジト目 咲は合宿、桃子は家を知らない為、龍門渕になります。 京太郎「…衣にお土産を持って行くか」 カピー「パカパカ(儀水鏡を忘れるなよ)」 ーーーーーーーーー 京太郎「さて何で行こうか」 ハギヨシ「その心配はいりません」 京太郎「えっ、なんでハギヨシさんがこんな所にいるんだ?」 ハギヨシ「衣様が須賀様に会いたいと申されたのでお迎えにあがりました」 京太郎「…因みに拒否権は?」 ハギヨシ「衣様を泣かせるのですか?」 京太郎「わかりました、お土産もありますし」 ハギヨシ「ありがとうございます」 ハギヨシ「着きました。衣様が門で待っているのでお願いします」 京太郎「わかりました」 とてとて…←門まで歩いて行く 衣「義兄様ーーーー!」 ぎゅっと←突撃して京太郎に抱き付く 京太郎「うっ…ひ、久しぶりだな衣」 衣「本当に久方ぶりだ…また来ると言って来なかったからな…」 京太郎「色々と忙しかったんだ…ああ、これ岩手のお土産。銘菓のお菓子らしいから一緒に食べようぜ」 衣「こ、衣はお菓子なんかに…。」 京太郎「食べないのか?」 衣「うっ…」涙目 京太郎「お、俺が悪かった。衣の為に買ってきたんだ、食べてくれないか?」 衣「そ、そこまで言うなら衣が食べてやろう」ニコニコ 京太郎(…やばい、かわいすぎる) 京太郎「今日は皆はいるのか?」 衣「居ないぞ!」 京太郎「えっ?」 衣「透華はパーティー、ハジメ達は実家に帰った」 京太郎「じゃあ、衣一人なのか?」 衣「そうだ!だが京太郎が居るから寂しくないぞ!」 京太郎「…そうだな、今日はずっといるぞ」 わしゃわしゃ←頭を撫でる 衣「へへ…」ニコニコ 衣「それで何をするのだ?」 京太郎「そうだな…」 京太郎「衣の質問に答えるぞ」 衣「質問?」 京太郎「ああ、衣が聞きたい事を答えるぞ」 衣「そ、それじゃあ、京太郎はペットとかは飼ってるのか?」 京太郎「ペットか…カピバラを飼ってるな。人の言葉を喋ってこの間は星の意思を倒したとか言ってたな」 衣「か、カピバラとはそんか奇怪なモノなのか…」 京太郎「いや、カピー、俺の所のカピバラが特殊なんだろ」ワハハ 衣「そ、そうなのか…それじゃあ次は」 衣「京太郎は関西弁についてどう思う?」 京太郎「なんかこうピンポイントだな。嫌いでもないし好きでもない…普通かな」 衣「……解答になっていないぞ」 京太郎「だってなあ、関西弁って大阪独特の訛りに対して特にな。義姉さん達と色々回るから珍しい訳でもないしな」 衣「それもそうか。なら最後に……」 衣「岩手旅行はどうだったのだ?」 京太郎「楽しかったぞ。中尊寺行ったり、馬に乗って風になったり、あとあれだな麻雀を打ったな」 衣「義兄様は旅行に行っても麻雀を打ったのか…酔狂にもほどがあるぞ」 京太郎「義姉さん達に頼まれたんだ。衣の言う、奇怪な打ち手とも打ったしな」 衣「それはまことか?岩手にもいるのだな…衣と同じ存在が」 京太郎「ああだが勝ったのは俺だがな」どや顔 衣「当たり前だ!義兄様を倒すのは衣だからな」どや顔 京太郎「……」衣と眼を合わす 衣「……」京太郎の眼を見る 京太郎衣「「フハハハハ!」」 京太郎「楽しみにしてるぞ、衣」 衣「ああ、待っておれ。衣は直ぐにその頂に行くからな」 衣「ごちそうさま」 京太郎「流石、ハギヨシさんだな。どの料理も美味しかった」 衣「あたりまえだ、ハギヨシは優秀だからな」 京太郎「それもそうだな」 衣「義兄様、これからどうするんだ?」 京太郎「そうだな…」 京太郎「岩手の疲れも残ってるし、昼寝でもしないか?」 衣「昼寝か…別にかまわない。衣の部屋で寝るのか?」 京太郎「そうだな、床で寝る訳にもいかないしな」 衣「わかった、衣の部屋はこっちだ!」 ーーーーーーーー 衣「……zzz」 ギュ…京太郎は左手、衣は右手を握って寝ている 京太郎「昼寝をし始めて五分…寝るのがはやいな。ふわぁ…俺もそろそろ寝るかzzz」 透華「ただいまですわ!」 一「ただいまー」 純「ただいま」 智紀「ただいま」 ハギヨシ「お帰りなさいませ」 透華「あら、衣は何処にいるのかしら?」 一「そういえば何時もなら待ってるのに…」 ハギヨシ「衣様は須賀様とお昼寝の最中でございます」 透華一「はっ?」 ハギヨシ「衣様は須賀様とお昼寝の最中でございます」 透華「な、何故須賀京太郎がここにいるんですの?」ワナワナ 一「そ、そうだよ、衣が呼んだりしない限り…あっ!」 ハギヨシ「お察しの通り、衣様が朝から須賀様を招き今に至ります」 透華「い、今は何処にいるのかしら?」 ハギヨシ「衣様が居る離れです」 ダッ… 透華と一が同時に走る 純「相変わらずモテモテだな、須賀は」 智紀「そうだね…」 衣「……っ…」目が覚める 衣「……義兄様」隣に京太郎が居る事に安心する バタン 透華「須賀京太郎!」 一「須賀君!」? 衣「………京太郎は今寝てるぞ。静かにしないか」ゴッ 京太郎「…っ…」 透華「こ、衣…これには訳が…」 一「そ、そうだよ…」 衣「……久方ぶりに麻雀でも打とう。今の衣は悪鬼羅刹よりも強いぞ」 透華、一「ひっ!」 衣「さあ、行こうか」 ーーーーーー 京太郎「……あれ…なんで誰もいないんだ?」 京太郎「…とりあえず起きるか」 ハギヨシ「須賀様、少しお時間を頂いてもよろしいでしょうか?」 京太郎「…また衣の話ですか?」 ハギヨシ「違います…今日は貴方についてです」 京太郎「俺ですか…」 ハギヨシ「そう、貴方の過去についてです」 ハギヨシ「須賀家直系最後の一人、須賀京太郎様」 京太郎「……」 ーーーーーー 衣「ツモ…87000オール!」 透華「こ、衣が止まりませんわ!」 一「ロンをなかった事にしてもなんでロンになるの!」 純「荒れすぎだろ!」 智紀「……鬼ね」 京太郎「…俺はこれで」 ハギヨシ「お送りしなくても?」 京太郎「大丈夫ですよ。それより、さっきの事は…」 ハギヨシ「わかっています、余程の事がない限り他言はしません。執事に二言はありません」 京太郎「ありがとうございます。あんな話、誰が聞いても楽しくありませんからね」ハハハ ハギヨシ「…本当に最後になりますが、もしその時が来たら貴方はどうするのでしょうか?」 京太郎「決まってるじゃないですか。その時に決めます」 ハギヨシ「…ふふふ、わかりました」 京太郎「では今日はありがとうございました」 ハギヨシ「またいらっしゃる事を楽しみにしています」 ーーーーーー 衣「は、ハギヨシ!義兄様は何処に行った!」 ハギヨシ「急用があると言って帰られました」 衣「ま、まことか!衣が居なくなって怒ってはいなかったか?」 ハギヨシ「大丈夫ですよ、須賀様はその様な事でお怒りにはなりません」 衣「そうか…また来てくれるかな?」 ハギヨシ「ええ、また呼べばきてくれますよ」 衣「次は麻雀が打ちたいな」 ハギヨシ「打てばよろしいかと」 衣「ああ、全力で義兄様に勝ちに行く!」 夜 京太郎「まさかハギヨシさんが調べあげるなんて思わなかったな。義姉さん達に話そうとしたけどまた何処かに出かけてるみたいだし…どうしたものか」 京太郎「カピーと話そう」 カピー「パカパカ(なんだ、また来たのか?とりあえずなんだ……ああ、あれか芽の成長か能力の強化かどれにする?」 京太郎「能力は今のままでいいから芽の成長ってやつを頼む」 カピー「パカパカ(堅実だな。成長の振り幅を決めるか)」 カピー「パカパカ(また強制力が働こうとしたな…だが、私はそんなモノには屈しない!花ではなく木に成長するようにしておいた…全く、たかだか一ヶ月でここまで成長する」 京太郎「俺ってそんなに成長したのかな?」 カピー「パカパカ(気のせいだ。主は慢心王にする訳にはいかないからな。主は才能がないから努力を忘れるな」 京太郎「そうだよな…最近勝ってるから強いのとか思ったら駄目だよな」
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やって参りました、茨城に。 正直姉さんが一番怖い。 何が怖いかって今までの多くは対局の中で記憶の断片を取り出してきたけど(数名は怪しいけど)、相手が姉さんだと洒落にならない。 下手な事をするとレジェンドされちゃう…… しかしあの人はかわいそうだったな、健夜さんに跳満直撃なんてしなければ…… うだうだ考えても仕方ないな、なるようになるだろ。 とりあえず駅の改札口から出て、家までの道を歩いていく。 家までの道程はなにも変わってない、と言うか何も無い…… ……何も無いのは慣れてるけどさ。 しかし辺りがそろそろ暗くなってきた。 やはり岩手から茨城の鈍行は無茶だったか…… 学生の身に金銭関係は結構厳しい。 それでも節約する俺ってやっぱり主夫向きなのだろうか。 そんなバカな事を考えていたら、道端で蹲っている人が居る。 酔っ払いか?と思いつつ声を掛けた、が…… 京太郎「あの、大丈夫ですか?」 健夜「あ~大丈夫です~」 やっぱり酔っ払いだった、しかも身内である。 これは酷いかなりの出来上がり具合だ。 京太郎「帰れますか?送っていきますか?」 健夜「え~おくってくれるんですか~?」 京太郎「はい。」 そう言って俺は健夜さんを背負って家まで『帰る』事にした。 とぼとぼと家までの道を歩き、うんうん唸ってる仕方ないこの人はやっぱり放っておけないオーラがある。 この先、この人に良いお相手が出来るんだろうか? 恒子さんの言葉を思い出して、あんまり深くは考えないようにした。 健夜「う~ん良い背中だ~」 京太郎「吐かないでくださいよー」 健夜「大丈夫だよ~吐かないよ~」 そんな取り止めの無い会話をしながら、背中の温かさを懐かしむ…… ――健夜視点―― こーこちゃんに付き合って相当呑んでしまった。 しかもいつの間にか誰かにおんぶされている。 この子はいつの間にかこんなに大きくなってしまって…… はて、この子とはなんだっけ? まあいいや~何か懐かしい気がするもの。 もうちょっとだけ、このタクシーの乗り心地を楽しんでおこう。 酔いが醒めたら誰だか確かめれば良いし。 京太郎「大丈夫ですか?そろそろ家に着きますよー?」 健夜「あーごめんね、大分お酒が抜けてきたみたいです。」 京太郎「そうですか、お酒は程々にしてくださいね。」 京太郎「……家に着きましたよ。」 健夜「んー?なにしてるの?」 京太郎「え、なにしてるのって……」 健夜「上がっていかないの?」 京太郎「……まだ相当酔ってますね。」 健夜「……お酒はもう抜けたよ。」 京太郎「……健夜さん。」 健夜「……京太郎君、姉さんって呼んでくれないんだー」 自然と名前を呼んでいた。 さもそう呼ぶのが当たり前のように。 「さあ上がって。」 「これから私の自慢の『弟』を両親に紹介しなくちゃいけないんだからさ……」 「……お邪魔します。」 「違うでしょ?こういうときは――」 「ああ、そうでしたね。」 『ただいま、姉さん。』 『おかえり、京太郎君。』 【ただいま・おかえり】 京太郎(小鍛治)・健夜「「最後のいっこカン」」
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智葉「よろしく」 純「よろしく」 優希「よろしくだじぇ」 漫「よろしく」 智葉「私が親だな」 智葉(京太郎の試合が気になる。でも試合は本気でいく)ゴゴゴ 智葉(…聴牌。跳満は固いが…先制しておくか) 千刀一閃verRe 発動! 純(……聴牌はするが冒険はできないか) 漫(…須賀君みたいやな) 優希(東場の私が負ける訳ない!) コトン… 智葉「ロン、四暗刻単騎。48000だ」 優希「なっ!」 智葉(…3倍満だな) 純(…岩手の時みたいだ) 漫(あれは…とめられんで) 優希(…振り込まないようにしないと) 智葉「ツモ!12100オール!」 智葉(…とりあえずあがる) 漫(強すぎるやろ) 優希(あ、あがれない…) 純(……聴牌にはなるんだがな) 智葉「ツモ!1200オール」 智葉(……まだか) 純(おい、なんでこうあがれない) 漫(…皆、ごめん) 優希(まだ諦めない…) 智葉「ツモ、6300オール」 漫(きた…これをあがれば…) 智葉(させるか) 千刀一閃verRe 漫(えっ?なんで…) 優希(また変な感覚がする) 純(…これでいい) コトン… 智葉「ロン!25200」 智葉(あと三回あがる) 純(おいおい…まじでしゃれになんねぇ…) 漫(振り込まないようにしないと…) 優希(私のおハコをとられてる) コトン… 智葉「ロン、11700の五本付だ」 智葉(誰もあがらせはしない) 千刀一閃発動! 優希(これであがれるはず!) 漫(振り込まない…振り込まない) 純(これで…) コトン 智葉「ロン!36000の6本付けだ」 優希(こんどこそ…) 智葉(させるか…) ジークリンデ発動! 優希(手が進まなくなった…) 純以外「聴牌!」 智葉(そろそろ終わらせるか) 千刀一閃発動 純(不味いこのままだと…) 漫(振り込まなかったら勝てる…) 優希(ぶ、部長…) コトン… 智葉「ロン!36000の7本付け」 優希「ふわぁ…」涙目 智葉 321000 純 24400 優希 -16500 漫 81400 辻垣内智葉が勝ちました。 準決勝は臨海と姫松が進出します。 京太郎「やっとインタビューが終わった…皆は対策がいるとかでホテルに籠ったしな…どうしようか。てか結果どうなった?」ぶらつき すたすた… 衣「……」走って行き 京太郎「衣?」後を追う ーーーーーーー 京太郎「ここって…龍門渕の控え室だよな」 ハギヨシ「お待ちください」 京太郎「あっ、お久しぶりです」 ハギヨシ「はい、お久しぶりです。今、お嬢様達にお会いにならないでください」 京太郎「理由はなんですか?」 ハギヨシ「試合の結果を知らないんですか?」 京太郎「ええ、さっきまでインタビューでしたから……臨海にやられたんですか?」 ハギヨシ「……」 京太郎「…そうですか。不躾ですいませんでした。俺はこれで失礼します」 ハギヨシ「ありがとうございます」 ガチャ… 京太郎「えっ?」 ??「……」 衣「義兄様?」 京太郎「おう…」 衣「義兄様…」涙目 京太郎「ちょ、どうしたんだよ」 衣「うわぁぁぁん、ごめんなさい…約束を守れなくて…ごめんなさい」 バタ…ギュ…しがみついてきて 京太郎「泣かなくていい…約束は東京で会うって事だっただろ」 衣「でも…でも…」 京太郎「でもじゃない…それに東京で会えただけで俺は嬉しい」 衣「…ぐす」 京太郎「よくここまできたな」 衣「……」服に顔を埋める 京太郎「……」 ーーーーーー! 30分後 京太郎「つまり先鋒で清澄がとんだのか?」 純「ああ…辻垣内一人に全員がやられたい放題だった」 京太郎(智葉さんか…) 純「情けない…合宿までやってこの様だ」 京太郎「……」 京太郎「……敵はとります」 純「えっ?」 京太郎「宮守が臨海を倒します」 純「本気で言ってるのか?あれは別格だぞ?」 京太郎「嘘はいいません。例え臨海が強くても俺たちも強いですから…まあ、俺じゃなくてシロ達が戦うんですがね」 純「ふん、なんだそれ」笑い 京太郎「自慢です、俺の仲間の」 ーーーーーーーー 京太郎「誰と話そう」 一「京太郎、後ででいいから久にメール打っといてあげてね」 京太郎「…そうですね、清澄の皆にも連絡しておきます」 一「うん、そうするといいよ。あと私にもこまめに連絡してくれると嬉しいな」 京太郎「します。さしてもらいます」 一「ありがとう。あと……男子個人おめでとう」 京太郎「あ、ありがとうございます」 一「あとでお祝いのメール送ってあげるからね」小声 京太郎「楽しみにしてます!」 夕方 ホテル 京太郎「……あとで試合だけみておくか」 京太郎「ぶらついてみるか」 京太郎(…智葉さんか。シロなら大丈夫だと思うんだけどな)歩いていて 玄「あっ…」 京太郎「あとでメールしておくか」 玄「あ、あの」 京太郎「…宮守の一回戦は明日からだよな」 玄「す、須賀君!」 京太郎「は、はい!あっ、松実さん」 玄「どうかしたんですか?」 京太郎「いや、臨海の先鋒の対策を考えてて」 玄「…辻垣内さんですよね。今日の試合凄かったから」 京太郎「ええ…交流のあった長野二校が敗退しましたから。宮守の皆には絶対に勝って欲しいんですよ」 玄「…私も明後日に戦うから頑張らないと」 京太郎「頑張ってください。チープな言葉ですが俺にはそれしか言えません」 玄「ぜ、ぜんぜん大丈夫です!寧ろありがとうございま!」 京太郎「えっ?」 玄「男子最強に頑張ってと言われたら十分に励みになります!」 ?京太郎「そんなに対した事じゃないんですがね」照れ臭そうにして 玄「それにお姉ちゃんが須賀くんのおかげで元に戻ったから」 京太郎「…それってどう言う事ですか?」 玄「少し前までお姉ちゃんは少し不安定だったんです…暖かくない、寒いって。前までそんな事は無かったのに急にそうなって…心配してた」 京太郎(……俺のせいと言えない) 玄「でも昨日から須賀くんに会えたから大丈夫って言って前みたいに戻ってくれて…私は妹なのに何も出来なかったけど、須賀くんはお姉ちゃんを助けてくれた」涙目 京太郎「あ、あの…」 玄「これで二回目だよね。本当にありがとうございます」頭を下げているが泣いていて 京太郎「……俺に謝られる資格はない」 玄「えっ?」 京太郎「……」 玄「…それでもだよ。私達は君に助けられたんだから」 京太郎「でも…」 玄「でもじゃないよ。須賀くんって大人だとおもってたけど案外子供なんだね」 京太郎「まだ高1ですから」 玄「そうだったね。そう見えないから忘れてたよ」 京太郎「よく言われます」 玄「良かったら私たちの部屋に来ないかな?」 京太郎「いや流石に他校の部屋に行くのは」 玄「でもお姉ちゃんは須賀くんの部屋に行ったって…」ニコニコ 京太郎「うっ、それは…」 玄「それにお礼もしたいし」 京太郎「わ、わかりました…でも直ぐに帰りますよ?」 玄「うん。私達も夜からまた荒川さん達と打つから大丈夫だよ」 コンマ判定ぞろ目確定 部屋 玄「ただいまー」 宥「おかえり…あれ京太郎君?」 京太郎「どうも」 玄「さっき偶々会ったから誘ってきたの。お姉ちゃんも嬉しいよね?」 宥「う、うん…でも予定とか大丈夫なのかな?」 京太郎「それは大丈夫です。宮守の皆は対策をしてますし、俺はもう大会が終わりましたから」 宥「あっ……男子個人優勝おめでとう」ニコ 京太郎「あ、ありがとうございます。宥さんに言われると少し照れるな」 宥「そうだったら嬉しい…お茶淹れるね」 玄「冷たいのを…」 宥「冷たすぎるとお腹が冷えるから少しぬるいのにしとくね」 玄「うん」 ーーーーーーーーーー コンマ判定全カット? EXEDとEDを省略 ーーーーーーーーーー 京太郎「明後日の試合を頑張ってください。応援してますから」 玄「おまかせあれ!」 宥「慧宇ちゃんとは本気で打つから大丈夫」ニコニコ 京太郎「それならいいです。それじゃあ俺はこのへんで」 スタスタ… 宥「京太郎くん」 京太郎「はい?」 宥「例えこの感情が作られた物でも…私は京太郎君を愛してるから」 京太郎「っ!」 宥「ねぇ、玄ちゃん」 玄「わ、私は……その…」カァァ 京太郎「…俺は一人を選べない人間ですよ?」 宥「私は愛してくれるだけで嬉しい…京太郎君はあったかいから」 京太郎「………だから年上は苦手なんだ」あたまをかいて 宥「いつもそれだね」 京太郎「えっ?……そうですよ。悩んでるのが馬鹿らしくなります」ドアの前まできて ガチャ…ドアを開けて 京太郎「……待っててください。ケジメがついたら迎えにきます」 宥「うん待ってるよ。いつまでも」 バタン… 夜1. 京太郎「……」 京太郎「皆と合流しよう」 ーーーーーーー 京太郎「あれ、シロと胡桃はいないの?」 塞「うんなんか用事があるって」 エイスリン【密談の絵】 京太郎「密談か…」 豊音「私達も明日から試合だからはやく休もうかなって」 京太郎「そうなのか、ごめん」 豊音「うんうん、大丈夫だよ。京太郎は仲間なんだから」ニコ 塞「そういえば京太郎、改めて男子個人優勝おめでとう」 京太郎「おう、ありがとう」 塞「それにしても凄かったね…役満二回は流石にかわいそうになった」 京太郎「いやまあ…仕方なかったんだ。全力でやったらああなった」 塞「京太郎らしいね……どうだった?優勝した瞬間は?」 京太郎「……嬉しさが込み上げてくると思ったんだが実感できないんだ。あっけなかったんだなって」 塞「…たぶん寝る前くらいに実感すると思うよ」 京太郎「そうかな?」 塞「そうだよ」 京太郎「…そうか寝る前か」考えにふけて 塞「あとこれは私の優勝祝い」 京太郎「えっ?」 チュ…頬に 塞「嬉しいでしょ?」ニコ 京太郎「お、おう…」真っ赤になりながら頬をさすり 塞「忘れたら駄目だよ?私だって京太郎が好きなんだから」 京太郎「…ああ、わかってるさ」 ーーーーーー 夜2 京太郎「帰り道に視線を感じた…」 京太郎「栄養素ドリンクを買いにいくか」 コンビニ 京太郎「…レッドブルを飲むと三倍の力で動けると聞いた事があったな」 竜華「また会ったな」 京太郎「あっ、竜華さん。昨日ぶりです」 竜華「レッドブルって…やっぱり疲れてるの?」 京太郎「いや、男子個人も優勝できたし久しぶりに飲もうかなって」 竜華「それってお酒とかに言う事やで。栄養ドリンクを持ちながら言わへん」 京太郎「そうかな?お酒なんかよりも結構好きなんだけど」買い物カゴを見ながらいい 竜華「そうやで」 京太郎「俺はこれを買って終わりですけど…竜華さんはどうしますか?」 竜華「もう少し買い物してこかな。お菓子が無いとトキが拗ねるし」 京太郎「トキさんならいいそうですね」 竜華「そうやろ」 ーーーーーーーー 就寝前イベント 京太郎「…大量のメールがきたな。義姉さん達のメールが一番濃かったがな」 ♪ー 京太郎「またか!」 From 竹井久 会いたい 京太郎「久からか…」 京太郎「電話したいけど深夜前だしな…どこで会うんですかと。たぶん理由は臨海に負けた事だろうな」 From 竹井久 京太郎の部屋…私の部屋でもいい 京太郎「……」 京太郎「…大量のメールがきたな。義姉さん達のメールが一番濃かったがな」 ♪ー 京太郎「またか!」 From 獅子原爽 男子個人優勝おめでとう! 試合を観てましたが凄すぎて反応できませんでした… インタビューを受けてる姿もかっこよかったです! 京太郎「…ありがとうございます。爽さんにそう言ってもらえると嬉しいですと」 From 獅子原爽 わ、私なんかが言って喜んでくれるなら本当によかった… 今日は疲れたと思うのでゆっくり休んでください。 おやすみなさい。 メール、1番下 愛してます、京太郎君。 本当にかっこよかったです。 画像添付 京太郎「画像?」画像を開いて 京太郎「……はっ、予想外過ぎて意識がとんでしまった」 ーーーーーーー 爽「よ、喜んでくれるかな…裸だと引かれると思ったからネグリジェにしたけど…ああーでも…爽さんに言われると嬉しいか……私もそう言ってもらえると嬉しいな」じたばた 成香「またベッドでじたばたしてます…」 ーーーーーーーーー 早朝 京太郎「…目が覚めてしまった」 京太郎「朝ごはんにするか…」 京太郎「とりあえず出たのはいいがどうしたものか」歩いていて セーラ「あっ…京太郎や」少し離れた所から京太郎を見つける ダッ…走り 京太郎「足音?」振り返り セーラ「京太郎!」抱きつこうとしていて 京太郎「せ、セーラ!」 バッ…受け止める セーラ「久しぶりやな、京太郎」 京太郎「あの時以来ですね」 セーラ「そうやで、私は連絡待ってたのに京太郎は連絡くれへんもん」乙女モードverジャージ 京太郎「そ、それは連絡先を知らなかったから…」 セーラ「怜とはネトマとかしてたのに?」 京太郎「あぅ…すいません」 セーラ「でもまあ、許したる」 京太郎「えっ?」 セーラ「こうしてまた会えたんやから。」ニコ 京太郎(か、可愛い…) セーラ「それに京太郎にはお祝いを言わなあかんし。全国男子個人優勝おめでとうな」 京太郎「あ、ありがとうございます」 セーラ「何かあげれたらいいんやけど……なんもないねん」しょぼくれて 京太郎「その気持ちだけで嬉しいですよ」セーラを見ないようにしていて セーラ「…エッチやな京太郎は」汗で色気がでていて 京太郎「す、すいません!」 セーラ「女をそんな目でみたあかんで……まあ、私やったらええけど」 京太郎「えっ?」セーラの方を向き セーラ「京太郎の前では女やからな」少し照れていて 京太郎「……可愛い」 セーラ「あ、当たり前やろ!京太郎の好みに合わせてるんやから!」 京太郎「えっ、あ、その…」テンパる セーラ「冗談や、冗談。正面からの言葉には弱いんやから。それじゃあ、私はもう行くから」 京太郎「き、気をつけてください」 セーラ「わかってる」走って行く 京太郎「ギャップが凄い」 朝 京太郎「…結局食べれていない」 京太郎「とりあえず外に出るか…ホテルの中は負の空気で渦巻いてるからか。……久達大丈夫かな」 京太郎「迫る、ショッカー」鼻歌を歌っていて 竜華「何歌ってんの?」 京太郎「いや、ショッカーって偉大だなって…あっ、竜華さんおはようございます」 竜華「ショッカーってやられ役じゃないん?」 京太郎「俺も詳しくは知らないんだけどな…。やられ役がいるからライダーはかっこ良いんだ」 竜華「ライダーがあんまり好きに聞こえへん言い方やな」 京太郎「…秘密です」 竜華「なんで嫌いなん?」 京太郎「正義の味方は誰も助けてくれないから」虚ろな目で 竜華「えっ?」 京太郎「……なんでもないです」 竜華「…助けて欲しかったん?」 京太郎「…秘密です」 竜華「ならうちが助けたる」 京太郎「はっ?」 竜華「助けて欲しいんやろ?」 京太郎「……」 竜華「京太郎には助けてられぱなしやからな…それでお互い様や」 ギュ…手を繋ぎ 京太郎「…期待せずに待っときます」 竜華「期待しときや。うちは助けるって言ったら助けるからな」 Gyaaaa… 京太郎「…なんだ今の?」 竜華「どうかしたん?」 京太郎「いや、なんでもない」 昼1. 京太郎「シロ達の試合をみようとていたらシロが真面目に打ってる。てか槍が成長してる…な、なにがあった」 京太郎「シロ達に会いに行きたいが…どうしたもんか」 京太郎「……差し入れを買って誤魔化すか」 売店 京太郎「えっと…お菓子を適当に」ラスト一個のクッキーの箱を手にとり 誠子「あっ、それ」 京太郎「えっ?」振り返り 誠子「いやなんでもない……」 誠子(なんで岩手の大魔王がいるんだ?)クッキーをみていて 京太郎「……これどうぞ」 誠子「えっ?でも最後のだし…」 京太郎「別にいいですよ。他のを買いますから」手渡し 誠子「あ、ありがとう」 京太郎「どういたしまして」 昼2 京太郎「……どうしたものか」 選手控え室廊下 いちご「ご主人様?」 京太郎「えっ?」 いちご「久しぶりじゃの」 京太郎「えっと…あの…」 いちご「あの時は言えなかったが今なら言える…ありがとう。助けてくれて」 京太郎「え?」 いちご「ちゃんと聞いてた…カラオケボックスで起きた事を全部」 京太郎「ぜ、全部ってもしかして…」 いちご「うん。瑞原さんや石戸さん達に話をつけてくれた事…」 京太郎「うっ…」 いちご「ちゃちゃのんは約束を守るから」 京太郎「約束?」 いちご「うん。トップアイドルになったらちゃんとご主人様の所に行くから」 京太郎「ご主人様ってまさか…」 いちご「ちゃちゃのんの事を奴隷にしてくれるんじゃろ?」 京太郎「ちょ、ちょっと待った。そ、それでいいのか、あの日にしか会ってないんだぞ!」 いちご「構わないよ。ちゃちゃのんは知ってるから」 京太郎「知ってるって何を?」 いちご「……ご主人様の秘密。全部、瑞原さんに聞いた」 京太郎「はやりさんか…」 いちご「だから大丈夫。ちゃちゃのんはご主人様と居るって決めたの。あの日、ご主人様が送ってくれた日に」 京太郎「……」 いちご「…私は貴方の為に生きるよ」 京太郎「……」 京太郎「…はやりさんに何を聞いたかは知らない。だが俺はあんたを襲おうとした屑だ。そんな事を言ったらいけない」 いちご「その屑がちゃちゃのんを助けてくれたんじゃ…ならちゃちゃのんはその屑に尽くす」 京太郎「…そんな理屈あり得ないだろ」 いちご「ありえるんじゃ…ちゃちゃのんは京太郎の事が大好きじゃから愛しちょる。出会いは最悪じゃったがこの気持は最高じゃけん…」 京太郎「だからそれは…」 ギュ…いちごが京太郎を抱きしめて顔を向かい合わせて チュ…クチュ…クチュ… いちご「ぷはぁ…偽物なんかじゃない。私は君を愛してるから」 スッ…バタバタ…走って行く 京太郎「……なんなんだよ。はやりさんの馬鹿野郎」 夕方 京太郎「疲れた」 京太郎「とりあえず皆と合流しよう」 ホテルA 白望「試合観てた?」 京太郎「観てたぞ。槍を滅多打ちしてたな」 白望「…京太郎のせい」 京太郎「俺はなにもしてないだろ」 白望「…京太郎が悪い」じとめ 京太郎「お、俺は悪くない…はず」 白望「…明日はどうするの?」 京太郎「二回戦だろ?もちろん応援するぞ」 白望「どこで?」 京太郎「皆と同じ部屋か観客室かな」 スッ…京太郎にもたれかかってきて 白望「あんまり他校に色目使わないでね…」 京太郎「そんなつもりは…」 白望「佐々野とキスしてた…パンツも前に持ってたし」 京太郎「ごめんなさい」 白望「許す…だるいから」 京太郎「これってあれだな不倫がばれた夫と妻の図だな」 白望「……馬鹿」 京太郎「えっ?」 白望「明日頑張るから…」 京太郎「応援するぞ」 白望「勝ったらご褒美ちょうだい」 京太郎「それだったら俺だって男子個人のお祝いを…」 チュ…皆には見えないように口を防がれて 京太郎「し、シロ!」小声 白望「明日、期待してるから…」 腕に抱きついて寝始める 京太郎「あぅ……勝ったらな」 白望「勝つよ」 夜 京太郎「……どうしようかな」 京太郎「ホテルをみてみるか」 京太郎(清澄の誰かに会うと思ったんだけどな…) 桃子「あれは…京太郎?」 スタスタ…近づいてきて 京太郎「あれモモじゃないか久しぶり」 桃子「わ、私が見えるっすか?」 京太郎「見えるも何もずっと見えてるだろ」 京太郎(あのチョーカー…まさかな) 桃子「やっぱり京太郎だけっす!」 ギュ…抱きついてきて 京太郎「急にどうしたんだよ?」 桃子「…ステルス力が増して前より皆に見えなくなったんすよ」 京太郎「それは不味くないか?」 桃子「あんまり変わらない…でも京太郎が見えなくなってたらどうしようとは思ったっす」 京太郎「…大丈夫だ。俺はモモが視えるからな」 桃子「…そうっすね。やっぱり私には京太郎だけっす」ボソ 京太郎「えっ?」 桃子「そういえばまだお祝いをしてなかったっすよね?」 京太郎「お祝いってなんだ?」 桃子「全国優勝のお祝いっす」 京太郎「いや別にそんな事をしなくても…」 桃子「大事な事っすよ!」 京太郎「…そうかなら貰おうかな」 桃子「……」 桃子「なら丁度良いものがあるから私の部屋にくるっす」 京太郎「流石に部屋に行くのは不味いだろ」. 桃子「大丈夫っすよ!さあ、はやく」引っ張って行き 京太郎「ちょ、モモ!」 ーーーーーー 部屋前 京太郎「俺はここで待っとく」 桃子「なにいってるっすか。はやく入るっす」 京太郎「いや他校の男子が個人戦の選手の部屋に入るのは…」 桃子「私に助べえな事をするつもりっすか?エロ本みたいに?エロ本みたいに?」 京太郎「…そんなつもりはないが間違いは起きる可能性はある。一応その…俺はモモを一回振ったから」 桃子「っ…私は京太郎になら襲われてもいいっすよ?」 京太郎「モモ!遊びでそんな…」 桃子「遊びじゃない!私は本気!」 京太郎「……」 桃子「断らなくなったんっすね」 京太郎「…色々とあったんだよ」 桃子「岩手の人達が羨ましいっす」 京太郎「…ごめんな」 桃子「とりあえず入るっすよ。直ぐに済むっすから」 京太郎「駄目だ」 桃子「もう強情っすね…ならとってくるっす」 ガチャ…部屋に入る ガチャ…部屋から出てきて 桃子「これっす!」石ころを見せて 京太郎「…石?」 桃子「ただの石じゃないっすよ。妹尾先輩が拾った石っす」 京太郎「…つまりなにか?特別な力があるって事か?」 桃子「そうっす」 京太郎「…ありがとうもらっとくよ」 桃子「はいっす…あとこれが本命っすよ」石を見るために京太郎の顔は下を向いていて チュ… 桃子「マーキングっす」 京太郎「あっ…モモ!」 桃子「それじゃあ私はもう寝るからお休みなさい」真っ赤 ガチャ…部屋に逃げて行く 京太郎「ああもう…可愛すぎるだろ」 ーーーーーーー 桃子「やっぱり京太郎が一番っすよ…ねえ、妹尾先輩」 佳織「すぅ…」寝ていて カピー「パカパカ(平穏じゃないな」 京太郎「いやまあ、色々と大変だ」 カピー「パカパカ(願いで世界創生ができると知ったら余計悩むんだろうな」 京太郎「…そうだ、これを貰ってきたんだけどなんだと思う?」石を見せて カピー「…誰に貰った?」 京太郎「モモ経由の妹尾さんが拾ったらしい」 カピー「…幸運か。面倒な物を拾って主に託したな」 京太郎「それでこれはなんなんだ?」 カピー「パカパカ(答えたくない」 京太郎「カピー、それは無しだろ」 カピー「パカパカ(……それは運命石だ」 京太郎「運命石?なんだそれ?」 カピー「パカパカ(……潰していいか」 京太郎「…そんなにやばいのか?」 カピー「パカパカ(…自分の負の遺産などみたくはないだろ。教えてやろう、これはな結果をだけを残す石だ。過程はもう終わった事になり、結果だけを示す」 京太郎「……俺にわかりやすく説明してくれ」 カピー「パカパカ(ふん。使われたくないから教えん」 京太郎「ケチめ」 カピー「パカパカ(なんとでもよべ」 就寝前 イベント 京太郎「…なんだろう、いろんな人からメールが来る」 From 松実宥 今日はまた荒川さん達と麻雀を打ちました…荒川さんが京太郎君の事を探してたよ。 そっちはどうだった? 京太郎「こっちも今日は忙しかったですよっと…」 From 松実宥 そうなんだ。身体には気をつけてね。優勝して気が抜けて体調を崩したらダメだからね 京太郎「気をつけます。宥さんも気をつけてくださいね」 From 松実宥 私は大丈夫。京太郎君が応援してくれるならあったかいから。 夜遅いからもうこれでするね。お休みなさい。 愛してる、京太郎君 京太郎「……」鼻血がでていて ーーーーー 宥「明日、頑張らないと…慧宇ちゃんには負けられない」 早朝 京太郎「ふわぁ…」あくびをして 京太郎「…少し走るか」 ーーーーーーーー 京太郎「ふぅ…」適度に汗をかいていて 爽「あっ、京太郎君だ」 京太郎「あっ、爽さん」 爽「トレーニングですか?」 京太郎「はい。身体を動かしておこうかなって」 爽「そうなんだ…汗の処理だけは気をつけて」 京太郎「はい。風邪だけは笑えませんから」 爽「あっ…ハンカチがあるんで少しだけなら」 スッ…汗をふき 京太郎「す、すいません!あのそれはあらって返しますから…」 爽「大丈夫だよ。それよりもシャワーにきちんと入ってくださいね」 京太郎「は、はい…」 爽「あと…無理かもしれませんが良かったら今日の試合を応援してくれると嬉しいです」 京太郎「それは…」 爽「無理ですよね…すいません、こんな事を言って。それじゃあ私はこれで」 スタスタ… 京太郎「爽さん!」 爽「はい?」 京太郎「…頑張ってください」 爽「…は、はい!」満面の笑み 朝 京太郎「どうしたものかな」 京太郎「差し入れを買って皆と合流しようかな」 ホテルB売店 京太郎「…ポテトチップスと後はそうだなこれとかもいいかな」 佳織「あっ、須賀君」 京太郎「うん?妹尾さんお久しぶりです」 佳織「本当に久しぶりだよ。男子個人優勝おめでとう。すごくかっこよかったよ」 京太郎「ありがとうございます。妹尾さんも個人戦頑張ってくださいね」 佳織「うん…強い人はいっぱいいるけど頑張るよ」 京太郎「そういえばモモから妹尾さんが拾った石を貰ったんですが返しましょうか?」 佳織「石?ああ、あれなら良く拾うから大丈夫だよ」ニコニコ 京太郎「えっ?」 佳織「御守りみたいなものだから。いつも拾って良い事があったりすると消えちゃうの」 京太郎「良い事?」 佳織「うん。飴が食べたいとか小さな事なんだけどね」ニコニコ 京太郎(…間違いなく妹尾さんだからそれで済んでる気がする) 昼1. 京太郎「いよいよだな…」 豊音「シロなら大丈夫だよー」 エイスリン「大丈夫」 胡桃「そうだね」 塞「シロなら問題ないよ」ニコニコ 京太郎「…なんかなれてないか?」 一同「信頼してるだけだよ」 会場 白望「よろしく」 成香「よろしくお願いします」 煌「よろしくお願いします!」すばら 小蒔「よろしくお願いします」 小蒔(眠くなってきた……) 天津日高瓊瓊杵尊 憑依 白望(ダルい…一番強いのがきた) 白望(とりあえず親をやめさせないと…) 最善を引き当てる者発動! 成香(いい感じです…) 煌(悪くない手牌…すばらです!) 小蒔「……」 白望「ツモ、2000.4000」 白望(京太郎の槍!……防げない!) 成香(まだまだチャンスはあります!) 煌(攻めていきます!) ザシュ×3 小蒔「ツモ、8000.16000」 白望(不味いこのままじゃ勝てない…) 煌(まだまだ大丈夫) 成香(…これで聴牌、素敵です!) コトん… 小蒔「ロン、7700です」 白望(槍の効果がまだのこってる…京太郎) 成香(ま、まだ大丈夫) 煌(これかれですよ!) コトん 小蒔「はっ、寝てました!それロンです…えっと1000点です」 白望(ここからが勝負…ラス親じゃなかったら…) 白望(最後の時にツモアガリだけはさせられない…) 白望「ちょいタンマ」 革新者発動! 白望「こっちを切る…」 開闢の槍起動! 成香(南入り…これから) 小蒔(あの槍は危険ですね…) 煌(これでどうですか?) コトん…ザシュ! 白望「ロン、24000」 白望「ちょいタンマ…」 革新者発動! 白望「少しへんだけどこっちで」 開闢の槍起動! 成香(聴牌できてるのに上がれない…) 小蒔「……」 煌(まだまだ…まだ諦めませんよ!) コトん…ドス… 白望「ロン、四暗刻単騎、32000」 煌「っ…」涙目 白望(槍できなかった…) 煌(……捨て駒まかされました)涙目 成香(これで…) 小蒔(……) 白望「ツモ、2000.3900」 小蒔「おいでませ…終焉の時」ゴゴゴゴゴ… 神々の黄昏発動! 成香(せ、先輩より怖い…)がくぶる 煌「ヒッ!」 白望(きた…でも私は負けない) 白望「…ちょいタンマ」 最善を引き当てる者発動! ??「人の身で我らを防ぐか」 白望(……これでいける) 小学「……」 コトん… 白望「ロン!11700」 白望(凌いだ…後はどこかを飛ばすだけ) 小蒔(はっ…寝てました…頑張らないと) 煌(連荘させるかさせないか…迷うところです) 成香(オーラス連荘…嫌) コトん… 白望「ロン、12000」 白望(……まずまず)槍の完成 小蒔(このまま逃げ切る) 煌(……つらいですね) 成香(これなら大丈夫のはず…) コトん…ザシュ… 白望「ロン、12600」 白望(削って行く)槍の完成 小蒔(このまま…大丈夫) 煌(聴牌できない…) 成香(どうすれば…) コトん…ザシュ… 白望「ロン、12900」 白望(…槍ができない) 小蒔(あがれません) 煌(……) 成香(…ごめんなさい)涙目 白望「ツモ、8000の四本付け」 白望(…はやく終わらないかな) 成香(……)涙目 煌(諦めません…) 小蒔(これで聴牌) コトん…ザシュ 白望「ロン、11700の5本場」 白望(永水にはここで負けて欲しい……狙うか) 成香(…が、がんばらないと) 煌(あきらめませんよ) 小蒔(これで…役満です!) コトん…ザシュ 白望「ロン、37800」 白望(…失敗した?) 小蒔(…力が出ません) 成香(……負けない)涙目 煌(まだまだ…) 白望「ツモ、8700オール」 煌(……誰もとばさせません!) すばら発動! 白望(邪魔はさせない) 時を超えた絆発動 一同「聴牌」 煌(諦めませんよ!) すばら発動! 白望(目障り…) 怠惰の真髄発動! 成香以外「聴牌」 成香「ノーテンです」 白望(やっとできた…)槍成功 煌(諦めませんよ) すばら発動! 開闢の槍により封印します。 白望(少し黙ってて) 小蒔(これで…) コトん…ザシュ… 白望「ロン、八連荘だから48000」 白望 役満 ロン 対象 成香 小蒔(聴牌…これで二位にはなれる) 白望「ちょいタンマ…」 革新者発動! 白望(……)槍完成 煌(力がでない…) 成香(これで…) コトん…ドス… 白望「ロン、国士無双.50700」 白望 415100 成香 -29900 煌 6900 小蒔 7900 宮守が勝利しました。 宮守と永水が二回戦進出です。 アナウンサー「これはどういう事なのでしょうか…」 はやり「まさに岩手の大魔王だね☆」 アナウンサー「嬲っているように見えたのは私だけでしょうか?」 はやり「それはどうかな☆小瀬川選手は神代選手の猛攻を防いだから嬲ってはないよ☆」 アナウンサー「ですがオーラスを上がった時点で連荘するのはどうなのでしょう」 はやり「それこそ外野だから言えるんだよ☆全国大会なのに勝つチャンスを逃してどうするの☆」 アナウンサー「それは…」 はやり「褒められる事はあっても貶される事は無いよ☆少なからず小瀬川選手の背中には一回戦で負けた高校の県と岩手県の麻雀部の高校生の期待がかかってるからね☆」 アナウンサー「…そうですね、私が間違っていました」 はやり「解ってくれたらそれでいいよ☆」 廊下 白望「…」 京太郎「…お疲れ様。疲れただろ」 白望「うん…永水はやっぱり強い」 京太郎「全国区の魔物だからな」 白望「怒ってないの?」 京太郎「……半分は怒ってる。でもシロは本気だったから仕方ない」 ギュ…おんぶ 京太郎「次はスマートに勝てよ」 白望「…善処する」 京太郎「これでシロも岩手の大魔王だな」 白望「お揃いだね…」 京太郎「そうだな。夫婦みたいだな」 白望「…悪くない」ボソ 京太郎「……今のやっぱり無しにしてくれ恥ずかしい」 白望「いや」 京太郎「…しかたないか」 一位臨海 二位姫松 三位白糸台 四位阿知賀 負けた。 「決勝進出を決定したのは臨海高校と姫松高校だ!」 テレビから聞こえてくるソレは私が思ってたものとは違う。 「すまない…照」 親友が泣いて私に謝る。何故泣いて謝るの菫? 「私がもう少し稼げていたら…」 大好きなお茶に涙を落としながら後輩が私に謝る。何故そんな顔をしているの? 「私が悪いんです…」 普段ボーイッシュな後輩が悔しさから泣いている。誰も責めてないのに。 ガチャ… 扉の方を向くと淡が必死に涙を堪えて立っていた。泣きたいはずなのに身体小さく震わせながら立っていた。 「おいで」 私はそう言って淡を呼ぶ。泣きたい時には泣かないといけない。 「でも…」 その場から動かない淡を見て私は彼女に近づいて抱きしめた。 「頑張ったね」 私が唯一かけてあげられる言葉。この場に居る誰もに贈る言葉。 「ご、ごめんざい…負けちゃった…本当にごめんざい」 私の胸に顔を埋めて淡は泣き崩れた。それを火蓋に皆が一斉に泣き始める。私以外の皆が泣いていた。 「良いんだよ…頑張ったんだから」 本当は泣きたいはずなのに…泣くべきなのに私の頬が濡れる事はなかった。 私はまた勝つ事ができなかったのだから…流す涙はもう何処にも無かった。 選手控え室廊下 「照」 振り返るといつも通り彼がそこにいた。 「……久しぶりに飯でも行くか」 そう言って彼は立ち止まったまま私に聞いてくる。 「……お腹空いてない」 「そうか…」 沈黙が生まれる。彼は私を励ましにきたのだろうか?私はこれから先に何が起こるかを知らない。私の記憶はいつもここで終わっている。 「ごめんね、京ちゃん…負けちゃった」 自分でも驚くほどに簡単にその言葉が出た。1番知られたくない筈なのに私は彼にそう告げたのだ。 「知ってる試合を観たよ」 彼はそう言ってゆっくりと私に近づいてくる。いつも歩くスピードより少し遅い位のスピードで。 「ごめんね…約束を守れなかったや」 胸が熱くなる。皆と居ると時には何も無かったのに私の胸の中が段々と熱くなっていく。 「臨海の辻垣内さんと阿知賀の 松実さんが強くて飛ばせなかった」 顔が下を向く。言い訳だとわかっているのに言葉を紡いでいく。私はこの時に気がついた…私は負けた事が悔しいのだ。 「そうか」 彼の言葉がさっきよりも近づいてくる。全てを知ったあの時に誓った約束を私は果たせなかった。なのに彼は私に歩みよる。 「…本当にごめんね」 「バカだな…謝る事なんて何もないだろ」 彼はそう言って私を抱きしめた。いつもより少し強引に力強い。 「俺の方こそごめんな…3年間一人にして」 何を言ってるんだろう…白糸台を選んだのは私の意思だ。京君が謝る事なんて何もない。 「ずっと照が頑張ってた事を知ってた。あの約束の為だって事も」 抱きしめられる力がまた強くなるそれと同時に私の肩に水滴が落ちてきた。顔を少しあげると彼が泣いていた。 「俺も男子最強になったから…これで対等だ。だから泣いて良いんだ」 泣いて良い?私が?でももう流す涙なんて… 「感情を抑えなくていいんだ…もう俺達は鏡合わせじゃなくていいんだ。やっと…やっと俺は照に追いついた。もう頑張らなくていいんだ」 頑張らなくていい?でもそれじゃあ京ちゃんがまた独りぼっちになっちゃうよ? 「大丈夫だから俺はもう照の隣に立てるから。もうゴールしていいんだ」 「本当にいいの?」 意思とは反して口がうごく。 「ああ、いいんだ」 五年前に彼を初めて鏡で観て辿り付いた真実。 「もう頑張らないよ?」 「大丈夫だ。もう十分に頑張った」 彼は知らない。本当の真実を…だから私は彼に約束した。 「もう京ちゃんの事を護ってあげられないかもしれないよ?」 「次は俺が照を守る番だ」 健夜さんや良子さんすら彼を本当の意味では理解してなど居なかった。 「ならもうゴールしていいよね?」 「していい。約束は守られたんだから」 彼は真実を知らないまま生きていく。それはとても不幸なのかもしれない。でもそれが誰も傷付く事のない唯一の方法。 「…ごめんね、京太郎」 「謝らなくていいって言ってるだろ」 違うんだよ京ちゃん…私はこれから先ずっと京ちゃんに隠し事をして生きていく。 「本当にごめんね」 胸の熱さが目頭にくる。 「許すから…俺は照の事を許すよ」 頬を伝う涙は誰の為でも無く、自分を抱きしめてくれている愛しい男に対する贖罪の涙だった。
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朝 京太郎「っ…良く寝た。あれシロも起きてたのか?」 白望「うん…さっき起きた」 京太郎「そうか。とりあえず準備したら朝御飯だな」 白望「うん」 京太郎「……なんかあったのかシロ?」 白望「なんで?」 京太郎「幸せそうだから…」 白望「幸せだよ?」首を傾げて 京太郎「ああ、もうそうじゃなくて」 白望「京太郎は幸せじゃないの?」 京太郎「えっ?いや、その…幸せだけど」 白望「同じ」 京太郎「なんか違うんだけどな…」 白望「京太郎」 京太郎「なんだ?」 白望「…おんぶ」 京太郎「…いつものシロだな」 昼1. 京太郎「どうするんだ?」 白望「……」 白望「観光しよう…怠いけど」 京太郎「どこにいくんだ?」 白望「任せる」 京太郎「やっぱりか」 京太郎「ラベンダーでも見に行ってみるか」 白望「うん」 ラベンダー畑 京太郎「綺麗だな…」 白望「そうだね」おんぶ 京太郎「香りもいいし丁度良い時期にきたな」 白望「うん…」 京太郎「売店でお弁当を買って来るからちょっと待っててくれ」 白望「鮭弁当がいい」 京太郎「了解」 ーーーーーーーー 売店 京太郎「鮭弁当と…あれでもシロが鮭食べるって俺が食べさせるんじゃないか?」 爽「気分転換にこうしてくるのも悪くない」 京太郎「俺は幕の内弁当にしておこうかな…」手を伸ばして 爽「お弁当…これでいいか」手を伸ばして ピト… 京太郎「あっ、すいません」 爽「いや此方も…岩手の魔王須賀京太郎!」 京太郎「えっ?」 爽「試合観たよ。能力を抑えてあの実力…打ってみたいと思った」 京太郎「は、はぁ…」 爽「だか今日はリフレッシュの為に麻雀は打てないんだ。残念だ。それじゃあ全国でまた会おう」キリッ スタスタ… 京太郎「な、なんだったんだ?」 白望「どうかしたの?」 京太郎「いや、変な人に絡まれてな」 白望「女?」 京太郎「おお、そうだ。なんかこう天然だった」 白望「可愛かった?」 京太郎「特に。マシンガントークだったからそんな事を思わなかった」 白望「大変だったね」 京太郎「ああ。とりあえず飯にするか」 白望「うん」 京太郎「ところで鮭は俺がむくのか?」 白望「もちろん」 京太郎「だよなー」 夜 京太郎「札幌に帰ってくるのに大分と時間がかかったな」 白望「…昼寝したからしかたない」 京太郎「そうだな」 京太郎「お土産を買って明日の朝に岩手に戻るか」 白望「何を買うの?」 京太郎「白い恋人とかかな」 白望「センスない」 京太郎「うっ…なら生キャラメルとかはどうだ?」 白望「マシになった」 京太郎「手厳しいな」 白望「普通だよ」 ーーーーーーー お土産屋 京太郎「シロにも何か買うか…ついでに俺のも」 白望「何を買ったの?」 京太郎「生キャラメルです」 白望「……」ジト目 京太郎「ま、待てシロにはこれだ」ブレスレットをみせて 白望「…ありがとう」カァァ 京太郎「どういたしまして」 ホテル 白望「一緒に寝る」 京太郎「いや駄目だろ」 白望「……」 京太郎「…襲われたらどうする」 白望「信じてる」 京太郎「都合の良い言葉だ…はぁ、俺の負けだよ」 白望「ありがとう」ニコ 京太郎「本当に知らないからな!」 深夜 白望「京太郎…」小声 京太郎「……zzz」 白望「寝てる…ならいいよね?」 ギュ…抱きしめて 白望「暖かい…」 京太郎「…zzz」 白望「皆には悪いけど…私はもう決めた」 白望「京太郎と居る」 朝 京太郎「……シロが抱きついてて動けない」 白望「…zzz」 京太郎「シロー、起きろー」 白望「うん…おはよう」 京太郎「ああ、おはよう。離してくれると助かるんだが」 白望「…うん」 ギュウ…強くなり 白望「zzz」二度寝 京太郎「寝るな、起きろー」 白望「うるさい」 京太郎「……ごめん」 昼 空港 京太郎「なんだかすぐだったな」 白望「…うん」 京太郎「…また行こうな」 白望「うん」 京太郎「また二人でな」 白望「えっ?」 京太郎「いやだったか?」 白望「そんな事ない」 京太郎「よかった」 マホと衣 衣「見つけた」 マホ「ほぇ?」 衣「義兄様は衣の義兄様なんだぞ!」 マホ「義兄様?京お兄ちゃんの事ですか?」 衣「そうだ!」 マホ「京お兄ちゃんはマホのお兄ちゃんです!」 衣「衣のだ!」 マホ「マホのです!」 衣「…それなら麻雀を決着をつけよう」メラメラ マホ「いいですよ…負けませんから」メラメラ 衣「ちょこざいな…格の差を教えてやろう!」 マホ「マホが勝つんです!」 ーーーーー 衣「なかなかやるようだな」 マホ「そっちも流石、天江さんです」 衣「衣の事を知ってるのか?」 マホ「はい!去年の試合を観てました!尊敬してます!」 衣「そ、そうか…なら特別に衣お姉ちゃんと呼ぶ事を許してやろう!」 マホ「いいんですか?」 衣「ああ、それなら義兄様は皆の義兄様だ」 マホ「か、賢いですね!」 衣「衣はお姉ちゃんだからな!」えっへん マホと美穂子 美穂子「それで京太郎はなんて言ってたの?」 マホ「自分はゲスなんだって」 美穂子「…マホちゃんはどう思ったのかしら?」 マホ「…その時は嫌いでした。でも今は嘘だって思ってます」 美穂子「何故かしら?」 マホ「悲しそうな顔でした。マホが馬鹿だったからお兄ちゃんは困ったんです」 美穂子「…そこまでわかってるなら私は何も言わないわ」 マホ「ダメです…マホは貴女に聞きたい事があるんです」 美穂子「私に?」 マホ「お兄ちゃんは何故、二番目に貴女に話したんですか?」 美穂子「えっ?」 マホ「マホ知ってるんです。美穂子さんはお兄ちゃんの過去を知ってる事を」 美穂子「……」 マホ「教えてくれますか?」 夜 京太郎「帰ってきたぞ、我が家に……マホは明日か…帰ってきてくれるかな?」 カピー「パカパカ(夢屋にあったらしいな」 京太郎「夢屋?あのキグルミの事か?」 カピー「パカパカ(ああ。夢を差し出さなかったと聞いて驚いた。悪夢と引き換えに幸運を貰えたのだぞ?何故しなかった?」 京太郎「悪夢の定義がわからなかったのと悪夢でも夢だからな。ヒトにはやれないさ」 カピー「パカパカ(主らしいな」 京太郎「変な石を手に入れたから鑑定してもらっていいか?」石を見せて カピー「パカパカ(どうしてそう面倒な物を手に入れてくるんだ」 カピー「パカパカ(これは輝石だな」 京太郎「輝石?」 カピー「パカパカ(DFの力を感じるがまあ害はないだろう。一回ぐらいなら良い事を起こしてくれる代物だな」 京太郎「なんだそれ」 朝 京太郎「……なんか変な夢をみたきがする」 カピー「パカパカ(朝から変な顔をして何かみたのか?」 京太郎「いや、夢を視てた気がするんだけど内容を覚えてないんだ」 カピー「パカパカ(夢……ヒースクリフの夢か。全く輝石などを買ってくるからだ」 京太郎「ヒースクリフって誰だ?」 カピー「パカパカ(知らなくて良い事だ」 京太郎「この前も聞いたけど鍵ってどんな意味があるんだ?」 カピー「パカパカ(お願いしにきたのか質問をしにきたのかどっちだ。はっきりしろ」 京太郎「すまん、ならまた剣に力をいれてくれるか?」 カピー「パカパカ(……刺されるぞ?」 京太郎「大丈夫だろ」 カピー「パカパカ(まあいいがな。個人的には鏡の方が便利だとは思うんだがな」 昼1 京太郎「どうしたものかな」 京太郎「咲にメールしてみるか」 From 宮永咲 久しぶりだね京ちゃん。 元気にしてた? 京太郎「元気にしてるぞっと…そっちはどうだ」 From 宮永咲 さっきまで合宿だったんだよ…そういえばマホちゃんに告白されたんだってね。 京太郎「…何で知ってるんだ?」 From 宮永咲 マホちゃんが皆に相談してたよ。 京太郎「……まじか」 From 宮永咲 本当だよ。全部話してた。 私は京ちゃんのした事は正しいと思うよ。マホちゃんの事が大切なんだね。 京太郎「大切ってか…その一人ぼっちは寂しいと思うからな」 From 宮永咲 京ちゃんらしいね。また全国で会おう。 京太郎「おう。全国でなっと…」 昼2. 京太郎「……眠いな」 京太郎「昼寝でもするか…」 男「化物め…なんでこんな奴を預からないといけないんだ」 男の子「……」虐待されていて 女「そうよ…須賀か何かは知らないけどあの子の為になるとは思えないわ」 男「一ヶ月の我慢だ。それで金が貰えるからな。そうしたら断ってこのガキをさっさと追い出せばいい」 男の子「……てやる」 女「えっ?」 男「今なんて言った?」 男の子「呪ってやる」 女「な、何を言ってるの気味が悪い」 男の子「お前達なんて呪ってやる」 男「黙れ!」 ドン…突き飛ばし 男の子「っ!……!」痛みに耐えて 男「お前にそんな力があるわけないだろ!呪われた血が!だからお前の家族も皆殺しに…ヒッ!」 男の子「……なんて言った?」 女「な、なんなのよ!」後退り 男の子「…呪ってやる。のよりお姉ちゃん以外のこの家の人を全員呪ってやる」レイプ目で立ち上がり ガタガタ…物音がし始めて 男「な、なんなんだよ!お前はなんなんだよ!」 男の子「……お前達なんて死んでしまえばいいんだ」 ーーーーーーー バッ… 京太郎「ハァハァ…な、なんだ今の夢…」汗を大量にかき 夕方 京太郎「…胸糞悪い夢だったな」 ガチャ… マホ「ただいまです!」 京太郎「た、タイミングが悪いな…」 スタスタ…ガラ…ドアを開けて マホ「京お兄ちゃん、マホ決めました!」 京太郎「な、何を決めたんだ?」 マホ「お兄ちゃんをマホの魅力でメロメロにします!」 京太郎「はっ?」 マホ「そして二年後にお兄ちゃんと結婚するんです!」 京太郎「な、何を言ってるんだ?」 マホ「マホのショーライ設計です!」 京太郎「…なんでそうなった」 マホ「合宿でそうなったんです!」 京太郎「が、合宿で何があったんだ」 夜 京太郎「マホはどうしてああなった」 京太郎「アイテムはどうしようかな」 マホ「頑張ります!」 京太郎「ち、近いぞ?」 マホ「そうですか?」膝に座っており 京太郎「いや、別にいいぞ」 京太郎「今日はこれを使って教えよう」 マホ「なんですこの本?」 京太郎「健夜義姉さんの書いた最高の麻雀の参考書だ」 マホ「難しいそうです…」 京太郎「できるだけ優しく教えるから大丈夫だ…多分」 マホ「が、頑張ります!」 就寝前判定 京太郎「一緒に寝るのか?」 マホ「駄目ですか?」涙目 京太郎「…手は出さないからな」 マホ「合宿の人が教えてくれました。そう言ってくれたら意識してるんですよね!」ニコニコ 京太郎(合宿で何を学んできたんだ!) ーーーーーーー 朝 京太郎「…腕まくらにされてる」 京太郎「朝御飯を作るか…」 ノソノソ… カピー「パカパカ(タジタジだな」 京太郎「年をとった気分だ…冗談だけどな」 カピー「パカパカ(ふん…義姉に言ったら耐久麻雀だな」 京太郎「ね、義姉さんはいないから大丈夫だ」ブルブル カピー「パカパカ(震えるなら言うなよ」 昼1. 京太郎「…言葉には気をつけないとな」 京太郎「部活に行かないとな…マホは連れて行くのは…まあ、今回はやめておくか」 ーーーーーーー 部室 京太郎「こんにちわー」 エイスリン「ヒサシブリ!」 豊音「本当に久しぶりだよー」 白望「ダルい…」ぐだぁ 胡桃「生キャラメル持ってきたの?」 塞「じゃあ私はお茶いれるね」 京太郎「…なんでこんなピリピリしてるんだ?」 豊音「二人で黙って旅行に行くからだよ」 京太郎「えっ?」 塞「私達聞いてなかったんだけどな…」 京太郎「し、シロ言ってなかったのか?」 白望「忘れてた…」 京太郎「…」ダラダラ エイスリン「オハナシダヨ!」 京太郎「は、はい」 白望「疲れた…ダルい…」 京太郎「いやまあ、黙ってた俺達が悪いからな」 白望「そうだね…前みたいに槍の事を教えて」 京太郎「お、おう。任せろ」 京太郎(なんでやる気があるんだ…) 帰り道 塞「シロと旅行どうだったの?」 京太郎「楽しかったぞ。野球観たりしたしな…シロは寝てたけどな」 塞「…他には何もしなかったの?」 京太郎「とくになにも…あっ、ラベンダー畑で変な人に絡まれたな」 塞「そんなことじゃなくて…その…シロとキスとかしたの?」 京太郎「そんな事はしてない」 塞「そ、それだったらいいや…」 塞「…私とも行ってくれる?」 京太郎「…なあ塞…俺はそんなに良い奴じゃないんだぞ」 塞「迷ってるって事は皆知ってるよ」 京太郎「それなら普通…」 塞「それでも私達は京太郎と居るんだよ」 京太郎「……重いな」 塞「うん。そうしないと何処かに言っちゃうからね、京太郎は」 京太郎「なんだそれ」 塞「経験だよ、経験」ニコ 夜 京太郎「…ふぅ…」 京太郎「この薬は不味いよな…」 京太郎「まあ、カピーの薬だから大丈夫だろ」 ガチャ…バタン… カピー「パカパカ(使い方には気をつけろと言ったんだがな。あの薬は危険だと…」 「今日はこの薬を飲んでくれ」 お兄ちゃんがそう言って私に渡した薬を飲む。 身体が熱い…お腹が熱い…駄目って言われたのに欲しくなる 「お、お兄ちゃん…」 「ど、どうしたんだ?」 お兄ちゃんが私に駆け寄ってきてくれる。 お兄ちゃんのせいで…お兄ちゃんのせいだから許してくれるよね? ドン…バタ… お兄ちゃんを押し倒して床でマウントをとる。 「マホ、こんな事はしたら駄目ってあの時に言っただろ」 お兄ちゃんが何が言っているが気にしない。私はお兄ちゃんとSEXするんです。 「知らないです…お兄ちゃんが変な薬を盛るからいけないんです…マホ…もう我慢できないですよ」 お兄ちゃんの顔が歪む。そんな顔をしなくていいのに…マホが気持ち良くしてあげるから安心してね。 「マホ…俺が…っ!」 うるさいので口で塞ぐ。Hなおとがなるけどそれ以上にお兄ちゃんの口が美味しい。お兄ちゃんの舌とマホの舌を絡める。息がしにくいけど別にいい。マホはお兄ちゃんとこうなりたかったんだから 「ぷはぁ…マホ…難しい事は解らないけど…一つだけ解ります。お兄ちゃんはマホを抱きたいって事が」 そう言いながらお兄ちゃんのおちんちんをズボンの上から触る。 「そんな事はない…ハァハァ…」 お兄ちゃんはそんな事を言ってるけどそんな事はない。ズボンの上からでもわかるぐらいに大きくなっている。 「嘘は駄目って京お兄ちゃんが言ってたんですよ?」 私は腰を浮かしてズボンごとパンツをずらす。マホの大事な所はもうぐちょぐちょに濡れていた。 「ほら、マホの大事な所はこんなに濡れてるんですよ?」 右手でお兄ちゃんのズボンの中にいれておちんちんに触り、左手を床につきお兄ちゃんによく見えるようにする。 「マホを抱いてはくれないんですか?こんなにお兄ちゃんが欲しいのに…マホを孕ましてください」 「……知らないからな…皆敵になるんだぞ」 皆が敵?…それでもお兄ちゃんが居てくれるならマホはそれでいい…マホはお兄ちゃんが居たら何も怖くない 「マホはお兄ちゃんが居たらそれでいいです…だってマホはお兄ちゃんが大好きですから」 マホはそう言っもう一度キスをした。 後日談 アナウンサー「決まった!須賀マホ三年連続全国区優勝!歴史は繰り返される!夫の須賀京太郎が男子で築き上げた大記録を女子で築きました!大魔王の嫁は大魔王だったー!」 健夜「はやく須賀選手にはプロにきて欲しいんだけどね」 アナウンサー「やはり対局してみたいですか?」 健夜「はい。是非、戒能プロや私をはじめ色々な人が彼女との対戦を望んでいますから」ゴゴゴゴ… アナウンサー「そうですか…私もその試合を是非見てみたいものですね。おっと…須賀選手のインタビューが始まりそうです」 アナウンサー女「実況席、実況席、今から須賀マホ選手のインタビューを始めたいと思います。須賀選手、三年連続全国優勝おめでとうございます。この気持ちを誰に伝えたいですか?」 マホ「応援してくださった、学校の後援会の方々や部活の仲間に伝えたいです」 アナウンサー女「須賀プロにではないんですか?」 マホ「旦…須賀プロには勝ってくるといいましたから今日の晩にでもご褒美を貰う予定です」ニコ アナウンサー女「そ、それはもしかして赤ちゃん…という事ですか?」 マホ「さぁ?公式でのコメントは控えさしてもらいます。ただ、私も女だって事だけいわしてもらいます」 アナウンサー女「そうですか。十ヶ月後に朗報が聞ける事を楽しみにしています。最後にTVの前の人に一言お願いします」 マホ「では…プロの皆様方おまたせしてすいません。旦那に手を出した事を踏まえてきっちり勝ちに行くので楽しみにしててくださいね。マホは五年前から勝者ですけどね」ニコ ニュース番組 アナウンサー「全国各地で異常気象が多発しています。東京では竜巻が、長野では夏なのに雪が降ったそうです。鹿児島では謎の嵐が起きているらしく、情報が入り次第お伝えして行きます」 END 京太郎「マホ、なんでこんなに強くなったんだ?」 マホ「えっ?そうですか?」 京太郎「ああ、ミスをしないし牌効率が良くなってる」 マホ「京お兄ちゃんのおかげかな?」首を傾げて 京太郎「いや、多分なんかがあったんだと思うんだがな…」 七月26日 水曜日 朝 京太郎「……マホがエロくみえる」 カピー「パカパカ(ロリコン、どうした?」 京太郎「待て、カピー。手は出してない、しんじてくれ!」 カピー「パカパカ(ふん…隷属さしておいてそれはないだろう。主はロリコンだったとは予想外だがな」 京太郎「ロリコンじゃない…はずなんだ。ただマホが急にエロいんだ…どうしてこうなった」 京太郎「これからの起きる一番近いアクシデントの対策を教えてくれ」 カピー「パカパカ(賢い質問に見えるがそれは神託の部類…今は神託はしていないから仕方ないか。一度しか言わないから良く聞いておけ」 京太郎「はい」 カピー「パカパカ(金糸雀は一人で岩手に来るがその後を妲己が追って来るだろう。金糸雀はその時には岩手には居ないが妲己は気付く。金糸雀が何を思ったのかを。女とは怖いが全ては男の為だ。回避するなら鎖で繋げ。妲己もそれを望むだろう。壊した責任はとるべきだ。まあ、重荷にならなければいいがな」 京太郎「全く意味が解らないんだが…」 カピー「パカパカ(終わりはもう見え始めている。主にも決断しなければならない時がくる。思考を止めるな」 京太郎「わかったよ…考えればいいんだろ」 カピー「パカパカ(そうだ。それでいい」 昼1. 京太郎「金糸雀…妲己…さっぱり解らん」 部活 京太郎「今日も皆居るな…どうしようか」 胡桃「今日は槍を教えて欲しいかな」 京太郎「槍ですか…感覚を伝えるだけなんで分かりにくいですよ?」 胡桃「多分、大丈夫だよ」 ーーーーーー 昼2. 京太郎「まだ何かできるな」 白望「もうすぐできそうだから教えて」 京太郎「そうか。ならちょっと頑張るか」 白望「うん」 ーーーーーー 白望「……」 京太郎「イメージができないのか?」 白望「うん…」 京太郎「難しいよな、急に槍のイメージって言われても…」 白望「手を握ってて」 京太郎「えっ?」 白望「たぶんそれでできるから」 京太郎「わかった…」 ギュ… 白望「ありがとう」ニコ 京太郎「槍の為だから仕方ないさ」照れ隠し 白望(私と京太郎の槍…) ドクン… ??「開闢の力を贄に我を求めるか…良かろう。ただの雑種ではないのであろう。我が力を授けよう」 白望「えっ?」 京太郎「どうかしたのか?」 白望「…なんでもない」 白望(へんなのができた……まあいいか。ダルい) 帰り道 京太郎「そういえば女子だけで合宿に行くんだろ?」 塞「うん。京太郎が丁度、東京に家族旅行の時にね」 京太郎「コーチにプロを呼ぶって聞いたけど誰が来るんだ?」 塞「確か三尋木プロと野依プロだったはず」 京太郎「火力と防御か…両方とも知り合いだけど強いから羨ましいな」 塞「京太郎は戒能プロと小鍛冶プロと骨休めしないと駄目だよ。プロのお二人にはお世話になってるんだから」 京太郎「わかってるよ」 塞「それとあんまり単独行動はしたら駄目だよ」 京太郎「なんでだ?」 塞「京太郎はモテるから」 京太郎「…からかわれた?」 塞「本当だよ」 京太郎「そんな事ないと…言えないわな。まあ、知り合い会うくらいしかないから大丈夫だろ」 塞「それだといいんだけどね」 夜 京太郎「マホが料理を作ってくれてた…美味かったな」 京太郎「アイテムの確認でもするか」 京太郎「物騒な物しかないからやめとくか」 就寝前 ♪~ 京太郎「メール?」 From 雀明華 明日、岩手に行くので良かったら会いませんか? 京太郎「雀さんか…東京から来るんだしあってみるか」 From 雀明華 良かった。明日の昼過ぎに◯◯駅で会いましょう。 京太郎「了解っと」 朝 京太郎「今日は雀さんと昼過ぎに待ち合わせだよな」 京太郎「アイテムを使ってみるか」 京太郎「……この鎖って願えばいいんだったよな?まあ、そこまでひどくないだろうし使うか」 京太郎「ハオに使ってみるか…たぶんそうでもないしな」 ガチャ…鎖が動き 京太郎「えっ?」 ガチャガチャガチャガチャ…凄い勢いで周り消滅する 京太郎「…おい、やばいやつだったんじゃないのか!」 ??「縛りましょう。逃げられぬ様に。囚えましょう、運命を捻じ曲げて。貴方の願い叶えます」 京太郎「っ!ハオに連絡しないと!」 ♪~ 慧宇「こんな朝早くにどうかしたんですか?」 京太郎「よ、良かった…」 慧宇「良かった?何かあったんですか?」 京太郎「いや、ただ騙されたみたいだ…ハオに鎖が巻きついてるんじゃないかと心配したんだ」 慧宇「鎖?」 京太郎「いや、解らないなら知らなくていい。朝早くからごめんな。それじゃあ」 プツン… 慧宇「鎖ってこの首輪の事でしょうか?急に現れたから驚きましたが…そうか…ご主人様がつけてくれた首輪か…うっ…」下腹部を弄り始めて 慧宇「ご主人様…ハァ…慧宇は…嬉しいです…っ!」はてる 昼1. 京太郎「雀さんとは昼過ぎだから部活にも少しはいけるな」 京太郎「マホに何を教えようか」 京太郎「もうマホに麻雀の基礎で教える事はあまりないのかもしれないな」 マホ「そんなことはないです!」 京太郎「そうか?基礎は完璧だから別の事も教えようと思ったんだが…」 マホ「えっ?」 京太郎「マホがそこまで言うならまだまだ基礎だな」 マホ「あぅ…そんなのずるいですよ!」 京太郎「冗談だ冗談。次からは応用とかをしていくか」 マホ「はい!」 明華「お久しぶりです」 京太郎「はい、お久しぶりです。今回はなんで岩手にきたんですか?」 明華「京太郎に会いに来たんです」 京太郎「えっ?」 明華「冗談です。母と旅行の予定だったんですが、急な仕事で母が来れなくなったんです」 京太郎「それでか。一瞬本気にしかけましたよ。雀さんさ美人なんですから」 明華「相変わらずたらしは健在ですか…エスコートを頼んでもいいですか?」 京太郎「もちろん。晩御飯は俺が奢りますよ」 明華「えっ?」 京太郎「高級フレンチに行くんですよね」 明華「お、覚えてたんですか?」 京太郎「はい。美人との約束は忘れませんから」ワハハ 明華「…あ、ありがとうございます」カァァ 京太郎(あれ思ってた反応と違う) 明華「ここがあの中尊寺」キラキラ 京太郎「嬉しそうですね」 明華「はい!母から話は聞いてましたから」ニコニコ 京太郎「そんなに走ると危ないですよ」 明華「大丈…」 バタン… 京太郎「ほら言ったじゃないですか…」 明華「うぅ…大丈夫です。っ!」 右足を抑えて 京太郎「…大丈夫に見えませんよ」明華の前でかがむ 明華「あの…」 京太郎「普通なら座るんでしょうけど、時間もないですし回りましょう。それに今日は涼しいですから汗もあまりかいてません」 明華「ごめんなさい…」 京太郎「謝らなくていいですよ」 ギュ…おんぶされ 京太郎「羽のように軽いですね」 明華「……」京太郎の匂いをかいでおり 京太郎「雀さん?」 明華「あ、なんでもないです!」 京太郎「それだったらいいんですけど…」 明華(父親の背中とはこんな感じなのでしょうか?) 夕方 京太郎「そろそろご飯にしますか?」 明華「…今日はもういいです」 京太郎「えっ?」 明華「これ以上おんぶされてるのも恥ずかしいですし…何より考えたい事もありますから」 京太郎「わかりました…それならホテルに送っていきますね」 明華「…お願いします」ニコ 京太郎(俺、なんかしたんだろうか?) ーーーーーーー ホテル前 京太郎「明日も岩手に居るんですか?」 明華「はい。用事を済まさないといけないので」 京太郎「そうですか。また何かあったら呼んでくださいね」 明華「…頼りにしてます」 京太郎「任せてください」ワハハ 明華(私はこの人の事が…) 夜 京太郎「…義姉さん達がそろそろ帰ってくるとおもうんだけどな」 京太郎「あわあわさんにメールしてみるか」 京太郎「普段の事を聞いてみるか」 From あわあわ てるてるにボッコボッコにされたらしいね 京太郎「うっ…メールとは全く関係ない事をついてきた。てかあわあわさんとてるてるさんって知り合いだったのか。でもまあ、あわあわさんには勝ってますけどねっと」 From あわあわ な、生意気!照にまけたんだから私の勝ち! 京太郎「な、なんだこの超理論は…いやいや、てるてるさんとあわあわさんはべつでしょっと」 From あわあわ 一緒なの! 京太郎「……ならあれかあわあわさんに勝った俺はてるてるさんに勝ったんだな。よしつまり俺は負けてない」 From あわあわ 何それ、そんなわけ無いでしょ。負けを認められないとかダサいよ。 京太郎「…落ち着け、落ち着くんだ俺。ブーメランの画像を送って寝よう。トンチをきかしても解ってくれそうにないがな」 ーーーーーーー ??「ブーメラン??これってどう意味なの?」 朝 京太郎「……眠い」 カピー「パカパカ(やらかしたな主」 京太郎「やらかした?何をだ?」 カピー「パカパカ(玉藻前になった彼奴はもう主の事しか考えない。賢妻良母…本物もあの小娘を気にいたらしいしな。気をつけろ。起きたら腰を振ってるかもしれないからか」 京太郎「お、覚えておく」 京太郎「そういえばもうすぐ東京にいくんだけするべき事ってあるか?」 カピー「パカパカ(墓参り」 京太郎「っ!」 カピー「パカパカ(好い加減に一人で墓参りをしてこい」 京太郎「俺が聞きたいのは…」 カピー「パカパカ(何も違わない。主の事を思うなら須賀大社のあの墓に墓参りに行くべきだ」 京太郎「無理だ」 カピー「パカパカ(何故だ?」 京太郎「…まだ、怖いんだ」 カピー「パカパカ(ふん…知っていたよ。主がそう言うのを。小娘共も主の義姉も根本を解決せずに主と結ばれた。愛とは皮肉なものだ。一方通行でしかないのだからな」 京太郎「何を言ってるんだ?」 カピー「パカパカ(あったはずの未来についてだ。今回は私が悪かった。特別にもう一度だけ質問を許そう」 京太郎「…そういえば赤土さんの教え子に会いたいんだがどうすればいい」 カピー「パカパカ(無理だな」 京太郎「即答かよ。それは一生会えないって事なのか?」. カピー「パカパカ(そうでもないが全国前には会えない。方法がない」 京太郎「そうなのか」 カピー「パカパカ(即落ちでも使えば因果は歪むが放置でもいいだろう」 京太郎「そうだな。会えないなら会えないで仕方ないか」 カピー「パカパカ(そうだぞ。決して即落ちを使う時に輝石を使ってまで求めるなよ、絶対にだ」 京太郎「…それはふりか?」 カピー「パカパカ(さあな」 昼1. 京太郎「なんだか今日はいい事がある気がする」 京太郎「咲にメールしてみるか」 京太郎「他校の友達ができたのかきいてみるか」 From 宮永咲 京ちゃんは私をなんだと思ってるのかな?友達ぐらいできるよ。 京太郎「……目頭が熱いな。人見知りで麻雀でしか対話できなかった咲にも友達ができたのか…流石に酷いか」 From 宮永咲 京ちゃんの方こそ大丈夫なの?最近何かあったからこうやって連絡してきてるんじゃないのかな? 京太郎「……そんな事はないぞ」 From 宮永咲 それならいいんだけど…何か言ってね。京ちゃんと私は幼馴染なんだから。 京太郎「…成長するんだな」 ーーーーーーー 咲「クチュン…京ちゃんが何か言ってる気がする」 昼2. 京太郎「嫌な予感がする」 京太郎「皆いるんだな」 豊音「シロとなにかあった?」 京太郎「何かって?」 豊音「うーん…例えばキスとかしたのかなって」 京太郎「塞と同じ事を聞くんだな。そんな事はなかったぞ。俺はヘタレだからな」 豊音「そうだったらいいんだけど…シロだけずるいよ」 京太郎「旅行の事か?」 豊音「うん」 京太郎「なあ豊音」 豊音「なに?」 京太郎「もし俺が皆好きって言ったらどうするんだ?」 豊音「…どうしてそんな事を聞くの?」 京太郎「何となくだ」 豊音「別にいいよ、私は。側に居れたら嬉しいから」 京太郎「世間体とかは考えないのか?」 豊音「そんなのどうでもいいよ。皆が幸せなら世間なんて後で良いんだよ」 京太郎「強いんだな」 豊音「京太郎が難しく考えてるだけだよ。私は何時だって変わらないよ」ニコ 京太郎「…」 ーーーーーーーー 帰り道 胡桃「京太郎はずるいよ」 京太郎「何がだ」 胡桃「麻雀部の皆にモテて、お姉さん達にも愛されてるのに京太郎は何も決めない。それってずるじゃないの?」 京太郎「……何が言いたいんだ?」 胡桃「悲劇のヒロインを気取るのはやめるべきだよ」 京太郎「…」 胡桃「過去を引き摺ってる事を理由にして逃げないで欲しい」 京太郎「…逃げてなんかない」 胡桃「逃げてるよ。シロと旅行に行ったのに手を出さない?ありえない事だよ」 京太郎「シロとはそんな仲じゃないから当たり前だろ」 胡桃「そこが間違ってる。私達は京太郎が好き。京太郎はそれを知ってるのに応えない…いや応えたくないだけだよね」 京太郎「な、何を言ってるんだ?」 胡桃「皆と話し合って待つつもりだったけど待てない。私は京太郎が好き。likeじゃなくてLOVEの意味で。愛してる。答えて京太郎。京太郎はどう思ってるの?」 京太郎「お、俺はそんな事を考えた事が…」 胡桃「逃げるな!!」 京太郎「っ!」 胡桃「逃げないで答えてよ。私だって怖い。京太郎が逃げる理由も知ってる。でもね…いつまでも逃げてると私達は歪んでしまう。好きな人が知らない女と仲良くなって、その人と付き合うならまだ解るよ。でもね京太郎は選ばない。私達に期待させて、宙ぶらりんにしたまま放置する。踏み込まれないと答えてくれない」 胡桃「だから私が踏み込む」 胡桃「私は須賀京太郎が好きです」 胡桃「答えて京太郎。上っ面の解答なんて認めない」 京太郎「……」 京太郎「……」目をつぶっていて 胡桃「……」 京太郎「勝手なのはどっちだ」 胡桃「……」 京太郎「確かに俺は選ばない。シロ達から向けられた好意も胡桃が今言った好意も全て無視して一定の距離にいる。久も桃子も洋榎もそうだ。皆、好きだと言ってくれる。損得勘定を抜きにして俺と居たいと言ってくれる」 京太郎「だけど俺にはその理由が解らない」 京太郎「誰かと居たいって気持ちは解る。俺も誰かに側に居て欲しい。だが俺にはその価値がない。わかってるだろ?俺は歪んだ人間だ。愛や情なんてどうでもいいんだ。感情が俺に向いていたら俺はそれを元に行動する」 京太郎「何かをして欲しいのならそれをこなそう。 近づいて欲しいのなら近づこう。 叱って欲しいのなら叱ろう。 兄になれと言うなら兄を演じよう。 俺は人の感情を返す事しかできないんだ。 なのに皆は俺に好意を向ける。 純粋な好意をだ。 俺にはその好意の理由が…」 胡桃「長い」股間に向かってグーで正拳突き 京太郎「っ!!」倒れこむ 胡桃「私はそんな長ったらしい事を聞いてないの。好きか嫌いかを聞いてるの」 京太郎「??!」地面でジタバタしており 胡桃「鏡とか厨二病くさい事を言わないで。さあ答えて、私の事が好きなのか嫌いなのか。変な事を言ったら次は蹴りをいれるからね?」 胡桃「さあ、答えて」 京太郎「……です」地面に寝転がったまま胡桃を見上げて 胡桃「大きな声ではっきりと」 京太郎「好きです!」 胡桃「それは私だけ?」 京太郎「…皆です」 胡桃「誰が含まれてるの?」 京太郎「宮守の皆、マホ、義姉さん達、鹿児島の知り合いや長野の知り合い…他にも大勢の人達です」 胡桃「男として最低だね」 京太郎「知ってますよ。だから逃げてるんです」 胡桃「誰か一人じゃ駄目なの?」 京太郎「…わかりません」 胡桃「…そこに正座して京太郎」 京太郎「は。はい」河川敷の草の上で正座 胡桃「正直に答えて。過去の事が怖いの?それとも皆好きだから逃げてるの?どっち」 京太郎「両方。ひとりぼっちは嫌だし、今だって反射的に体がうごく。それに世間的に重婚とかは駄目な風潮があるから…」 胡桃「…本音はどうなの?京太郎が一番望んでる事は何?」 京太郎「全員娶って家族にしたいです」 胡桃「軽く20人超えるよ?」 京太郎「……それでもです」 胡桃「タラしとかじゃすまないよ?」 京太郎「知ってます」 胡桃「知ってると思うけど億以上のお金を稼がないといけないんだよ?」 京太郎「どうにかします」 胡桃「はぁ…なんで私、こんな男に惚れたのかな」 京太郎「すいません」頭を下げて 胡桃「こっち向いてよ、京太郎」 京太郎「はい?」 チュ… 胡桃「手伝ってあげる。京太郎のその野望を」 京太郎「えっ?」 胡桃「まだ隠してることがあるのは知ってるけど私は京太郎の味方で居てあげる」 京太郎「……」呆然として 胡桃「だからね、私を一番最初に京太郎のお嫁さんにしてよ」 京太郎「な、何を言ってるんですか!」 胡桃「私は真面目だよ。駄目かな、京太郎?」 「…胡桃はそれでいいのか?」 彼が正座しながら私にそう聞いてきた。それでいいのかとはどう言う事なんだろう。皆が家族になる事に私は反対ではない。 「何が言いたいの?」 「俺は胡桃の目の前で胡桃以外の人も好きだって言ってるんだぞ?それでいいのか?」 真剣な目で彼はそう聞いてくる。 いいか悪いかで決まるのなら、答えは一つだ。 「そんなの良いわけないよ」 別に良い…あれ、思ってる事と言っている事が違う言葉がでる。 「私は私だけを京太郎に見て欲しい」 何を言ってるんだ。そんな事はとうの昔に捨てたはずなのに… 「豊音みたいに身長があるわけでも、シロみたいに胸もない。塞みたいにプロポーションが良いわけでも、エイスリンみたいに愛嬌もないけど…私は誰よりも京太郎が好き」 感情が止まらない。心の奥底に閉じ込めていた物が溢れかえる。皆は一人で結婚した記憶があるのに私にはそれがない。私が行動しなかったからそうなったのか京太郎にとって私はその程度の人間なのか…私はそれを確かめるのが怖かった。 でも言葉にしてしまった。 「京太郎の事を独占したいし、私以外の女とイチャイチャして欲しくない。でもね、それは私のエゴ。押し付けたらいけない」 嘘だ。押し付けたくて仕方がない。京太郎が宮守の皆と仲良くしてる事も認めたくない。 私はそうやってきて幸せだった記憶がある。 だから私は… 「嘘だな」 「えっ?」 「そんな泣き顔で言っても誰も信じてくれませんよ」 泣き顔?頬を触ると涙で濡れていた。 「俺は金的をくらって喋ったのに泣いて誤魔化すなんてなしだ」 駄目だよ京太郎、そんな事言ったら。私は我慢してるんだから。 「嘘をつくのはフェアじゃない」 我慢できなくなるよ?私は○十年間ずっと我慢してたのに… 「京太郎がタラしだからいけない…結婚記念日の時もそうだった」 今の京太郎に言っても仕方がないのかもしれない… 「結婚記念日?何を…」 「大切な記念日なのにいつもいつも家族パーティーとか言ってさ…雰囲気もロマンチックな事なんて何もなかった」 でも一度言い始めたからには止まらないし止めようとも思わない。 「だいたい、抱く人を麻雀なんかで決めたら火力の無い私やエイスリンが記念日に抱かれるわけ無いでしょ!!」 「あ、あの胡桃さん?」 「黙ってて!豊音や塞、智葉は仕方ないよ?まだ結託できるから…本気のお姉さん達なんて私達が三人ぐるにならないと一人も勝てないのに…私だって京太郎との赤ちゃんをもっと欲しかったんだから!」 「………」 呆然としてる彼の顔を見ると余計に腹がたってきた…なんでいつも怒ったらこんな顔になるんだろう。 「私だって女!京太郎を独占して、京太郎の赤ちゃんを産むのは私だけでいいと思ってる。でもね京太郎がヘタレで下半身がだらしなくて、情に弱いからそれができないんでしょ!」 彼が私の言葉一つ一つに反応して胃の辺りを抑えている。 「だいたいハオとの変態プレイは無い!ご主人様とメストラプレイとか何処の変態!私にランドセルを持たせたり、お姉さん達にセーラー服着せたり…京太郎は変態なんだよ!」 地面に倒れこんだ彼を無視してずっと思ってた事を言う。そうだ記憶があると知ってからずっと思ってた。京太郎はなんでこんなに変態なの? 一時間後 「聞いてるの京太郎?」 辺りが暗くなってきたから彼の表情が解らない。 「き、聞いてます」 弱弱しい声…覇気がない、覇気が。 溜まりに溜まった鬱憤を吐いて心の整理ができた…私が本当に思ってた事を言おう。 「京太郎」 彼の方をまっすぐと見る。 「はい」 彼が背筋を正して此方を向く。 「一回しか言わないから聞いて」 胸がドキドキする。こんな事を言う事は初めてだ…そうだ、私は京太郎に告白したことがなかったんだ。 「私だけをみてください。重い女と思われてもいい。私は京太郎を独占したい。私は京太郎が好きです。大好きです」 言えた…これで吹っ切れる。断れる事は解ってる。だから悔しくなんか…悔しくない。 「俺は変態ですよ?」 「知ってる」 「小学生プレイとかする男ですよ?」 「それでも好き」 暗くなったからか辺りがゆがんでみえる。 「…俺が他の人も好きだと言ってるのに?」 「うん」 「それじゃあ俺と結婚しますか」 「えっ?」 何を言ってるの?そんな事を軽々しく言ったら駄目なんだよ? 「俺の性癖や結婚記念日とかよくわからないけど…俺をこんなに好きで居てくれる人が居るのに誰かも好きとか言ってたら俺、殺されちゃいますよ」 彼はそう言って笑っている。 でもそれって… 「俺は生涯、貴方しか愛しません。だから俺と結婚してくれますか?」 彼はそう言って立ち上がる…だけど長時間正座してたからか足が子鹿みたいに震えていた。 「約束できるの?」 「嘘つきにはなりません」 「私は重い女だよ?」 「重い方が背負いがいがありますよ」 京太郎がゆっくりと歩いて来る。 「…幸せにしてね?」 「もちろんです」 私はその日、記憶と決別し本当に欲しかった人を手に入れた。 後日談 孫「でも結局、お爺ちゃんは重婚したんじゃないの?」 胡桃「そうだけど…まあ、それでも良いんだよ」 孫「なんで?お婆ちゃんとの約束を破った事になるんじゃないの?」 胡桃「私一人でお爺ちゃんは持て余したんだよ。それにね…皆で居た方が幸せだと気がついたの」 孫「…その結果が五十年前の結婚式?」 胡桃「おや、嫌だったかい?」 孫「うんうん…嫌じゃないよ。お爺ちゃん達能おかげで私が居るって知ってるし、お母さん達も納得してたから…ただ私はお爺ちゃんがどんな人か知らないから…」 胡桃「……変態だった」 孫「えっ?」 胡桃「全盛期の裏の二つ名は性欲大魔神だったからね」 孫「そ、そうなんだ…」 胡桃「献身的でもあったかな…家事を一手に引き受けてくれてね。20過ぎた頃には分身してるんじゃないかって言われてたりもしたね」 孫「す、凄かったんだねお爺ちゃん」 胡桃「当たり前だよ。私の夫であんたのお爺ちゃんなんだ。日本最強…いや、世界最強の雀士はあの人なんだから」 孫「…そう言えばお爺ちゃんが飼ってたカピバラって凄い長生きだったって本当?」 胡桃「カピーの事かい?あれはカピバラじゃなくて神様だよ」 孫「えっ?」 胡桃「60年もカピバラが生きてたらおかしいだろ。それにカピーは夫が死んだと同時に姿を消したからね」 孫「…冗談だよね?」 胡桃「毎年、盆になると必ず 夫の墓には季節外れの桜とお餅がおかれてる。誰が置いたかはわからないんだけどね」 孫「……あれってお婆ちゃん達じゃなかったの?」 胡桃「そんな事できるわけない。それに…カピーだけが本当の意味で夫を支えてたからね。仕方ないよ」 孫「なにそれ?」 胡桃「わからなくてもいい事。そろそろ面会時間も終わりだ。早く帰りなさい」 孫「…また会いにきていい?」 胡桃「…生きてたらね」 孫「お婆ちゃんのバカ…」 スタスタ…ガチャ…バタン… 胡桃「…ねえカピー。私は京太郎の事を支えてたのかな?」 カピー「ふん…私に聞くな。お前が最期だ。主に最後の願いを私は叶えにきただけだ」 胡桃「そう…皆が私を置いて行ったからね…そろそろ、逝ってもいいのかな?」 カピー「…主が最後に残した言葉がある」 胡桃「なに?」 カピー「…約束を護れなくてごめん」 胡桃「っ!……馬鹿…本当に馬鹿なんだから」涙を流し カピー「明日、迎えにくるからな」 胡桃「解った。ありがとうね、カピー」 カピー「ふん…本当にお前達ぐらいだ。私に遺言を頼む馬鹿共は」 END
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1371129227/ はやり「たっだいまー!!」 京太郎「義姉さんおかえ、って酒臭っっ!!」 はやり「女の子に臭いなんて言っちゃ駄目だぞ♪」 京太郎「ハイハイ」 はやり「う゛っ……吐きそう……」ガシッ 京太郎「え、いや、ちょっと、なんで俺にしがみつく!?」 はやり「あ、無理……。もう無理……」 京太郎「……ひどい目に遭った」 はやり「許してニャン♪」 京太郎「流石に(28)でそれはない」 はやり「ひっど~い!!お義姉ちゃんにそんなこと言うなんて京太郎君もとうとう反抗期かな?」 京太郎「(この義姉キツい)」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 怜「なぁ、きょーたろー。冷蔵庫のジュース取ってきてくれへんか?」 京太郎「姉ちゃん、それくらい自分で取ってこいよ」 怜「せやかて私病弱やからな、動くのしんどいねん」 京太郎「またそんなこと言って、病弱はアピールやめろって竜華姉さんに怒られるぞ」 怜「あーあ、きょーたろーはお姉ちゃんの言うことは聞かへんのに竜華の言うことは聞くんやなー、やっぱりおもちが大きいからなー」 京太郎「べ、別にそんなんじゃねえよ!?」 怜「弟分のきょーたろーが自分のことそんな目ぇで見とるって知ったら竜華もショックやろうなー、かわいそうになー」 京太郎「いやいやいや、何言ってるんだよ姉ちゃん!」 怜「はぁ、喉乾いたなぁ。冷たいジュースでも飲んだらこの事は私の胸の内に閉まっておくんやけどなぁ」 京太郎「ぐっ・・・、何なりとお申し付けください。お姉さま」 怜「ふふっ、きょーたろーのそういうとこ可愛くて私は好きやで」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 福路美穂子の場合 京太郎「ねえさん、洗濯は終わらせたよ」 美穂子「ありがとう京太郎くん、こっちもお掃除が終わりますよ」 京太郎「まったく、そんなこと俺がやっとくのに」 美穂子「ふふっ、ありがとう、でも、お掃除は好きだから、それよりも京太郎くん、こっちに来てくれる?」 京太郎「なんだよねえさん」 美穂子「ふふっ、お手伝いしてくれてありがとう」ナデナデ 京太郎「なっ!やめてくれよねえさん!」 美穂子「もう……照れることないのに……」 京太郎「そ、それじゃ夕飯の買い物行ってくるから!」 美穂子「おねがいします、気をつけていってらっしゃい」 京太郎「おうねえさん!行ってくる!」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 天江衣の場合 衣「きょーたろーきょーたろー遊ぶぞー」 京太郎「ん?なんだ?衣お姉ちゃん」 衣「……!今なんと言った……!」 京太郎「へ?衣お姉ちゃんって……」 衣「……もう一回」 京太郎「へ?」 衣「もう一回だ!」 京太郎「こ、衣お姉ちゃん!」 衣「もう一回!」 京太郎「衣お姉ちゃん!」 衣「ふ、ふふふ、そうだ!衣はお姉ちゃんだからな!特別にっ!特別に京太郎のワガママを聞いてあげよう!何かあるか?」 京太郎「いや、特にないけど……」 衣「………………ふんだ」 京太郎(めんどくせぇ) 衣「キョータロー!!」 京太郎「なんすか」 衣「また衣に確認せずに朝食を用意してー!」 京太郎「あれ? 姉ちゃんって朝はご飯派じゃ無かったっけ」 衣「とっても美味だったぞ!」 京太郎「そりゃどうも」 衣「……って、そうじゃなくて!」 衣「衣はお前の姉なのだから、家事のことは衣に任せなさい!」 衣「姉の尊厳を見せられないではないか!」 京太郎「はぁ」 衣「それと、キョータロー!」 京太郎「なんすか」 衣「朝の抱っこ!」スッ 京太郎「姉の尊厳何処まるでないっすよ、姉ちゃん」ギュッ 衣「うるさい!」ギュー ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 朝 京太郎「姉さん早く起きて!今日は大事な試合があるんだろ!」 健夜「んー、京くんおはよー・・・ってもうこんな時間!? 何でもっと早く起こしてくれなかったの!?」 京太郎「何回も起こしたけど姉さんが起きなかったんだろ!」 昼 健夜「うー疲れたー、対局は全然気にならないけどスーツで人前に出るって疲れるよー」 京太郎「ちょっ、姉さん着替えたらスーツは掛けておいてくれよ。シワになっちゃうだろ」 健夜「京くん掛けといてー」 京太郎「家に帰ってきたらすぐにジャージに着替えてゴロゴロし始めるなんて我が姉ながら…」 夜 健夜「京くん晩御飯まだ?」 京太郎「今作ってるからちょっとまっててー」 健夜「私、京くんのお嫁さんになる。京くんがいないと生きていけない」 恒子「!?」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 照「京ちゃんが姉が欲しいと聞いて」 菫「確かにお前は姉キャラだが……」 京太郎「おもちをお持ちの姉が欲しいなぁっていう話なんですけどね」 照「!?」 京太郎「弘世先輩みたいなお姉さんなら大歓迎ですよ」 照・菫「「!?」」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 京太郎「姉さん早く起きないと遅刻すっぞー」 布団「…………」 京太郎「また頭から毛布被って……おい姉さん!」 バサッ 布団(丸めた毛布) 京太郎「いない!?」 戒能「フリーズ、京太郎」ムギュ 京太郎「……姉さん、当たってます」 戒能「お馴染みのアレは言いませんよ。言うまでもなくわざとですし」 京太郎「スキンシップも良いけど、早く準備しないと時間が……」 戒能「ドントスピーク、ドントムーヴ」 京太郎「……」 戒能「この程度のトラップに引っ掛かるとはまだまだですね。ここが戦場なら三回は死んでますよ」 京太郎(なにいってだこの姉) 戒能「む……にしても、また背中が広くなりましたね。それに以前より筋肉質になった気もするし汗の匂いも」スーハー 京太郎「嗅ぐな擦るな頭でグリグリすんな!毎朝やってんだから昨日今日でそんなに変わる訳ないだろ!」 戒能「あ」 京太郎「え?」 戒能「喋りましたね?」 京太郎「いや、そんな理不尽な」 戒能「喋りましたね?」 京太郎「……はい」 戒能「ペナルティ、ですね」ニッコリ 数十分後、やたら紅潮した顔の二人の男女が駅まで走っていったとさ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 淡「さぁキョータロー!お姉ちゃんって呼んで!」 京太郎「いや、お前はどう考えても妹だろ」 淡「えー、呼ぶくらいいいじゃん、お姉ちゃんって呼んでよー」 京太郎「はいはい、淡お姉ちゃん」 淡「ムフー、お姉ちゃん…お姉ちゃん…いい響きだなぁ~ よしキョータロージュース買ってこい!お姉ちゃんの命令は絶対フクジュー!」 京太郎「弟はパシリじゃねえよ!?」 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洋榎「麗しのお姉様に向かってなんちゅう口聞いとるんやこの阿呆は…」オヨヨ 京太郎「阿呆はどっちだっつーの。この前末原先輩に半泣きで勉強教えて貰ってたこと母さんにバラすぞ?」 洋榎「はあっ!?なんで京太郎がんなこと知っとるんよ!」 京太郎「へっ。姉ちゃん達の情報は良い意味でも悪い意味でもすぐに広まるんだよ」 京太郎「たまには何の非もないのに笑われる俺の身になってみやがれ!」 洋榎「京太郎、あんた………」 洋榎「めっちゃおいしいやんそのキャラ!」b グッ 京太郎「いい加減張り倒すぞ」 洋榎「アレやで?自分分かってんの?」 洋榎「身体張らずに笑いとれるとか最高過ぎるやん」 京太郎「……その芸人体質が一番俺を困らせてんだよ」 洋榎「なら京太郎もこっち側来るか?」 京太郎「断固拒否する!洋榎姉ちゃんの側って事故ってるとこしか見たことねぇよ」 洋榎「まあまあ。人間誰しも失敗はするやろ?」 京太郎「姉ちゃんの場合は失敗し過ぎてるけどな」 洋榎「その失敗を笑いに変える!そしたら失敗が無かったことになるんやで?最高やんか!」 京太郎「姉ちゃんの中限定でな」 洋榎「ちょっ…合間合間にツッコミ入れるとか欲しがりやな京太郎は」ニヤニヤ 京太郎「供給過多なんだよ!ちょっとくらい需要に合わせてくれ!」 洋榎「嫌や。他人にボケのペース握られるとかしょーもないやん」 京太郎「絹恵姉ちゃん早く帰って来てくれー!!」 洋榎「そんでさ、さっきから気になっとってんけどさ」 京太郎「んぁ?何?」 洋榎「うわっ、あからさま…。ってそうやなくて」 洋榎「なんか焦げ臭ない?」 京太郎「…………そう言われてみれば」クンクン 京太郎「あ、から揚げ火にかけっぱだった!」 洋榎「なんやてぇ!!すぐ作りなおせはよぉ!!!」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 淡「ひーまー」ゴロゴロ 京太郎「麻雀やろうぜ! 麻雀!」 衣「ふむ、いいだろう。」 DIEジェスト 衣「ロン、海底役役混一で18000。」 淡「ローン! ダブル立直表表裏裏の12000!」 衣「ロン、門断平ドラドラ、8000。」 京太郎「かーてーなーいー!」 衣「愚弟は弱いな。」 淡「うん、ぐてーは弱い!」 京太郎「強くなりたいです、御姉様方……」 淡「……! キョータローいい方法があるよ!」 京太郎「なに何!?」 淡「まず淡ちゃんがキョータローの上に座ります。」ドスン 京太郎「うぇ?」 淡「次におねえちゃんを私の上に座らせます。」 衣「ふむ。」ストン 淡「これで最強の組み合わせだよ!」 京太郎「どうやって打つの?」 淡「私が自摸ってー。」 衣「衣が切ればいいのだろう?」 京太郎「俺何もしてないじゃん!」 淡「細かいこと気にしたらハゲるよー。」 京太郎「あとさ、気になったんだけど……」 衣「何だ?」 京太郎「俺達誰と打つの?」 衣・淡「「あ」」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 健夜「京太郎く~んお酒切れた~♪」プラプラ 咏「きょーたろー、おつまみなくなったんじゃねぇの? 知らんけどー。」フリフリ 良子「きょうたろう、こっちもビールプリーズ。」カンカン 京太郎「あ~! もう! 少しは自分で動け! このぐうたら姉ども!」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 成香「…………ひぅ!」ビクッ 京太郎「……あのー……姉さん?」 成香「な、何ですか?」 京太郎「……なんでホラー映画なんて見てんの?前からそういうの苦手だったよね?」 成香「麻雀部のお友達から『絶対に面白いから見た方が良いよ!』と言われて貸してもらったので……」 京太郎「なにも苦手な物を無理して見なくても……」 成香「京くん……相手の子も好意から貸してくれたんですから」 京太郎(涙目の姉さんが見たいだけだと思う) 成香「それに……こんなの作り物なんですよ?いつまでも子供みたいに怖がらなくとも……」 テレビ<モルスァ! 成香「ひぃ!」ビビクン 京太郎「……」ナデナデ 成香「ふわぁ……!ちょっと京くん!姉の頭を子供にするみたいに撫でるなんて」 テレビ<ブルスコファ! 成香「あぅ!」 京太郎(……見終わるまで一緒にいてあげよう) ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 京太郎「小蒔姉さんちゃんと布団で寝なきゃ風邪ひくぞ」 小蒔「ムニャムニャ・・・京君はやさしいです・・・・」 京太郎「巴姉さん掃除手伝います。」 巴「いつも助かります。初っちゃんにも見習ってほしいですね」 京太郎「春姉ぇあんまり食ってると太るぞ」 春「いくら食べても太らない・・・・。それが自慢・・・」ニコッ 京太郎「初っちゃん、もう子供じゃねーんだから服ぐらいちゃんと着ろよ。」 初美「なんで私だけ姉さんって呼んでくれないんですかー!」 京太郎「霞母さ・・・・姉さん!」 霞「あらあら・・・・」ニコニコ(神を降ろしながら) 京太郎「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 村吉「あ、須賀君」 京太郎「どうも、村吉さん。毎度御迷惑かけて申し訳ないです」 村吉「いえいえ……こちらこそ未成年をこんな時間に呼びつけてるからお互い様ね」 京太郎「……あはは。それで、姉は……?」 村吉「ええ……いつもと同じよ」 野依「遅い!」=З=З=З 京太郎「遅いじゃないよもう……どんだけ飲んだんだ?」 野依「ちゃんぽん!」=З=З=З 京太郎「数を聞いてるんだよ……ほら、帰るぞ」 野依「まだ飲み足りない!」=З=З=З 京太郎「二日酔いで地獄見るのは自分なんだからな」 野依「大丈夫!」ムフー 京太郎「あー、もう……」 グイ 野依「!?」 京太郎「帰ろうよ、姉さん」(そっと耳うち) 野依「…………ん」 京太郎「ほれ、おぶさって。んじゃ、連れて帰りますんで……御迷惑おかけしました」 野依「ました!」=З=З=З 京太郎「あんたが言うな」 村吉「末恐ろしいわね……」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ コンコン 京太郎「シロ姉ー、朝だぞー」 京太郎「今日は日直なんだろ?」 京太郎「もうメシ出来てるから、早く降りてきなよ」 シロ「ん……」 ダルー シロ「……」 シロ「……ぐぅ」 京太郎「二度寝するな!」 バターン シロ「おはよ……京太郎……」 京太郎「ん、おはよ、シロ姉」 シロ「着替えさせて……」 京太郎「羞恥心とか無いの!?」 シロ「……」 ジー 京太郎「……し、下までは運ぶからさ」 シロ(甘いなぁ……) シロ「いただきます……」 京太郎「はい、いただきます」 シロ「……うん」 シロ「今日も美味しい……」 京太郎「お、ホントに?サンキュー、シロ姉」 京太郎「でも、俺なんてまだまだだって」 京太郎「この間食べさせてもらった塞さんのお弁当、美味しかったなぁ……」 シロ「……」 京太郎「どうやったらあの煮物の味が――」 シロ「京太郎」 シロ「私には、京太郎の作るご飯が一番だから……」 京太郎「……そっか」 シロ「ん……」 京太郎「忘れ物ない?」 シロ「……うん」 京太郎「んじゃ行きますかー」 シロ「おんぶ……」 京太郎「はいはい、途中までだからなー」 ヨイショ シロ「……」 シロ「京太郎」 京太郎「んー?」 シロ「ずっとこうしてられたらいいね……」 京太郎「ははっ、そうだなー」 京太郎「まぁ、そんなこと言っても途中で下ろすのは変わりないんだけど」 シロ「……だる」 京太郎「まったく、お見通しだっての」 ハハ シロ(別に、嘘じゃないけどね……) ギュ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 京太郎「あのさ、俺の学ラン着るのもう止めてくれない?」 セーラ「なんで?これごっつい着心地ええねんで」 京太郎「いやいや。でも実弟が着てたのを着るのは抵抗あるだろ普通」 セーラ「全っ然!これっぽっちも無いわ」キッパリ 京太郎「なんでそこまで断言出来るかな……」 セーラ「ええやん別に。てかそんなん一々気にしとったら禿げるで?」 京太郎「姉ちゃんが気にしなさ過ぎなんだってば」 セーラ「気にするゆーても千里山は女子高やん。バレへんバレへん」 京太郎「俺にだって女子の友達くらい居るんだけど。で、千里山に進学した奴も居るんだぜ?」 セーラ「そうなん?」 京太郎「だからさ、わかるよな?」 セーラ「ごめん分からんわ」シレッ 京太郎「姉ちゃぁぁんんん??!!」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 和「ところで京太郎、最近咲さんとはどうなんですか?」 京太郎「……なんのことだよ」 和「ですから、『咲さんと愚弟を結婚させて咲さんにお義姉ちゃんと呼んでもらう計画』の進捗具合を聞いているんです」 京太郎「その計画名キてるから変えたほうがいいぞ、姉貴」 京太郎「どうって言われてもなぁ、普通だよ、普通」 和「……まったく、相変わらず見た目はチャラいのに奥手ですね、京太郎は」 ハァ 京太郎「気にしてるんだからやめろよ!地毛だよ!知ってるだろ!」 和「……仕方ありません、明日、女の子のエスコートの仕方を教えてあげます」 京太郎「は?」 和「駅前に……そうですね、10時に待ち合わせしましょう」 京太郎「え、ちょ……一緒に出れば良いじゃん……」 和「遅れたら来月のお小遣いは無しですからね」 京太郎「誠心誠意エスコートさせていただきます!」 和「はい、よろしい」 ニッコリ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ ……て…………きて 塞「早く起きる!」ゴスン 京太郎「……うっ!」 塞「シロじゃないんだから、休日だからって昼まで寝てないの」 京太郎「ひどい……あんまりだぁ……」 塞「はいはい、うだうだ言ってないで、さっさと顔洗ってくる」 京太郎「へーい……」 塞「顔洗ってきた?よし、それじゃ」 「「いただきます」」 京太郎「あ、この煮物うまい。柔軟剤使った?」 塞「それは洗濯物だよ!でも、わかった?お母さんに教えてもらったんだ」 京太郎「ほー」 塞「ほーって……あんた見た目といい反応といい、本当にシロに似てきてない?」 京太郎「姉ちゃん、言って良い事と悪い事があると思うんだ」 塞「……うん、なんかごめん」 京太郎「ははは……食い終わったら掃除でもしようか」 塞「うん、休日なんだから隅々までやろうか」 塞「……よし、掃除終わりっ」 京太郎「姉ちゃーん、こっちも風呂掃除終わった」 塞「ありがと。じゃあ、お茶でも淹れよっか」 京太郎「午前中で家事もほとんど終わったし、午後はどうする?」 塞「んー……ちょうどセールがあるんだよねぇ……」 京太郎「うげ……荷物持ちですか……」 塞「そう言わないの、あんたの服も選んであげるから。――っと、その前に」 ポフン 塞「充電♪充電♪」 京太郎「最近よくやるよな、胡桃先輩のそれ」 塞「やってみると意外と良いのよこれ。胡桃がハマるのも納得だわ」 京太郎「俺は吸いとられてるんですけどねー……ところで、姉ちゃん」 塞「んー?何?」 京太郎「姉ちゃんの尻柔らかいけど、柔軟剤使った?」 塞「使ってないよ!」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 京太郎「咏義姉さん、おかえりんこ」 咏「ただいまん……あ///」 咏「ま、まったく///お義姉ちゃんに何を言わせる気なんだか///」 京太郎「ゴメンゴメン」 ガチャ えり「二人とも玄関で何をしているのですか?」 京太郎「あ、えり義姉さん。おかえりんこ」 えり「はいはい。ただいまんこただいまんこ」 京太郎「お、おう」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 一「じゃあ、行ってくるねー京くん」 ヒラヒラ 京太郎「待て」 ガシッ 一「うわっ!なに今から外に行くんだけど。あっもしかして京くん、ボクに甘えたい?」 京太郎「違うわ!姉ちゃん外に出るなら服を着ろ服を!」 一「服?それならちゃんと着てるじゃないか」 京太郎「着てるけど、全然着てないからね。見え見えだから」 一「そうかなーボクにはこれが普通なんだけど」 京太郎「よく痴女扱いされないな姉ちゃん。もう隣に歩けねーよ」 一(……うん?それじゃちゃんとした物を着れば京くんが隣に歩いてくれるのか) 一「よし」 ガシャ 京太郎「うわっ!姉ちゃんなんで俺に手錠をかけるんだよ」 一「そこまでいうなら、京くんはボクの服を選ぶことお姉ちゃん命令だからネ!」 京太郎「ヤバいから俺の社会的地位がヤバいから」 一「ほら行くよ!京くん」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 玄「第一○六回松実家おもちドラフトを開始いたします」 京太郎「ではまず俺から」 ──京太郎第一指名『岩戸霞』── 玄「やはりそう来ましたか……」 京太郎「……それで義姉さんの第一指名は?」 ──玄第一指名『岩戸霞』── 京太郎「確実に取りに来たか」 玄「当然です。岩戸さんの長打力は無視できないのです」 宥「(……何が楽しいんだろう)」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 咲「京ちゃん、一緒に服買いに行こー」 京太郎「……なあ姉さん、たまには他の誰かと服買いに行ったらどうだ?」 咲「えっ?もしかして、私と買い物行くの嫌になっちゃったの……」 京太郎「いや、俺と姉さんが服買いに行くと、姉さんの服まで男物っぽくなるから……」 咲「そんなの、私と京ちゃんで着回しすること考えると当たり前じゃない?」 京太郎「今じゃ背丈違うからあんまり着回ししてないだろ」 京太郎「やっぱり女の子がパーカーやジーンズばっかり着てるのはどうかと思う訳よ。身内としては」 咲「えー、動きやすいし、あったかいし、私は気にしてないよ?」 京太郎「少しは気にしろよ!それに和達と一緒の方がもっとおしゃれなの買えるんじゃないか?」 咲「うーん前に一回、3人で服買いに行ったんだけどね……」 咲「原村さんは高そうなフリフリのモコモコ、優希ちゃんは変わった柄のプリントTシャツ買ってて……」 京太郎(うわー……) 咲「なんか私には遠い世界のことだなーって感じだったの」 京太郎「で、でもやっぱり男と一緒じゃ買いにくいものあるだろっ?水着とかほら…下…着…とかさ」 咲「(…下着?)水着なら去年も一緒に買いに行ったじゃない。それに一番最初に姉の水着姿見られるんだから役得でしょ?」 京太郎「で、でも……」 咲「それに私一人で行ったら迷子になるし、荷物持ちも欲しいし、あと京ちゃんの服選びも楽しいし!」 京太郎「……」 咲「ねっ、だから一緒に買い物行こっ!」 京太郎「……んだよ」 咲「えっ?何?」 京太郎「姉さんと一緒だと俺がパンツ買いにくいんだよ!!!」 咲「!!?」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 怜「竜華ー。膝枕してーな」 京太郎「姉さん。ちょっといい?」 竜華「ん、なんや京太郎。ごめんな、怜。膝枕はまた後でな」 怜「……これで何度目や、後回しにされるの」 怜「京太郎。竜華の膝枕をかけて勝負や」 京太郎「なんですか。いきなり」 怜「京太郎が入部してから、竜華が膝枕してくれる回数が減ったんや」 怜「私が勝ったら、回数を元に戻す。京太郎が勝ったら、竜華の膝枕を1回させてやるわ。」 京太郎「俺にそんな権限ないですし、それにもし勝てても、家でやってくれるんで…」 怜「ほう、それは聞き捨てならんな。詳しく聞かせてもらわんと」 京太郎「す、すいません。用事思い出したんでもう帰ります。お先に失礼します」 怜「ちょっと、お姉さんとお話しようか。なに、お話だけやで」ガシッ 京太郎「え、何この力。誰かー、助けてー」ズルズル 竜華「京太郎と怜は仲ええなー。」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 京太郎「ただいまー」 智美「おかえりー。きょーたろー」 京太郎「ただいま、姉ちゃん。あれ、何それ?」 智美「これか? 免許取ろうと思ってな。パンフレットもらってきたんだ」 京太郎「へぇー。頑張ってね」 智美「おう。免許取ったら一番に乗せてやるからな。楽しみにしとけよー。」 京太郎「ああ、楽しみにしてるよ。その時は佳織姉さんも誘おうか。」 智美「残念だけど、佳織はその次かな」 京太郎「え、なんで? 乗れないわけじゃないし、多い方が楽しいと思うけど」 智美「やっぱり幼なじみとはいえ、初めての運転で他人を乗せるわけにいかないだろー」 京太郎「姉ちゃんなら、そんなこと気にせず誘うと思ったけど」 智美「失礼な。私だって、それくらいの気は使うぞ」ワハハー 智美(…本当は、京太郎と二人きりがいいからだけどな) ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ ある日突然、あなたに12人もの姉ができたらどうしますか? それも……とびっきりかわいくて とびっきり素直で、とびっきり愛らしくて、とびっきりの淋しがりや。 しかも、そのうえ……彼女達はみんなみんな、とびっきり! 弟のコトが大好きなんです…… 洋榎「京太郎、起きろやー!!」ドムッッ 小蒔「zzz・・・京太郎くん・・・」 美穂子「京太郎くん、朝ご飯できてるから、しっかり食べてね」 京太郎「アネキ・・・鳩尾、鳩尾はやめて・・・」 京太郎「ねーや・・・また俺の布団に入ってきて・・・」 京太郎「お姉様、いつも美味しいご飯ありがとう」 でも、残念なことに弟と姉は現在離れ離れに暮らしていて…… 実際に会うことができるのは、 2ヵ月に1回と決められた“弟の日”だけ。 大好きな弟と自由に会えない姉は…… さみしくて、いつも弟のことばかり想ってしまいます。 「神様……どうか、早く弟に会えますように私の大事な大事な弟……」 「会えないでいると……淋しい気持ちでいっぱいになっちゃうよ……」 衣「京太郎は衣に逢えなくてさみしかったろう? 存分に甘えるがいいぞ、衣はお姉ちゃんだからな!」 豊音「京太郎、ちょー逢いたかったよー」 宥「京ちゃんだぁ、背中おっきくってあったかーい」 京太郎「おねえたまは、さみしかったんですね、いっぱい甘えてくださいね」 京太郎「姉ちゃま、ちょっ、近すぎるって!!」 京太郎「ねえさままで・・・、でも二人ともポカポカしてあったかいよ」 だから、ようやく2ヵ月に1度の「弟の日」がめぐってきて…… 2人が会えたときには、 姉は世界中の幸せを独り占めしたみたいに、 とってもとっても……幸せ もちろん姉弟なんだけど、気分はまるで楽しいデート! セーラ「バスガデルデー」 ワハハ「京太郎でかけるぞー」 すばら「今日は、なんてすばらな一日でしょう!」 京太郎「姐さん、今行くよー」 京太郎「お姉ちゃん、安全運転で頼んます」 京太郎「おねぇ、よかったね」 そして姉は、弟のそばにぴったりくっついて…… 心配そうに弟の顔をのぞき込み、 こう……言うのです。 「弟は……私のコト、好き?」 姉達はちっちゃい頃からずっとずっと ただ純粋に弟のコトが大好きでした。 やさしくってステキで世界にただ1人、 自分だけの大切な弟……。 照「・・・京太郎」ゴゴゴゴ 智葉「・・・・京太郎」ゴゴゴゴ やえ「・・・お見せし(ry」ゴゴゴゴ 京太郎「・・・姉君さま、姉上さま、姉チャマ、プレッシャーで胃に穴が開きそうです」 だから、いつもいつも弟と一緒にいたくて、 いつもいつも弟にかまってほしくて……。 ここに登場するのはそんな素直な女の子達……。 外見も性格もちがう12人の姉達ですが、 想いだけはみんな同じ……そう 「……京太郎、大好き!」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ エイス「キョウタロ!キョウタロー!」 京太郎「んあ、どうした姉ちゃん」 エイス「………」カキカキ ポン! 【お菓子を作っている京太郎の絵】 京太郎「お?おぅ……」 エイス「………」カキカキ ポン! 【お菓子を食べているエイスリンの絵】 エイス「………」キラキラ 京太郎「えぇと………」 京太郎「作れって…ことだよな?」 エイス「!!」コクコク 京太郎「しょうがないなぁ、何作ればいいんだ?」 エイス「ク…クッキー?」 京太郎「なんで疑問系なんだよ…まぁ作るけどさ」 ..................1時間後 京太郎「姉ちゃーん、できたぞー?」 エイス「………」モグモグ 京太郎「ってもう食ってるし…腹減ってたのか?」 エイス「………」コクコク エイス「キョウタロ」パンパン 京太郎「ん?座れって?はいはい」ストッ エイス「えへへー」ナデナデ 京太郎「なんだよ、急に頭なんか撫でて」 エイス「アリガト……ね?」ナデナデ 京太郎「………ん」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 京太郎「……はぁ」 ゆみ「どうした、京太郎」 京太郎「どうしたもこうしたもないよ、また同学年の女子からラブレター渡されたんだぜ?」 ゆみ「それの何が問題だというんだ?」 京太郎「『ゆみ先輩に渡してください』って来るんだよ」 ゆみ「なんだ、それは……」 京太郎「こっちのセリフだよ全く。なんだって女の子のラブレターを女の子に渡さなきゃなんないのさ」 ゆみ「……女の子?」 ピクッ 京太郎「ん?あ、ごめんごめん。姉さんは女の子って柄じゃないか」 ゆみ「いや……まあ、そうだが」 京太郎「そこで納得するのも姉さんらしいけど。俺だってまっとうにモテてみたいよ」 ゆみ「……まるで私がまっとうにモテてるみたいな言い草じゃないかそれでは」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 智紀「…………」カタカタカタカタ 京太郎「ね…姉ちゃーん?入るぞー」ガチャ 智紀「…………」カタカタカタカタ 京太郎「姉ちゃん、飯持ってきたんだけど…」 智紀「…………」カタカタカタカタ...ッターン!! 京太郎「!?」ビクッ 智紀「そこ……置いといて………」 京太郎「う…うん。あ、あと風呂沸いてるから」 智紀「…………」カタカタカタカタ 京太郎(もうゲームに戻ってらっしゃる…) ----10分後・リビング 京太郎(姉ちゃん最近また引きこもってるけど大丈夫なのか?) 京太郎(龍門渕で仲良く麻雀してると思ってたんだけどな…) 智紀「大丈夫、問題はない」 京太郎「うわッ!!?姉ちゃん!いきなり背後から思考を読むな!!」 智紀「透華からちょっとだけお休みを貰ってただけだから。あとね…」 智紀「ご飯、おいしかったよ?」チュッ 京太郎「ねっ姉ちゃん…」カァァ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 「じゃあね。」 京太郎「おう、また明日な。」 桃子「……お兄ちゃん、今の誰っすか……?」 京太郎「うお!? いきなり現れんなよ!?」 桃子「私を見れるのはお兄ちゃんだけ……だからお兄ちゃんはは私のことだけ見ていればいいっす……」 京太郎「はぁ~」 桃子「どうしたっすか?お兄ちゃん」 京太郎「桃子か。いや、何か最近女子に避けられてるみたいでさ」 京太郎「何か噂では、俺と仲良くなると不幸が起こるらしいんだが…」 桃子「噂は噂っすよ。現に私は何にも起きてないっす。」 桃子「それに麻雀部の先輩たちだって、何も起きてないじゃないっすか」 京太郎「そうなんだけどな~。委員長も俺を避け始めてるみたいでな」 桃子「あ~、あの女っすか。あいつはなかなか諦めなかったっすね」ボソッ 京太郎「ん、何か言ったか?桃子」 桃子「なんでもないっすよ。そんなことよりどこか遊びに行こうっす。」 京太郎「…そうだな。いつまでも暗い気分でいてもしょうがないしパーッと遊ぶか」 桃子(麻雀部の人たちは学年も違うし、部活だけだから監視もしやすいっすけど) 桃子(ほかの人は、ずっとは監視できないし、向こうから離れてもらうのが一番っすね) 京太郎「ほら、桃子遊びに行くんだろ。早く行こうぜ」 桃子「はいっす。お兄ちゃん」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 恭子「……ただいま」 京太郎「姉ちゃんお帰り。なんか随分疲れてるみたいだな……」 恭子「まあね。漫ちゃんの特訓に付き合ってたら主将と代行が乱入してきてその相手もしとったんよ」 京太郎「お、おおぅ。そりゃ疲れるわ」 恭子「それで悪いんやけど、鞄部屋に置いといてくれん?」 京太郎「はいよ。それくらいなら任せてくれよ」 恭子「おおきに。じゃあお風呂で汗流してくるわ」 京太郎「へーい。ごゆっくりどーぞ」 恭子「あと相談なんやけどな。いつもの『アレ』も頼まれてくれる?」 京太郎「『アレ』って『アレ』のこと?」 恭子「そーそー。楽しみにしとくから念入りにお願いな」 …。 ……。 …………。 ……………………。 恭子「くぅぅぅ~~っっ!そこそこっ!もうちょい強めで」 京太郎「へいへい。―ふっ、ふっ」グッグッ 恭子「効くぅ~♪相変わらずマッサージ上手いな」ホッコリ 京太郎「そりゃねぇ。伊達にやらされてないさ」 恭子「そういや私が高校入ってからはほぼ毎日頼んでるんやっけ」 恭子「時間が過ぎるんて早いなぁ……」シミジミ 京太郎「なに、年寄り、臭いこっ、言って、んの!」グッグッグッグッグッ 恭子「まあ実際京太郎よりも年食ってるけどな」 京太郎「たかだか二年だろ……」 恭子「それでも年上なんは事実やろ?」 京太郎「花の女子高生が何言ってんだか」 恭子「口動かすよりも手ぇ動かして。あ、もうちょい下ね」 京太郎「はいよ。こんなもんですかお客さん?」 恭子「あっ♪それ最高やん」 京太郎「そりゃ良かった。でさ姉ちゃん。話変えるけど髪退けてくんないかな?」 京太郎「さっきから巻き込みそうで怖いんだよ」 恭子「そうなん?じゃあショートにした方がええのんかな……」 京太郎「いやいや。結ぶだけで良いから。ポニテとかサイドとかさ」 恭子「……京太郎。いくら私がお姉ちゃんでもいきなり性癖暴露されたら困るんやで」 京太郎「ばっ!物の例えだよ!!」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 京太郎「買い出しから戻りました~」ドサドサ 誠子「うわ、凄い量だな。これ全部一人で買ってきたのか」 照「京ちゃんご苦労様」 菫「ご苦労。ついでに買ってきたなまものは全部冷蔵庫に入れておいてくれ」 京太郎「菫ねぇは俺をこき使いすぎ!部員俺だけだけど一応俺は男子麻雀部の部長なんだぞ」 菫「そう言うな。ほら、ご褒美だ」ナデナデ 京太郎「あのさ菫ねぇ。俺も15歳なんだから頭撫でられるのははずいんだけど」 菫「なら止めるか?」ナデナデ 京太郎「……このままでいい」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 京太郎「ただいまー......ん?」ガチャッ 奥の部屋 姫子「...んあぁ!ぶちょーダメです...京太郎が...ん、もうすぐ...帰ってき...ひうっ!」ビクビク 哩「そうか、弟さんもこげんだらしなくよがっとる姉の姿見せられよったら、どげん反応しよるんやろな?」クチュクチュ 姫子「やめっ......んっ、やめて.....!」ビクビク 哩「口ではそう言いよってもココは症状たい!」 京太郎「......」 京太郎「なんもかんも政治が悪い」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 佳織「京くん、京くん」 京太郎「はいはい姉ちゃん」 佳織「今日は…何の日かわかるかなぁ?」 京太郎(今日は…姉ちゃんの誕生日だ。もちろん覚えてる) 京太郎(でもここはちょっと…) 京太郎「ん~?なにかあったっけ?特に予定はないはずだけど」 佳織「!!」アワアワ 佳織「京くん…ほんとに覚えてないの…?」ウルウル 京太郎「なんだよ姉ちゃん、なんか約束してたっけ?」 佳織「~~ッ!!」ションボリ 京太郎(ションボリしてる姉ちゃん可愛い) 京太郎(小刻みに震えてるところがなんとも…) 佳織「京くん……」ウルウル 京太郎(あーっもう!上目遣いは反則だって!) 京太郎「………嘘だよ、嘘。姉ちゃん今日誕生日だろ?」 佳織「!!」パァァァ 佳織「でも京くん……お姉ちゃんに嘘ついたんだね」 京太郎「ご…ごめん。つい可愛いくてさ」 佳織「お姉ちゃんをからかうんじゃありません!」ポカポカ 京太郎「いたた…ごめんって。はいこれプレゼント」 佳織「もう!京くんの意地悪!」 佳織「でも…ありがとう、京くん。大好きだよ」ナデナデ 京太郎「…………ん」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 透華「あ、京太r――」 京太郎「ハギヨシさん、ここのレシピってどうやるんですか?」 ハギヨシ「ああ、ここはですね。少しスパイスを強めにして――」 透華「……」 透華「あ、京t」 京太郎「ハギヨシさん組手の稽古お願いできますか!」 ハギヨシ「かしこまりました。それでは武道場でお待ちしております」 京太郎「はい!」 透華「…………」 透華「なんなんですのあれは!ハギヨシとばかりべったりして!」 イライラ 衣(素直に寂しいと謂えばよかろうに……) ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 貴子「ただいま。」 京太郎「おかえり、姉さん。ご飯出来てるよ」 貴子「いつも、悪いな。お前だって疲れてるだろうに」 京太郎「姉さんの方が大変じゃないか。これくらいは当然だよ」 貴子「…本当に池田はなんであんな状況でチーピンを…」 京太郎「ははは、姉さんは本当に池田さんのこと大切にしてるんだね」 貴子「べ、別に今の3年が引退したらあいつが中心になるからな。それだけだ」 京太郎「まぁ、そういうことにしておくよ」 貴子「そんなことよりお前はどうなんだ。彼女とかできたのか」 京太郎「姉さんの方が大切だし、姉さんと比べると皆同じように見えるんだよ」 京太郎「姉さんみたいな人が彼女ならいいんだけど」 貴子「な…」カァァ/// 京太郎「そうしたの、姉さん? 顔赤いけど」 貴子「な、なんでもない。ほらさっさと食べるぞ」 貴子「池田ァァッ! てめェ何度言ったらわかるんだ」 華菜「ごめんなさいだしコーチ。」 未春「華菜ちゃん大丈夫かな」 美穂子「大丈夫よ、華菜は強い子だし。」 美穂子「それより、コーチ何かいいことでもあったのかしら?随分嬉しそうだけど」 未春「そうですか?いつもと変わらないように見えますけど」 美穂子(ふふ、多分京太郎くん関連ね。あれは) ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 胡桃「んーっ!んーっ!」ピョンピョン 京太郎「この段ボールか?」ヒョイ 胡桃「もうっ。なんで取るかなぁ?!」 京太郎「え?駄目だった?」 胡桃「あと“ちょっと”で取れたのに台なしだよまったく……」 京太郎「姉さんの“ちょっと”は俺の知ってる“ちょっと”とズレてるのは分かった」 京太郎「つーか感謝こそされても、なんで怒られてんだよ!」 胡桃「それは……はぁ。仕方ない。“姉の”私が折れてあげるよ」 京太郎「仕方なくねぇよ。自然の成り行きで常識だって」 胡桃「んーっ。んーっっ!!」ピョンピョン 京太郎「なにしてんの……?」 胡桃「空気読んでしゃがむっ!」ピシッ 京太郎「あ、はい」 胡桃「ふっふっふっ。優しいお姉さんからのご褒美だよ」ナデナデ 京太郎「…わざわざしゃがませてしなくても……」ボソッ 胡桃「何か言った?」ギロッ 京太郎「イエ、何モ言ッテマセンヨオ姉サマ」 胡桃「ならよろしい」ムッフー 京太郎(そもそも姉弟で身長差が顕著に表れ過ぎだろ母さん……) 京太郎(これじゃ、ませてる妹って言われても仕方n――) 胡桃「―フンッ!!」ゲシッ 京太郎「いてぇ!!?なんで踏むんだよ姉さん!」 胡桃「京が失礼なこと考えたからでしょ?」シレッ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 京太郎「ただいま」 巴「お帰りなさい~」ヌギヌギ 京太郎「って義姉さん!!何で服脱いでんだよ!」 巴「さっき霞さんのお祓いをして汗をかいたので拭いてるんですよ」 京太郎「だ、だからって自分の部屋とか風呂場でしろよ!!居間ですんな!!」 巴「あら?もしかして京くんお義姉ちゃんの裸見て照れてるの?」 京太郎「な///べ、別にそうじゃなくてだな……その……つつしみとかそういうのだよ///」 巴「はいはい。そういうことにしておいてあげます」クスクス ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 女子「いきなり呼び出したりしてごめんなさい」 京太郎「それで用事って?」 女子「あ、あのこれ!」サッ 京太郎「これって……もしかしてラブレター?」 女子「はい!」 女子「お姉さんに渡してください!」 京太郎「(うん。分かってたよ。こんなオチだって)」 京太郎「純ねぇ。またラブレター預かってきた」 純「お、サンキュー。もてる女はツラいねぇ~」 京太郎「はぁ……毎回毎回純ねぇの代わりに呼び出される俺の身にもなってくれよ」 純「お、なんだ?大好きなお姉ちゃんが取られちゃうか心配なのかな?」ダキッ 京太郎「ちょっ!抱き付くなよ暑苦しい!」 京太郎「(ささやかながらも柔らかいおもちが当たってる……!!)」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 玄「あれは鹿児島の神代さん!こっちは千里山の清水谷さん!去年テレビで目をつけてた極上おもちが、今!私の目の前に!」 京太郎「クロ姉落ち着いて、声でかいから、めちゃ白い目で見られてるから」 玄「しかも岩手代表の小瀬川さんとか、姫松の愛宕さんの妹さんとか」 玄「初出場の人のなかにも特Aレベルのおもちさんがいっぱいいるし!凄いよ京くん、全国大会はまさにおもちの宝庫だよ!」 京太郎「わかった、わかったからちょっとこっち来て!」グイグイ 玄「ま、まって京くん!せめて写真だけでも!」 京太郎「まったくクロ姉は…。いつも言ってるだろ、素晴らしいおもちを見て感動する気持ちはわかる、それこそ俺は誰よりもわかる」 京太郎「でもだからってその感動を表に出しちゃだめなんだよ、俺達の趣味は秘してこそ」 京太郎「人目があるとこで全開おもちトークとかしたら変態さん扱いは免れんのです」 玄「申し訳のうござる、興奮を抑えきれずつい…」 京太郎「確実に顔覚えられただろうな、クロ姉みたいな美人さんがいきなりおっぱいおっぱい騒ぎ出すなんてインパクトありすぎるし」 玄「うう、あれだけのおもちさん達と仲良くなれるせっかくのチャンスなのに、次あった時警戒されちゃうかなぁ」 京太郎「まあそこは俺が一緒にいる時ならフォローするよ。その時はクロ姉もちゃんと自重するように」 京太郎「言っとくけど初対面の人に挨拶からワンツーのテンポで品質調査(乳揉み)!」 京太郎「とかやられたら今度はさすがにフォローしきれないからな」 玄「その節は大変ご迷惑を…」 京太郎「大体我慢が足りないんだよクロ姉は。俺なんかいつもめちゃ我慢してるってのに」 京太郎「男の俺と違って女の子のクロ姉は多少のことなら許されるんだからほどほどで満足しなきゃ」 京太郎「さっきのだってクロ姉がするぶんにはなにあの変人て思われるだけですむけど俺がやったら普通に通報されてるだろうし」 玄「失礼な話だよね、私達のおもちに対する気持ちにいやらしいものなんか全然ない」 玄「いわば芸術を見る気持ちでおもちに向き合ってるっていうのに」 玄「おもち丸出しのミロのヴィーナスの造形について品評するのは芸術鑑賞」 玄「なら私達のしてることも同じ扱いになっていいはずなのです!」フンス 京太郎「クロ姉は知らないかもしれないけど世の中には常識ってもんがあってだな…」 京太郎「あと内緒だけど俺の場合仮にも男なんでいやらしい気持ちが全くないとは言いづらいっす」 玄「でも京くんは女の子の嫌がることはしない紳士さんだし大丈夫大丈夫へーきへーき。それになんたって京くんは私一筋だもんね!」 京太郎「うっ…」 玄「おもちはおもちで別腹、京くんが女の子で一番好きなのは私だっておねーちゃんちゃんとわかってるから!」フフン 京太郎「べ、別にいつまでもそうとは限らないんだからな!」 京太郎「俺だってもう高一だし、そろそろクロ姉以外の好きな人ができてもおかしくない、はず」 玄「そんな無理して他の女の子好きになろうとしないでいいよー」 玄「私は今までもこれからもずーっと京くん一筋だし、ほーらくっついちゃうぞー!」 京太郎「ば、ばか、人に見られたらどうすんだって」 玄「とか言いつつ振り払おうとはしない京くんなのでしたー」 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 衣「♪」テクテク 衣「?」 京太郎「Zzz……」 衣「……!」タタタッ 衣「!」タタッ 衣「♪」バサァ 京太郎「Zzz……」 衣「♪」トントン 衣(まったく仕方ない弟だな、衣がタオルケットを掛けなかったら風邪を引いてしまうぞ。) 衣「……Zzz。」 衣「Zzz……」 透華(あら……姉弟で仲良くお昼寝ですわね。) 透華(なんとも微笑ましい限りですわ。) ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 京太郎「姉さ~ん、飯できたぜ」 霞「あっ…あら京君」 京太郎「またネット掲示板やってるのかよ……」 霞「もうっなによ……いいじゃないちょっとくらい」 京太郎「別に普通にするのは構わないけど、俺と姉さんのSSを書くのは止めろって言っただろ」 霞「そうは言ってもね?これが好評なんだからしょうがないじゃない?私も書いてて楽しいもの」 京太郎「俺のどこがいいんだかねぇ……」 霞「ふんふむ……ちょっと来なさい京君」 京太郎「なんだよ?一体」 霞「京君は私の知ってる中の男性で一番魅力的なんだからね」 ギュッ 京太郎「ありがと、姉さん」 ボソッ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 京太郎「姉さん、羊羹出来たけど食べる?」 尭深「うん。それじゃあ私お茶入れてくるね」 京太郎「ありがと。じゃあ用意して待ってるよ」 尭深「…おいしい。」 京太郎「良かった。作った甲斐があったぜ」 尭深「…でも、京君はいつもお菓子作ってくれるのに私は お茶入れるだけで申し訳ない。」 京太郎「何言ってんだよ、姉さん。俺は姉さんが入れてくれる お茶が好きだし、姉さんの喜ぶ顔が見たいからこうやって作ってるんだぜ」 尭深「ありがとう。私も京君が作ってくれるお菓子好き。」 京太郎「好きなのは、俺のお菓子だけ?」 尭深「そんなわけない。京君のことは全部好き」 京太郎「俺も姉さんのこと全部好きだよ」 尭深「……うん。ありがと京君」カァァ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ 久「京太郎~?いないの~?」ガチャ 久「愛しのお姉様よ~?」ポフン 久「お茶くらい出しなさいよ~」ペラペラ 京太郎「…………おいヒサ姉」 久「あ、そこにいたの?全然気付かなかったわ」ポリポリ 京太郎「いきなり人の部屋に入っといてその態度は何だよ」 久「いやぁよく言うじゃない。『弟のものは姉のもの』って♪」 京太郎「そうだなよく聞くな」 久「でしょ?」 京太郎「―ヒサ姉の口から」 久「うそやだー。どこ情報?どこ情報よそれー」ペラペラ 京太郎「しまいにゃ放り出すぞ」 久「なになに?DV?」 京太郎「姉弟でDVもあるかって。喧嘩にしか見られねーよ」 久「それもそうよねー。あ、この前の巻ってどこ?」 京太郎「それなら確か……っとあった。ほらよ」 久「ありがと。立ったついでにジュース取ってきて」 京太郎「どこがついでだっつーの」 久「いいじゃない別にぃ。減るもんでもなし」 京太郎「減らなきゃいいって話じゃねぇよ!むしろ手間が増えてんの!」 久「大丈夫よ。私は増減してないもの!」キリッ 京太郎「………」 久「な、なによ……」 京太郎「べっつにぃ~?」 京太郎「昨日のリビングでダイエット特集に集中してたのは誰だったのかと思い出してただけですしぃ~?」 久「ダイエットは女子にとっちゃ話のネタになるんだから知識だけでも仕入れないとねぇ」 京太郎「へぇ……ふぅ~ん」 久「あ、全っ然信じてないでしょ!?」 京太郎「だってなぁ。ヒサ姉だしなぁ」 久「減らず口を叩くのはこの口?ならこうしてやるっ!」 京太郎「ばっ!やめろよ!ポテチ摘んだ手を近付けるな!」 久「大丈夫。漫画読む時に手は拭いてるから」 京太郎「そう言う問題じゃねぇ!良いから手洗ってこい!」 久「気が向いたら善処する方向に検討するわ」 京太郎「明らかに拒否ってるじゃん!」
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照「……ねえ京ちゃん」 京太郎「なんですか?」 照「…………好き」 京太郎「……照さん」 照「……うん」 京太郎「このクッキー、そんなに気に入ったんですか?」 照「……そうじゃない。や、クッキーはすごく美味しいけど」 京太郎「いやー、この前テレビで見たやつだったんですけど、ちょっとアレンジしまして」 照「うん、相変わらず京ちゃんが作るお菓子は美味しい。でも、私が好きなのは…」 京太郎「あ、照さんが好きそうな味もありますよ?」 照「……もらう……美味しいよ、京ちゃん」 照「……という訳で今回も駄目だった」電話中 咲『えー……この前校舎の裏に呼んでからも駄目だったよね?』 照「『俺も好きですけど?あ、新しいアイス屋できてましたよ』は、さすがに予想外」 咲『やっぱり京ちゃん鈍いね』 照「うん……でも、そのおかげでまだ取られてない」 淡「キョータロー!クッキー美味しかったー!ありがとー!」 京太郎「おう。いや、抱き着くなって」 淡「もー、大好きだしいいじゃーん!」 京太郎「はいはい。いつも言ってんな」 淡「……本気なのに」 菫「こら淡、その辺りにしとけ。しかし、本当に美味しかったぞ」 京太郎「菫先輩、ありがとうございます」 菫「その礼と言ってはなんだが……今度この映画でも見に行かないか?」 京太郎「これって最近話題の……」 菫「ああ……その、恋人や好きな人と見るラブストーリーとか言われているが……」 京太郎「じゃあ俺なんかじゃ駄目ですよー。菫先輩ならすぐにいい人見つかりますって」 菫「……私は君がいいんだがな」 尭深「あの……お茶、どうぞ」 京太郎「ありがとうございます……ふぅ、やっぱり尭深先輩が淹れるお茶が一番です」 尭深「ありがとう……京太郎くんさえ良ければ……毎日でも淹れてあげるよ?」 京太郎「え?そんなの悪いですって。そりゃ美味しいですけど先輩が大変ですし、たまにでいいですよー」 尭深「……そういう意味じゃないのに」 誠子「京太郎!私と付き合ってくれ!!」 京太郎「いいですけどまた釣りですか?この前美味しい魚料理のレシピを見つけまして…」 誠子「あ、いや、付き合うってそういうのじゃなくて…」 京太郎「この前釣ってすぐ捌いたのも美味しかったですよね?またすぐにできるやつなんで期待しててくださいね!」 誠子「あ、あぁ……京太郎の料理は美味しいから楽しみだよ……真正面からでも駄目なのか……」 照「また被害者が増えてる」 咲『昔からそうだったよねー』 照「もうどうすればいいんだろ……」 咲『うーん……いっそ押し倒す?既成事実ゲット!……なーんてね』 照「……それだ!」 咲『……え?あの、お姉ちゃん?冗談だよ?』 照「咲、ありがとう。今度こそ、成功させてくる!」 咲『お姉ちゃん!?ちょっと待って!冗談だって!!お姉ちゃーん!!』 カンッ?
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朝 日曜日 京太郎「ふわぁ…あれ…ああそういえば一緒に寝たんだったな」 京太郎「朝ごはんを作るか」 京太郎「起こすのも悪いし一人で作るか」 ガチャ…バタン… カピー「パカパカ(ドッペルゲンガーがここまで成長したか…まあ、それも運命か。主の鋼の精神(笑)がどこまでもつか見ものだな。手を出したらロリコンとよんでやろう」 マホ「わふぅ…zzz」 昼 京太郎「マホがパソコンで中学の友達と喋ってるからパソコンは使えないな」 カピー「パカパカ(どうした?」 京太郎「いや、なんかこう久しぶりだと思って」 カピー「パカパカ(私からしたらこのペースでいいんだがな」 京太郎「いや、この抽選券を手に入れてな」 カピー「パカパカ(ホームラン全く…デタラメだな」 京太郎「褒めるなよてれるじゃないか」 カピー「パカパカ(褒めてない」 カピー「パカパカ(結果だ」 カピー「パカパカ(また主にはいらないものばかりだな」 京太郎「でもまあ、もらえるだけいいだろ」 カピー「パカパカ(そうだな…麻雀の本はドッペルゲンガーにでも渡すといいぞ」 ーーーーーーー、 昼2 京太郎「どうしようか」 京太郎「出かけるか」 京太郎「バッティングセンターは疲れるからゴルフに来て見たが…なになに…網にぶち当てたら豪華商品だと。狙うしかないな」 京太郎「昔よんだ漫画の通りに打つと確か…チカラを抜いて笑顔を作って振り抜く」 カーーーーン… 京太郎「おう…凄く飛んだぞ」 バシュ…網に直撃 京太郎「あっ、当たった…」 店員「おめでとうございます。これが景品になります」 よる 京太郎「もしかしたらスポーツの才能があるのかもしれない…まさかな」 京太郎「マホに麻雀を教えるか」 マホ「よろしくお願いします!」ニコニコ 京太郎(そういえばアイテムを使えって言われてたな) 京太郎(どれを使おうか) 京太郎(これにしとくか) マホ「それなんですか?」 京太郎「これは義姉さんが書いた麻雀の参考書だな」 マホ「参考書?」 京太郎「そうだ。理解すれば強くなるぞ」 マホ「ほ、ほんとうですか!」 京太郎「おう。わかり易くおしえてやるからな」 京太郎「ここでこれを切ると見えない圧力が下家にかかるから…」 マホ「あっ、だからこれを切る…す、凄いです!」 京太郎「いやまあ、マホもそのうち簡単にできるよ」 マホ「ほ、本当ですか?」 京太郎「嘘をついても仕方ないだろ」 マホ「が、頑張ります!」 マホ「あ、あの今日もいいですか?」 京太郎「また一緒に寝るのか?」 マホ「……」頷き 京太郎「……」 京太郎「別に構わないぞ」 マホ「やった!これからもいいですか?」 京太郎「まあしかたないからな」 マホ「ありがとう!京お兄ちゃん!」 ギュ…抱きつき 京太郎(夏場のパジャマだから生地がうすい…柔らかい…これ間違ったかもしれない) 京太郎(ゴルフで疲れたのかな…眠いや…z.zz) マホ「…zzz」 カピー「パカパカ(寝顔はそっくりだな」 月曜日 朝 京太郎「……眠い」 カピー「パカパカ(抽選券が手に入ったらくるんだな」 京太郎「…すまん」 カピー「パカパカ(ふん…まあいいがな」 カピー「パカパカ(特別抽選券…またややこしい物を手に入れたな」 京太郎「ゴルフで貰ったんだ」 カピー「パカパカ(常人は六番アイアンで250ヤードも飛ばせないと覚えておけ」 カピー「パカパカ(結果だ…またややこしいのを手に入れたな」 京太郎「愛欲の鎖ってなんだ?」 カピー「パカパカ(質問しにこい。今は答える気分じゃない」 京太郎「カピー…」 カピー「パカパカ(わかっている。ドッペルゲンガーの相手くらいしてやろう」 京太郎「すまんな」 ーーーーーーーーー 昼 京太郎「どこで食べようか」 京太郎「さ、さみしくなんかないんだからな…次は部室で豊音と食べようかな」 ーーーーーーーー 放課後 部室 京太郎「どうしたものかな」 エイスリン「トックン!」 京太郎「今日は基礎をやってみるか」 エイスリン「うん!」 帰り道 京太郎「そういえばさ、俺の家に女の子が来たんだよ」 エイスリン「えっ?」 京太郎「義姉さん達の恩師の子なんだけどさ…」 エイスリン「そ、それで?」 京太郎「麻雀の基礎を教えないといけないんだ」 エイスリン「えっ?」 京太郎「健夜義姉さんが言ってたんだけどな基礎ができないとやばい事になるっぽいんだ…だからさ…力を貸してくれるか?」 エイスリン「麻雀を教えればいいのかな?」 京太郎「そうだ」 エイスリン「よ、良かった…それくらいなら大丈夫だよ」 京太郎「ありがとう、エイスリン。ところでさ」 エイスリン「ナニ?」 京太郎「日本語ペラペラなんだな」 エイスリン「あっ…」 夜 京太郎「もうすぐ夏休みだな」 京太郎「智葉さんを誘ってみるか」 智葉「暇なのか?」 京太郎「勝った。たかみーさんは初手に字牌しか切ってないけど能力持ちなんだろうな。ウィスが着てるな」 京太郎「たかみーさんからだな」 たかみー「一位おめでとうございます」 京「ありがとうございます」 たかみー「あわあわが言ってた通り強い人ですね」 京「あわあわさんと知り合いなんですか?」 たかみー「ええ。貴方に負けた次の日は荒れてますから」 京「そうなんですか…なんかすいません」 たかみー「かまいませんよ。また良かったら打ってくれますか?」 京「此方こそお願いします」 ーーーーーーー 就寝前 京太郎「あれ、もう部屋に来てたのか?」風呂上がり マホ「は、はい!」真っ赤 スッ…雑誌をベッドの下に隠す マホ(ま、まさかあんな本があるなんて思わなかった!) 京太郎「とりあえずもう遅いし寝るか」 マホ「寝る?え、エッチなのはいけないと思います!」カァァ 京太郎「何言ってんだ?」 マホ「うわぁぁ…な、なんでもないです!」 マホ(お、落ち着いて私) 京太郎「…zzz」 マホ「……もう寝てしまったんですか?」 ツンツン… 京太郎「…っ…zzz」 マホ「男の人は溜まるってさっきの本に書いてたけど…何が溜まるんでしょう?それにマホの頭やお腹は熱いし…全部京お兄ちゃんのせいです」 ぎゅう…抱きつき マホ「温かい…京お兄ちゃんはマホとあんな事したいのかな?…マホは別に…構わない…zzz」 朝 京太郎「…なんで抱きつかれてるんだ?」 京太郎「とりあえず起こさないようにしてと…マホの昼ご飯も作っておかないとな」 ーーーーーー 昼 京太郎「どうしようか」 京太郎「……zzz」 ーーーーーー 放課後 部室 京太郎「また寝てしまった」 胡桃「京太郎、全国の譜面をチェックするから手伝って貰っていいかな?」 京太郎「了解です」 胡桃「…この阿知賀の人、特徴的だね」 京太郎「染めてに寄ってる訳でもないですから、多分妹と一緒です赤い牌が来やすいんだと思うな」 胡桃「赤い牌…確かに中や赤ドラもきてるね」 京太郎「厄介な相手になりそうですね」 ーーーーー 帰り道 京太郎「なあ塞、頼みがあるんだけど…」 塞「待って当ててあげようか、その頼み」 京太郎「えっ?」 塞「京太郎の家に居る女の子に麻雀を教えてあげればいいんだよね?」 京太郎「そ、そうだけどなんで…ああ、エイスリンから聞いたな」 塞「うん。水臭いよ京太郎。私達仲間なんだから困った時は頼ってくれないと」 京太郎「ごめん…」 塞「皆知ってるからビシビシ教えられるよ」ニコニコ 京太郎「お、おう…」 京太郎(ある意味、マホにとったら地獄かもしれないな) ーーーーー 夜 京太郎「…昼間寝たからか身体が軽いな」 京太郎「アイテムはどうしようかな」 マホ「今日もよろしくお願いします!」 京太郎「今日は本無しで落ち着いて打つ練習だな」 マホ「はい!」 マホ「…ここ」 コトン… 京太郎(和の打ち方にそっくりだな) マホ「こんな感じでいいですか?」 京太郎「ああ、最初の頃に比べて格段に良くなっなってきてる」 マホ「ほ、本当ですか!」 京太郎「嘘は言わないぞ」 マホ「やったー!」 ーーーーーーー 就寝前 ガチャ… 京太郎「さっさと寝る…あれ…」 マホ「えっ…?」手に妹物の秘蔵本 京太郎「な、なんでそれを…」 マホ「こ、これは違うんですー!!」真っ赤 五分後 リビング 京太郎「とりあえずあの…すいませんでした!」土下座 マホ「お、お兄ちゃんは悪くないです!」 京太郎「いやでも…あれは…」 マホ「それよりも聞きたい事があります」カァァ 京太郎「聞きたい事?」 マホ「お兄ちゃんはマホとあんな事がしたいんですか?」カァァ 京太郎「えっ?」 マホ「だからお兄ちゃんはマホとセックスがしたいのか聞いてるんです!」カァァ 京太郎「したい」 マホ「っ…!」カァァ 京太郎「って答えたらどうするんだ?」 マホ「えっ?」 京太郎「マホ、大事な事だから言っとく。男は皆、等しく狼だ」 マホ「京お兄ちゃんも?」 京太郎「そうだ」 マホ「それじゃあ…マホの事を…」 京太郎「それはしない」 マホ「マホに魅力がないからですか?」 京太郎「…マホは魅力的な女性だ。でも俺はマホを養う金も権力もないただの学生だ」 マホ「えっと…どういう事?」 京太郎「もし俺がここでマホを抱いて妊娠したらどうする」 マホ「妊娠?」 京太郎「そう妊娠だ。中学生の出産なんて世間は認めないし、俺やマホがその子を自分の手で養っていくには若すぎる」 マホ「その通りです…でもマホはお兄ちゃんとなら…」 京太郎「二年後だ。二年後、俺が18でマホが16になる時にマホがその気持ちのままならもう一度話し合うべきだ」 マホ「でもお兄ちゃんが他の人と交際してたら?」 京太郎「…諦めろ」 マホ「そんなのってないです!」 京太郎「そうだマホが好きな俺はただのクズなんだ…」 マホ「うわぁぁぁああん」泣き出して 京太郎「ごめんなマホ」 マホ「……zzz」泣きつかれて眠り 京太郎「ごめんな、マホ」 パタパタ…足音 カピー「パカパカ(酷な断り方をするな」 京太郎「…マホは岩手に来て俺しか頼れないから錯覚してるだけだ」 カピー「パカパカ(それでももう少しまともな断り方があっただろう」 京太郎「そうか?」 カピー「パカパカ(ああ…人の好意には相変わらず弱いな」 京太郎「そうかもしれないな」下を向いて カピー「パカパカ(ふん…まあいい。義姉の部屋にさっさとその小娘を運べ。私が面倒を見ておいてやる」 京太郎「助かる」 カピー「パカパカ(これは貸しだ。まったく、主は世話がやける」 京太郎「カピーには頼りっぱなしだな」 ーーーーーーー 良子部屋 カピー「パカパカ(この娘も難儀だ。主に薬を盛られるかさっき以外の道なら今ごろ抱かれていたのにな…運命とは皮肉だな」 マホ「お兄ちゃん…zz」 カピー「パカパカ(仕方ない…縁を結んだあやつのためにも少しだけ力を貸してやるか」 カピー「パカパカ(夢見でいいか…面倒だからな。惚れた男の過去だ知っておいてそんはないだろ。あの賢母も知って居る事だしな…いや、ならもう一つ奥を観せておくか。今週末長野に魔王や満月に出会いそれを糧にさせるか…」 ビン… マホ「っ…」 朝 京太郎「……はぁ…」溜め息 京太郎「カピー、マホは…」 カピー「パカパカ(安心しろ爆睡してる。あれは昼過ぎまで起きないぞ」 京太郎「そ、そうなのか」 カピー「パカパカ(つまらん事を聞くなよ。あの小娘の事とか特にだ。振ったのに相手に幻想を魅せるな。それは正真正銘のクズだ。主の行動は間違いでは無かったが最善でもなかった。それが全てだ。それでなにが聞きたい?」 京太郎「ならあの鎖についてきかしてくれ」 カピー「パカパカ(あれは一種の増強剤だ」 京太郎「どういう意味だ」 カピー「パカパカ(そのままの意味だ。対象にした相手のある感情を爆発的に増加させ繋ぎとめる。ただそれだけの事だ」 京太郎「それは悪意とかの類いなのか?」 カピー「そうと言えばそうだが害は無い。使用者以外はな」 京太郎「対象者じゃなくて使用者に害があるのか?」 カピー「パカパカ(好きでも無い牝犬が発情してたら困るだろ?」 京太郎「笑えない冗談だな」 カピー「パカパカ(冗談に聞こえるなら冗談なんだろう。知らない方がしあわせな事もあるからな」 830 名前: ◆qV6dwdDny6[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 05 29 23.86 ID UuXEvxUVO [1/39] 昼 京太郎「どうしたものかな」 部室 豊音「元気ないね」 京太郎「そう見えるか?」 豊音「うん。顔が暗いもん」 京太郎「そうか…」 豊音「噂の女の子の事かな?」 京太郎「そんなところ…自分の不器用さに呆れてただけだ」 豊音「…京太郎は優しすぎるからね。流されたらラクなのに立ち止まる覚悟がある」 京太郎「俺だって流され易いぞ」 豊音「うんうん、それはないよ。結局、覚悟を決めて行動してるよ。だからその女の子の事もそうした結果なんだと思う」 京太郎「……」 豊音「その子もきっと気付いてくれるよ。京太郎が伝えたかった事」 放課後 部室 京太郎「なにをしようか」 シロ「元気ないね」 京太郎「…すまん」 シロ「別にいい。ただちゃんと教えてね」 京太郎「おう、まかせろ」 ーーーーーーーー 帰り道 胡桃「……」 京太郎「……」 スタスタ… 京太郎「何も聞かないんですか?」 胡桃「うん。話してくれないでしょ」 京太郎「すいません」 胡桃「いいよ、別に。慣れてるから」 京太郎「慣れてる?」 胡桃「結婚式の時も両親に挨拶に行く時もそんな風だったからね」 京太郎「結婚式?」 胡桃「な、なんでもないよ!」 京太郎「でも…」 胡桃「は、早く帰ろうよ!」 ぎゅ…手を握って走り 京太郎「ちょっ、待ってください」 夜 京太郎「……」 京太郎「ハオにメールしてみるか」 From 慧宇 なにかあったんですか? 京太郎「文面でばれたのか?…大丈夫、特に何もなかったぞ」 From 慧宇 それだったらいいんですが…何かあったら言ってくださいね。 京太郎「ああ、そうさしてもらうよと……周りの女性は勘がよすぎないか?」 ーーーーーー 慧宇「やはり岩手に行くべきなんでしょうか?」 就寝前 京太郎「義姉さんの部屋で寝たみたいだな…カピーも居るし大丈夫だろ」 木曜日 朝 京太郎「…どうしようか」 京太郎「お弁当を作るか…マホにもお昼じゃなくてお弁当にしとくか。気分転換になるだろうしな」 ーーーーーーーーーー 昼 京太郎「どうしようかな」 京太郎「熱い……間違ったな」 ーーーーーーーーーー 放課後 部室 京太郎「どうしたものか」 京太郎「今日はオカルトの 強化だな」 塞「うん。豊音や京太郎と比べると能力の競り合いになったら若干だけこっちが弱い気がするから」 京太郎「そんな気はしないんだどな…」 塞「私はするの」 京太郎「わかった…まあ、教えられる事は教えるよ」 帰り道 胡桃「……まだなにもしてないみたいだね」 京太郎「ああ…なんかこうどうすればいいのか解らない」 胡桃「方法は思いついてるの?」 京太郎「いや全く…」 胡桃「なら待つしかないよ」 京太郎「待つ?」 胡桃「うん。何も思いつかないなら相手の行動を待つしかない」 京太郎「…それしかないのか」 胡桃「うん。押してダメなら引くしかないよ」 夜 京太郎「待つのか…」 カピー「パカパカ(落ち込んでいるな」 京太郎「カピーか…マホは?」 カピー「パカパカ(明日の準備で忙しいみたいだぞ。それに主も明後日には北海道だ」 京太郎「何がいいたい?」 カピー「パカパカ(何も。ただ主も人になり始めたと思ってな」 京太郎「俺は元々人だぞ」 カピー「パカパカ(そうだったな」 京太郎「胡桃とイチャイチャしたい」 カピー「パカパカ(はっ?」 京太郎「だからイチャイチャ…」 カピー「パカパカ(いやだからそんな願いじゃなくてもっとこう、具体的なのをな」 京太郎「じゃあなんだったらいいんだ」 カピー「パカパカ(知るか、考えろ。抱きたいでもなんでもいいだろ」 京太郎「いや、お願いで抱きたいはないだろ。そうだな…でもまあ、そうだな…繋がりをくれ」 カピー「パカパカ(いやいや、そっちの方がよっぽど…」 京太郎「カピーが言えって言ったんだろうが!」カァァ カピー「パカパカ(……ふん、男が考える事は女よりメルヘンだから困る。まあいい二個分だ、その一個先にしてやろう。開ける事が無いはずのパンドラの箱だ。開けてみようじゃないか」ゴゴゴゴゴ… 京太郎「な、なんでそんなに張り切ってるんだろう」 カピー「パカパカ(こんな楽しい事、頼まれないとできないからな」 バン… マホ「…マホはどうしたらいいんでしょう?」 ーーーーーーーーーーー 朝 京太郎「…何があったんだ」 京太郎「…朝御飯だな。終業式だからお弁当がいらないしな」 京太郎「いってきます」 ガチャ…バタン… スッ… マホ「行きましたか?…これでいいのです」ポロポロ カピー「パカパカ(ふん…不器用だな」 マホ「それじゃあね、カピー。また会えたらよろしくね」 カピー「パカパカ(月曜日には会えるだろ」 マホ「やっぱり何か喋ってるのかな?」 昼 京太郎「終わった…明日から北海道旅行だからなどうしようか」 京太郎「部活に顔を出してからにするか」 ガチャ… 京太郎「こんにちは」 塞「あれ京太郎、今日きたんだ」 豊音「これで四人だよ!」 エイスリン「ソウダネ」 京太郎「シロと胡桃は?」 塞「シロも胡桃も用事だって」 京太郎「そうなのか」 京太郎「明日から夏休みだな」 豊音「うん…インターハイまでもうすぐだよ」 京太郎「そうだな」 豊音「祭りだよ。皆で楽しまないとね」 京太郎「楽しんで勝つ」 豊音「うん、私達が男女最強だよ」ニコニコ 帰り道 繁華街 京太郎「明日は空港集合だったよな」 白望「うん」 京太郎「あれ、用事だったんじゃないのか?」 白望「買い物してた」 京太郎「ああ、まだあるのか?」 白望「もう終わった」 京太郎「そうか」 白望「楽しみにしてるから」 京太郎「明日か?」 白望「うん。二人だけだから」 京太郎「…待て、それを言うとなんか恥ずかしいぞ」カァァ 白望「わざと…だるい…」 ギュ…おんぶ 京太郎「あーもう、なんかずるいぞ」 白望「気のせい。」 夜 京太郎「…ふぅ、やっと準備が終わった」 京太郎「モモを久しぶりに誘ってみるか」 桃子「久しぶりに誘われたっすよ!」 京太郎「みほこさんに負けた…てかこれ、美穂子じゃないのか?モモからスカイがきてるな」 桃子「残念だったっすね」 京太郎「ああ、モブさんを操られたな」 桃子「そうっすね。見事に試合をコントロールされたっす」 京太郎「だが次は勝つ」 桃子「私が勝つっすよ」 京太郎「ああ、モモ。遅れたが個人戦出場おめでとう」 桃子「ありがとう…京太郎も岩手一位おめでとうっす」 京太郎「ありがとうな。東京で会えるな」 桃子「そうっすね。その時にまたご飯でも行くっす!」 京太郎「それもありだな」 菫「なんだまた来たのか?」 カピー「パカパカ(来てやったの間違いだろ!私は暇人じゃないんだぞ」ジタバタ 菫「まてまて、今日は和菓子があるぞ」ゴソゴソ カピー「パカパカ(わ、和菓子……仕方ない待ってやろうではないか」 菫「ほらあった。それにしてもお前は何処からここに来たんだ?」 パク…もぐもぐ カピー「パカパカ(私に不可能はない!」ポロポロ 菫「こら、口にいれすぎだ馬鹿者」 カピー「パカパカ(す、すまない…」ショボーン 菫「しょぼくれるなら最初からゆっくり食べればいい」 ナデナデ カピー「パカパカ(和菓子が悪い」 菫「…今、どうせ和菓子が悪いとかおもったんだろ」 カピー「パカパカ(なぜばれた」 菫「カピバラがそんな事を思わないか。まあ、ゆっくり食べろよ。私は宿題をしてくるからな」 カピー「パカパカ(頑張ってこい。私はそろそろ帰るからな」 菫「明日はシュークリームだからな」 カピー「パカパカ(よし明日、願い事を叶えてやろう」 サイドストーリー 夢乃マホの合宿 マホ「久しぶりです!」 優希「久しぶりにムロマホコンビを見たジェ」 和「お久しぶりですね」 マホ「今日は呼んでくれてありがとうございます!」 ムロ「さっきまであんなに落ち込んでたのに…もう立ち直ってるよ」 優希「落ち込んでた?」 ムロ「はい、岩手で何かあったみたいなんですよ」 咲「岩手?」 和「なんでマホが岩手に行ってたんですか?」 ムロ「それは…家庭の事情とだけ聞いてるんですが」 マホ「あぅ…それは言えないんです」 優希「なら岩手で何があったか話すんだじぇ」 マホ「振られたんです…」 和「えっ?」 マホ「告白して振られたんです、マホ…」 一同「えっ、ええええ!!」 和「つまり合宿先のお兄さんに告白したら断られて、挙句にいま言った事を言われたんですか?」 マホ「はい…」ショボーン 優希「どうしようもない奴だな、そいつは」 ムロ「最低な人だな」 久「最低って人より大人よね」小声 まこ「そうじゃの…立派な大人じゃ」小声 咲(なんでだろう…京ちゃんが思い付く) 和「……その人は須賀京太郎って人ですか?」 マホ「えっ、なんでそれを…」 和「やっぱり…」 咲「京ちゃんだったんだ」 和「私は須賀君が間違ったと思いません」 マホ「えっ?」 ムロ「な、なんでですか!」 和「それは私の口から言っても意味がないです。マホが気付かないと意味がない…じゃないと須賀君が可哀想です」 マホ「あぅ…」 優希「のどちゃんは手厳しいんだじぇ」 和「私が言えるのは考えなさいって事だけです」 マホ「わ、わかったのです…」 和「それじゃあ、打ちましょうか。それが目的ですから」 マホ「は、はい!」 東一局 一同「よろしくお願いします!」 ムロ「久々にマホのタコスぢからがみられるね」 マホ(タコスの味…懐かしいです。ですが今のマホは姫君なんです!)ゴゴゴゴゴ… 咲「ひっ!」 妲己発動! マホ「ツモ、16000オールです」 咲(東初に高打点…優希ちゃんに似てるけど何か違うような) 東一局一本場 マホ(次は…妖怪) 月光発動! ムロ「ムッ…」 和「立直」 マホ「追っかけるよー、立直」 和「……」 コトン マホ「ロン、4200です」 東一局二本場 マホ「…もしかして宮永先輩が待ってるのって白ですか?」 咲「えっ?」 マホ「マホ、嶺上でツモれる気がします。カン!」 ギュン…ボッ… マホ「嶺上開花ツモドラ6…8200オールです」 咲「えっ?」 マホ「マホの勝ちです」 マホ「マホが勝ったのです!」 久「聞いてたとの違うわね」小声 まこ「ああ…これは魔物じゃ」小声 優希「マホが強くなったな!」 ムロ「長野の県大会が終わってから急にレパートリーが増えたんです」 マホ「♪~」 咲「…」ブルブル 久「でもそれは好都合よ。全国に行く前に魔物クラスと打てるんですから」 和「次は負けません」 マホ「マホだって頑張ります!」 マホ「あぅ……」真っ白に燃え尽きており 久「19局で燃え尽きたわね」 和「そこから後はチョンボとまではいきませんがミスが目立ちましたね」 咲「健夜さんや良子さんの能力もあったよ…」 優希「マホがこんなに成長するなんて思ってもみなかったじぇ」 まこ「そうじゃの…二試合は凌げる能力ばかりじゃったし…何よりどれも強力なのがタチが悪い」 久「その度に最善を引いてるみたいだし将来が楽しみね」 和「はい…私達も負けてられません」 優希「そうだじぇ、マホに負ける訳にはいかないんだじぇ」 咲「わ、私だって負けないよ!」 久「特訓頑張らないとね」 早朝 京太郎「よし、空港に向かうか」 朝 空港 京太郎「あれシロが先に居る」 白望「ダルい」 京太郎「もしかして始発できたのか?」 白望「うん」 京太郎「な、何があったんだ」 白望「寝れなかったから電車で寝てた」 京太郎「……おんぶしてやる」 白望「ありがとう…」 ギュ… 白望「ダルくない…」 昼 札幌 京太郎「先にチェックインをすますか?」 白望「どっちでもいい」 京太郎「こっちは比較的に涼しいしな。どうしようかな」 京太郎「先にチェックインをすますか」 白望「うん」 ーーーーーーー 白望「ここ」 京太郎「……どうやったんだ?」 白望「悩んで福引で当てた」 京太郎「な、なんだって…」 白望「一番良い部屋だよ」 京太郎「えっ…別々部屋なんじゃ」 白望「違う」 京太郎「まさか最初から…」 白望「ダルい…」 ホテル最上階 白望「広い」 京太郎「ベッドが一つしかないんだが」 白望「問題ない」 京太郎「いや、俺からしたら…」 白望「問題ない」 京太郎「……今回だけだぞ」 白望「うん」 京太郎「それでどうする?何処で飯を食べる?」 白望「…」 白望「外」 京太郎「ホテルじゃないんだな」 白望「うん…せっかくだから」 京太郎「その代わりおんぶで移動なのか?」 白望「……手でいい」 ギュ… 白望「悪くない」ニコ 京太郎(やばい、シロが可愛い) 白望「それじゃあ行こうか」 京太郎「お、おう」 スタスタ 白望「ジンギスカン」 京太郎「えっ?」 白望「あそこ」指をさして 京太郎「ジンギスカンを食べるのか?ランチもやってるみたいだが」 白望「うん」 京太郎「…歩き疲れたんだろ?」 白望「それもある」 京太郎「はぁ…まあ、いいか」 白望「美味しいから大丈夫」 京太郎「行った事があるのか?」 白望「二回だけ」 京太郎「北海道に結構行ってるんだな」 白望「…まあね」 白望(家族としかきた事がない…) 京太郎「それなら味も期待できるな」 白望「…ダルい」 京太郎「結構量があるんだな」 白望「うん」 ジュウ… 京太郎「俺が焼かなくていいのか?」 白望「大丈夫」 ジュウ…ジュウ…スッ…皿によそい 京太郎「あ、ありがとう」 白望「食べないの?」 京太郎「いや、シロにこんな事してもらえるなんて思わなかったから」 白望「いつものお礼。世話してもらってるから」ニコ 京太郎「おっ、そ、そうか」カァァ 白望(……想定通り) 昼2. 京太郎「飯も食べたしどうする?」 白望「……」 白望「観光しよう」 京太郎「…ホテルに戻るって言うと思った」 ギュ… 白望「そんな事言わない」 白望(一瞬迷ったけど) 京太郎「何を見にいく?時計台や動物園とかもあるしな」 白望「何処でもいい」 京太郎「……」 京太郎「動物園に行くか」 白望「旭山?」 京太郎「いや近くに円山動物園ってのがあるらしい」 白望「……行くの?」顔をすこし歪めて 京太郎「嫌だったか?」 白望「うんうん…ただ、嫌な予感がしただけ」 京太郎「嫌な予感?」 白望「気のせいだった…行こう」 京太郎「お、おう」 白望(……会うはずがない。あの女なんかに) ーーーーーーーー 動物園 京太郎「世界の熊館にフクロウ…どれから行く?」 白望「どれでもいい」ぐだぁ 京太郎「はは…おんぶするよ、シロ」 白望「別に…」 京太郎「はいはい、疲れてるんだろ」 ギュ… 白望「…ありがとう」 京太郎「凄え、まじでいろんなクマがいる」 白望「野生を感じない」 京太郎「なんだそれ。野生のクマがこんな所にいたら問題だろ」 白望「そうだね…戦ったら勝てる?」 京太郎「…素手なら無理だな」 白望「…ナイフがあるなら?」 京太郎「よく解ったな。三割は増えるな」 白望「戦う前に逃げる」 京太郎「それが最優先だな。でも誰かを護るなら勝つさ…なんてな」 白望「京太郎なら大丈夫」 京太郎「買いかぶりすぎだぞ」ワハハ 白望(豊音の村に行った時に倒してた……ナイフ三本で……死にかけてたけど) 夕方 京太郎「動物園はたまにくると楽しいな」 白望「そうだね」おんぶされており 京太郎「晩飯にはまだはやいしな。どうする?」 白望「……」 白望「これがある」野球のチケット 京太郎「野球観るのか」 白望「動かなくていいから」 京太郎「…なんとなくわかった」 札幌ドーム 京太郎「今から始球式みたいだな」 白望「うん」 解説「今日、始球式をしてくださるのは女子麻雀トッププロの一人、 野依理沙さんです!」 観客「わぁぁぁぁあ!」 京太郎「はっ?」 理沙「頑張る!」ピッチャーマウンドに立っており 白望「ダルい…」 京太郎「な、な、なんでいるんだ」 理沙「ふん!」 ひゅー……バシ… 京太郎「ど真ん中に投げれてる」 理沙「ふん!」 ヒュッ…バシ 白望「スピードが上がってる」 理沙「最後!」ぷんすか シュン…バシュ… 審判「ストラーイク、バッター、アウト!」 理沙「やった!」 京太郎「……意外な特技だ」 白望「そうだね」 京太郎(後でメールしとこう) 楽天の勝ち 京太郎「完封か…さすがだな田中投手」 白望「……zzz 」 京太郎「つまらなくなって寝たな」 白望「京太郎…zzz」 京太郎「はぁ…ホテルに戻るか」おんぶして ーーーーーーー ホテル 部屋 京太郎「ほらついたぞ、シロ」 ボフ…ベッドの上にシロを降ろす 白望「眠い…」うとうと 京太郎「いやいや、とりあえず靴を脱げ」 白望「脱がして貴方…」 京太郎「貴方って、寝ぼけすぎだろ」靴を脱がす 白望「…みんなはどうしたの?」うとうと 京太郎「皆って俺とシロしかいないぞ」 白望「娘達は……zzz」 京太郎「娘ってなんだ…てか、おいシャワーを浴びろよ」 ゆさゆさ 白望「…zzz」 京太郎「駄目か…先にシャワー…いや、飯を確保してくるか」 白望「…京太郎…zzz」 京太郎「?」 白望「今年も……お墓参り……zzz」 京太郎「えっ?」 白望「二人で……zzz」 京太郎「なにを言ってるんだ?」 白望「…うん……愛してるよ……zzz」ニコ 京太郎「っ!……落ち着け…外の空気を吸ってくるか」 ホテル 外 京太郎「あれキグルミが風船を売ってるだと…」 バク「いらっしゃい…おや、迷い込んだみたいですね」 京太郎「迷い込んだ?」 バク「……気にしなくていいですよ。それでここで会ったのも何かの縁だ。一つ幸運を買わないかい?」 京太郎「幸運をですか?」 バク「ああ、この風船には幸運が詰まってる。にいちゃんが対価を払ってくれた分だけ私は幸運をにいちゃんに売ろうじゃないか」 京太郎「対価…広島の人と同じか」 バク「広島?侑子さんと縁があるのかい?」 京太郎「いや、店主にってよりカピーが…」 パク「カピー…まさかにいちゃんあの方の主か!」 京太郎「あの方がカピーならそうです」 パク「かぁ…奇縁だ。にいちゃん、あんたに要求する対価は一つだ。あんたの夢をくれないか?」 京太郎「夢?」 バク「ああ、あんたの視る夢を悪夢をくれ。そうしたら最高の幸運をあんたにやろう」 京太郎「悪夢で幸運が貰えるんですか?」 バク「ああ」 京太郎「……」 京太郎「すいませんがお断りします」 バク「…そうかい残念だ。にいちゃんの夢はさぞ美味かっただろうな」にたぁ 京太郎「悪夢だろうが夢は大切ですから」 バク「流石はあの方の主だ…なら一つこれをやろう。にいちゃんとの縁は大切にしたいからか」風船を一つ渡し 京太郎「これは?」 バク「他人の夢を視る夢が詰まってる」 京太郎「なんですかそれ?」 バク「まあ、そろそろ時間が迫ってるし持っていたら解るさ」 京太郎「えっ?」瞬きをして バチん… 京太郎「居ない…でも風船はあるんだな」 夜2 ホテル 部屋 ガチャ… 京太郎「起きてるかシロー」 白望「…zzz」 京太郎「寝てるな…もうとりあえずおにぎりとか買ってきたんだけどな。まあ、シャワーを浴びて寝るか」 ーーーーーーー 就寝前 京太郎「…この風船は意味があるんだろうか?」 入学式 男「そんなに硬くならなくていいだろ」 少女「か、硬くなってない」 男「安心しろ母さんはきちんと来るぞ」 少女「…本当?」 男「ああ。来るって言ってたからな」 少女「でも大切な試合があるんじゃないの?」 男「はは、娘の入学式より大事な事なんてない。」 わしゃわしゃ… 少女「でもお母さん…一緒に来てくれなかったよ?」ウルウル 男「母さんを信じろ。家族の中で一番しっかりしてるだろ」 少女「うん…そうだね」 男「だろ」 少女「でも胡桃お母さんもしっかりしてるよ」 男「おう…」 少女「エイスリンお母さんだってしっかりしてる…」 男「そ、それでも母さんはしっかりしてるだろ」 娘「…そうだね。お父さんを独占できるからいいけど」 ギュ… 男「ああ娘は可愛いな」 女「楽しそうだな?」 男「おっ、来たか」 娘「お母さん!」 ダッ…ギュ…抱きつき 女「待たせたな」 なでなで 少女「うん、私待ってたよ」ニコニコ 男「それじゃあ行こうか」 女「ああ、京太郎もすまなかっな」 男「いや智葉が…」 バチん…… 京太郎「はっ…あの夢ってまじなのか?…あれでも風船が割れてる」 白望「……zzz」 京太郎「もう一回寝よう」 ーーーーーー 智葉「な、なんだったんだ今の夢は?」 早朝 ??「……」 白望「……朝?」 京太郎「……zzz」ソファーで寝ており 白望「…野球で寝たのか。失敗した」 クンクン…体の匂いをかいで 白望「シャワー浴びないと…」ノソノソ 「寒い…」 クーラーの風が体を冷やしていく。下着姿のままで服を取りにきたが京太郎はまだ寝たままだ。 ??荷物に向けていた身体を京太郎の方に向けて歩き出す。 「…すぅ…すぅ」 ?何度も見た事があるはずの寝顔を彼はしていた。中腰になりながながら彼の顔に頭を近づける。 (なんでこんなに好きなんだろう) ゆっくりと顔を近づけながら私はそう思った。 初めて出会ったのがGWの時。公園で彼と初めて出会った時の印象は今も覚えている。その印象の通りに彼は優しかったし豊音達とも仲良くしていた。 もう会う事もないと思っていた。だけど二週間後に彼は転校してきた。嬉しかったし柄にも無く運命かもしれないと思った自分が恥ずかしい。 「三回結婚したから?」 一回目は宮守の皆と。二回目は12人と。三回目でようやく一人で結婚ができた。夢の様な記憶に想いを馳せる度に考える。 なぜ、記憶が存在するのだろうか。 当たり前の様に受け入れてる事だがどう考えてもおかしい。例えるならTVの内容を覚えている感覚に近い。結婚して、子供が産まれて…人生の中でこれから経験して行く事を私は記憶している。それが嫌だとは思わないし、気持ち悪いと思った事もない。 ただ寂しく思う。 誰よりも共有したい人が忘れている。 誰よりも話をしたい人が知らないでいる。 一方通行の片思いが嫌なんじゃない。 私はただ寂しい。 愛してると言ったあの言葉も。 娘達が産まれたあの瞬間も。 最後を迎えたあの日の事も。 全てが嘘だったと思ってしまう自分がいる。 「京太郎…寂しい」 目から涙が流れる。頬を伝い覗き込んでいた彼の顔に落ちる。 「泣いてるのか?」 どうやら彼を起こしてしまったみたいだ。涙を手で拭う。 「うんうん…髪が乾いてないだけ」 彼にこの感情をぶつける訳にはいかない。ぶつけたら彼は多分、信じてくれる。そして私を受け入れてくれるだろう。だけどそれはただのエゴ。誰も幸せに慣れない。 「…嘘だな」 「えっ?」 彼の言葉に反応してしまう。彼は完全に目覚めていた。 「寂しそうに視える。何があったシロ」 彼はそう言って私の頬を右手で触る。暖かい手だ。お日様の様に暖かく安心を与えてくれる。 「なんでもない」 何時もの様に振る舞い誤魔化す。 「…俺のせいか?」 「違う!」 条件反射でわたしはそれを声を荒げて否定してしまう。 「やっぱりそうなのか」 身体を起こして彼と私は向かい合った。 「俺には話せない事なのか?」 彼の問いに答える事ができない。今、口を開けば何を喋り出すか解らない。 「答えてくれシロ」 話す訳にはいかない。話したら私は京太郎を… 「娘ってのに関係してる事なのか?」 「思い出したの?」 身体が震える。思い出していたのなら… 「やっぱりか…シロ、未来の記憶があるんだな」 「っ!」 思わず黙る。彼は私をカマにかけたのだ。 「そしてその記憶の俺と今の俺とは違うんだな」 答えられない。彼が知らないからこそ真実を突きつけてくる。 「並行世界の記憶…カピーの専門分野みたいな事なんだがな」 頭をかきながら彼はわたしから目を逸らさない 「結論から言おう…シロは記憶があるから苦しいんだな?どんな記憶かは知らない。多分俺と居てくれるって事は幸せだったんだろう。だから俺は聞かないといけない」 やめて…それ以上言ったら私は答えられなくなる。 「シロは俺にどうして欲しいんだ?」 「私は…」 何を言って良いかが解らない。愛して欲しいと言えば望んだ通りになるのに私はその言葉が言えなかった。 「…」 彼は黙ったまま私を見ている。その表情からは何も読み取れない。 「私は京太郎に……」 喉元まで出かかっている。あと一言を言えばいいのに… 「…シロ」 「はい」 彼が言葉を紡ぐ。何を言われるか解らない。記憶の中の彼と現実の彼とを重ね合わせていた事を責めてくるのだろうか?それとも… 「記憶の中の俺はどんな奴だった?」 想像していた斜め上をいく質問だった。故に… 「変わらない」 即答してしまう。 「成長してないって事か?」 苦笑いを浮かべる彼は私にそう聞いてくる。 「違う…優しくて暖かくて…いつも私を支えてくれた」 頬が熱くなる。思えばあまり彼にこんな事を言った覚えがない。信頼してるといえば聞こえはいいが言葉にしないと人は分かり合えないとエイスリンと話していて私は知っていた筈なのに。 「そ、そうか…そう聞くと何か照れるな」 頬をかきながら彼は笑顔になっていた。 「……よし、覚悟を決めるか」 彼はそう言って立ち上がり私を見下ろす。今更ながら身長は彼の方が随分と高い。 「何をするの?」 彼の行動の意味が解らない私はそう聴くしかなかった。 「一回だ。一回しか言わないからな」 「う、うん」 「俺は小瀬川白望の事が好きだ」 「えっ?」 思考が止まる。京太郎の言った言葉が頭でハウリングする。好きだって言われた。三回目の時と同じように。 「記憶の俺よりも俺はシロを幸せにできる自信無い。ただ…シロに寂しい思いはさせない」 胸が熱くなる。私の中で何かが溶けていく。 「だから俺と付き合ってください。あったか解らない幻想よりも俺をみてください。俺は今のシロが好きなんだ」 「私でいいの?」 頭の中で3つの記憶が蘇る。皆で京太郎のお嫁さんになった時の記憶、私だけがお嫁さんの記憶。幸せだったが何処かで思っていた。私だけを見て欲しいと。 「シロじゃないと駄目なんだ」 その記憶が消えていく。正確には溶けていく。あった筈の記憶が私の中に戻っていく。 「信じるよ?」 お互いの距離が縮まっていく。 「信じろ。嘘は言わない」 京太郎を抱きしめて上をむく。 「私も好きだよ、京太郎」 初めてのキスは涙の味がした。 END
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白糸台監督「よーし集合!」 「「はい!」」ザザッ 白糸台監督「もう合宿も終わりが近い、というわけでこれからは初日のように白糸台2VS三箇牧2での試合を行ってもらう」 白糸台監督「適当に相手を見つけて卓に入ってくれ」 白糸台監督「では、解散!」 京太郎「はぁ…これで合宿も最後か」 京太郎「どの卓に入ろうかな……」 郁乃「~♪」ポワポワ 明華「~♪」ポワポワ 淡「……」ジーッ 京太郎「よし、あっちの方に行こう!」ガシッ 淡「ねえ、ちょうどいいから打っていかない?」 京太郎「い、いえ、遠慮しておきます」 淡「え?打ってくれるの?やったー!」 京太郎「言ってねえよ!」 郁乃「じゃ、サイコロ回すで~」 京太郎「ちょっと待って!」 ポンッ 明華「アキラメロン」 京太郎「諦められるかっ!」 開局 京太郎(なんだ……?) 京太郎(俺の腕が唸らない……!) 郁乃(おかしいな~) 明華「~♪」 京太郎(でも、来たか) 京太郎「ツモ!3000・6000!」 東2局 明華 19000 親 郁乃 22000 淡 22000 京太郎 37000 明華「~♪」 京太郎(少し動いてきたけど…なんだか寒い…)ガタガタ 淡(なんか今一ね~) 郁乃「おお、来たで~」 郁乃「ツモ!面混一通ダブ東ドラ3で~12000オールや~」 京太郎「は!?」 東2局1本場 明華 7000 親 郁乃 58000 淡 10000 京太郎 25000 明華「~♪」 郁乃「っ!」ゾクッ 郁乃(なんやこの感覚……) 京太郎(うわー聴牌できねー) 郁乃(あかんなぁ~) 郁乃(こんな流れは早く切らせてもらうわ~) 郁乃(ちょうどあの子も聴牌したみたいやし)トン 明華「ロン!ピンフのみデ1000!1本場で1300!」 東3局 明華 8300 郁乃 56700 親 淡 10000 京太郎 25000 全員ノーテンのため、流局 明華「~♪」 郁乃(なんやこの歌…) 京太郎(頭がグラグラする…) 淡「あーもー!」 東4局 明華 8300 郁乃 56700 淡 10000 親 京太郎 25000 明華「~♪」 京太郎(今はなんともないみたいだな……) 京太郎(この隙に……)スチャ 京太郎(よし、来た!) 京太郎「ツモ!ツモのみで500オール!」 菫「ロン(物理)12000」ザシュッ 宥「うっ…痛いよぉ……」グスッ 咏「あーあ、泣かせちゃったー」 菫「す、すまん、そういうつもりじゃなかったんだ」アセアセ 東4局1本場 明華 7800 郁乃 56200 淡 9500 親 京太郎 26500 明華「~♪」 京太郎(また……) 淡(なによ…これ) 郁乃(これ以上は少し、しんどいから)トン 明華「ロン!1000!」 郁乃(仕掛けさせてもらうで~) 【身代わりの幻影】発動! 聴牌判定まで戻ります 東4局1本場 明華 7800 郁乃 56200 淡 9500 親 京太郎 26500 郁乃「ふぅ……」 明華「??」 淡「どうしたの?早く取りなよ」 明華「う、うん」スチャ トン 郁乃「私の番やな~♪」スチャ 郁乃「あ、揃ったわ~」 京太郎「え?」 郁乃「ツモ~地和で8100・16100や~」 淡「ち、地和!?」 ざわ……ざわ…… 咏「へぇ~地和かーわっかんねーな」 やえ「よそ見をしている場合か?」 やえ「リーチ!」 咏「あ、それロン」 終局 郁乃 88500 京太郎 10400 淡 1400 明華 -300 白糸台監督「よーし、これで全部終わったみたいだな」 白糸台監督「じゃあ焼き肉いくぞ、焼き肉」 京太郎「焼肉の時間だあああああ!」 京太郎「どんどん焼いて行こう!」 明華「それ、焼きぇてルヨ」 京太郎「あ、はい」 明華「ありがと、はむっ」 明華「おいしす~」 京太郎「そういえば、雀さんって歌が好きなんですか?」 明華「咏?」 京太郎「そっちじゃなくてsongの歌です」 明華「うん、好きだよ、愛してると言ってモいいネ!」 京太郎「へ、へーじゃあ得意な歌って何ですか?」 明華「得意ナ歌カー……」 明華「pretty flyトカかなー」 京太郎「pretty fly?」 エイスリン「ワタシ、ソレシッテル!」 明華「じゃア、一緒ニ歌オウ!」 エイスリン「ウン!」 ―――――――――――――――― エイ華「「ドウダッタ?」」 京太郎「ふ、二人ともお上手でしたよ」 京太郎(あ、アフロとチンポ?) 憩「なあ、エイちゃん、明華ちゃん」 エイスリン「ドウシタノ?」 憩「あ、あんたら……///」プルプル 憩「そ、その……///」 明華「?」 憩「さ、さっきからチンポとか、しこしこ精○とか、何言っとんねん!」 京太郎「……」 明華「……」 エイスリン「……」 京太郎「あ、この肉もう焼けてますね」 憩「せめて何か反応して!」 京太郎「次は……野菜を焼いてくか」 京太郎「まだあまり食べてないんだよな、肉」 やえ「ああ、須賀、これは私が焼いておくからお前は肉を食べてろ」 京太郎「いいんですか?」 やえ「構わんさ、こーゆーのも先輩の役目だからな」フフン やえ「それに最近太り気味だから制限しないとだし……」ボソッ 京太郎「ありがとうございます、じゃ、早速……」 京太郎「そういえば、小走さんは目標とかあるんですか?」 やえ「そうだな……まずはこのチーム虎姫で3連覇、それと西東京個人戦1位で全国優勝だな」 京太郎「うわ、大きいですねー」 やえ「目標は大きくなければな!それが王者というものだ!」 京太郎「ただ、前の目標は達成できないと思いますよ」 京太郎「三箇牧は負けないので」 やえ「ほほう、須賀もなかなか言うなぁ」 京太郎「まあこっちには個人戦のトップ2がいますからね」フフン やえ「お前が威張ることじゃないだろ」 京太郎「飲み物を取って来よう」 淡「あ、オレンジジュース取ってきてー」 京太郎「自分で行きなさい」 淡「そんなかたいこと言わずにさぁー」 京太郎「はぁ……わかったよ」 京太郎「はい」 淡「ありがと」 京太郎「……」ゴクゴク 淡「……」チュー 京太郎「なあ、淡のマイブームって何だ?」 淡「何よ、急に」 京太郎「いや、気になっただけだからいいや」 淡「あっそ」 京太郎「……」ゴクゴク 淡「……」チュー 淡「……ぬいぐるみ」ボソッ 京太郎「ん?ぬいぐるみ?」 淡「私のマイブーム!」 京太郎「ぬいぐるみ集めが好きなのか?」 淡「そうよ、悪い?」 京太郎「なんだ、遊戯王とかマリオとかかと思ってたぜ」 京太郎「結構女の子っぽいんだな」 淡「何よ!それじゃあ私が女じゃないみたいじゃない!」 京太郎「まあ、そりゃ……な」ジーッ 淡「どこ見てんのよ……っ」 京太郎「平原だからね、しょうがないね」 淡「こんのぉ!」 京太郎「やめて!醤油一ビン丸々飲ませようとしないで!危ないから!」 京太郎「あれ、弘世さん肉食べないんですか?」 菫「冷麺さえあれば十分だ」チュルチュル 京太郎「でも結構おいしいですよ、このカルビとか、いい焼き加減ですし」 菫「うっ…いや、私は冷麺でいいんだ!」 京太郎「このロースとか」 菫「ぐっ」 京太郎「このハラミとか」 菫「ひっ」 京太郎「このピートロとか」 菫「うぅ…」 京太郎「この特上カルビなんか特に」 菫「あ、あんまりだ……」 京太郎「で、弘世さんって何が好きなんですか?」 菫「カントリーマアムとか、ポッキーとか」 京太郎「お菓子ばっかりですけど、普通の食事は…」 菫「カニとか、親子丼とか……」グー 菫「あっ…///」 京太郎「はい、特上カルビです」 菫「い、いらん!」 京太郎「それも好きなんでしょう?」 菫「なっ……はぁ」 菫「君には参ったよ……」パクッ 菫「お、おいしい!」テーレッテレー 京太郎「もうそろそろ焼肉も終わりかぁ」 咏「うへぇ、もう腹いっぱいだぜぇ」 京太郎「お前は女の子なんだからもっと慎ましくしなさい」 咏「慎ましさとか、そんなん知らんし」 京太郎「デザート、なんかいるか?」 咏「いいのか!?」キラキラ 京太郎「どうせあっちの監督さん持ちだし」 咏「京太郎、おぬしも悪よのぉ」 京太郎「いえいえ、三尋木さんこそ」 白糸台監督(私のことも考えてよ……) 京太郎「で、抹茶パフェか」 咏「おう!」パクパク 京太郎「よく入るな」 咏「和食は別腹だぜ!知らんけど!」 京太郎「そういえば、咏ってさ」 咏「ん?」パクパク 京太郎「好きな人っているのか?」 咏「…」パクッ… 咏「は!?」 京太郎「な、なにをそんなに驚いているんだ」 京太郎「ひょっとして、いるのか?」 咏(ど、どういうことだよ…前にも聞いて来なかったか?) 咏(それでも…まだきいてくるってことは……///) 咏(そ、そんなわけないない!) 咏(……知らんけど) 咏(なんか顔が赤いしっ!) 咏「の、ノーコメントで!」パクパク 咏「ご、ごちそうさま!」ガタッ 京太郎「う、咏?」 咏「じゃ、じゃあ私ちょっと抜けるな!」タッタッ 咏(ひとまず退散だ!) 京太郎「うーん、腹でも下したのかな」 白糸台監督「えー、これで白糸台、三箇牧合同合宿は終了とさせていただきます……」 白糸台監督(もう今月用の生活費無くなったよ、かっこつけるんじゃなかったよ……) 白糸台監督「はい、解散……」 「「「お疲れ様でしたー!」」」 白糸台監督(なんでこんなに元気なんだよ……) 京太郎「さてと、荷物も持ったし、帰るか…ん?」 やえ「な、なあ」 京太郎「どうしたんですか?」 やえ「こ、これ」つメモ 京太郎「これは…メアドと電話番号ですか?」 やえ「か、勘違いするなよっ!須賀からメールを送ってきてもらえたら嬉しいなぁ、なんて」 やえ「これっぽっちも思ってないんだからな!」 京太郎「は、はぁ……じゃあ帰ったら送りますよ」 やえ「ほ、本当か?マジか?ガチか?」 京太郎「リアリーです」 ―――――――――――――――― 京太郎「今度こそ駅へ!」 淡「きょ、京太郎、これあげるから」 京太郎「お前も、連絡先か?」 淡「そ、そうよ、悪い?」 京太郎「悪くないって、むしろ嬉しいよ」 京太郎「ありがとな」ナデナデ 淡「えへへ……って、頭をなでるな!」ゲシッ 京太郎「痛っ!」 ―――――――――――――――― 尭深「須賀君…これ」 京太郎「これって……鷹!?」 尭深「そう、尭深だけに」 京太郎「なんだ、おもちゃじゃないですか」 尭深「はい、これ」 京太郎「ああ、連絡先ですか」 尭深「うん、須賀君とは同じ匂いがする」 尭深(戒能プロからするのは、きっと気のせい) 京太郎「あれ、じゃあどうして鷹?」 尭深「キャラは大事」 京太郎「そ、そうですか……」 京太郎「今度こそ…あ、これは牌のお姉さんこと瑞原プロのホログラフィックカードじゃないか!」 京太郎「まさか落ちてるなんて……」 ヒュン 京太郎「う、動いた!?って」 京太郎「誠野さんですか……」 誠子「亦野誠子だ、混ぜるんじゃない」 京太郎「で、あなたもなんですか?」 誠子「も?なんのことか知らないが、小走先輩からお前の話を聞いた、そして心を変えた」 誠子「私は間違っていたんだ、だから今謝らせてくれ」 誠子「すまなかった」ペッコリン 誠子「それと、これが私の連絡先だ」 京太郎「結局そうなるんですか」 ―――――――――――――――― 明華「スーガくん!」 京太郎「あ、雀さん、合宿は楽しかったですか?」 明華「うん!ありがとネ!」 明華「そだ!これ私ノ連絡先!」 京太郎「あ、どうも」 明華「着メロハ、pretty flyだヨ!」 京太郎「考えておきますね……」 京太郎(いけない、また…)モゾモゾ ―――――――――――――――― 宥「あったかかったな~」ホクホク 京太郎「そういえば、松実さんはどうやって帰るんですか?奈良ですよね」 宥「玄ちゃんが迎えに来てくれるから大丈夫だって~」 宥「玄ちゃんってば『おまかせあれ!』って張り切っちゃってね~」 京太郎「そうなんですか……」 京太郎(どうしよう、不安しかない……) 宥「あ、そうだ、これ」 京太郎「また連絡先ですか……」 宥「困ったことがあったら頼ってね、私、おねえちゃんだから」ニコッ 京太郎「は、はい!」 【その頃、青梅】 玄「白糸台ってどこぉ、おねえちゃ~ん」グスッ 【清々荘】 霞「これで遠征は終わりよ!」 霞「あと3週間後には地区予選があるわ、そして全国に進むために倒さなければいけないのは千里山!」 霞「あの子たちは強い、でもあなたたちはもっと強いわ!」 霞「自信をもって、全力以上であたりましょう!」 「「「「おー!」」」」 【6月第4週 遠征】終 【7月第1週 平日】 京太郎「須賀京太郎の朝は早い」 京太郎「この人はいつまでここにいるんだろうか」 良子「ぼっちじゃない……けっ…して…」Zzz 京太郎「しかし、もう地区予選か、早いな」 京太郎「学校ももう3か月か」 照「感慨深いね」ウンウン 京太郎「久しぶりだな」 照「どうだった、白糸台は」 京太郎「いいところだったよ」 照「そうか……」 京太郎(もう会話終わり!?) 京太郎「照って合宿中なにしてたんだ?」 照「合宿中は……本読んで、お菓子食べて」 照「本読んで、お菓子食べて」 京太郎「わかった、もういい」 照「あ、寝てたな」 照「風呂にも入ったし、トイレもした」 京太郎「そりゃそうでしょ」 照「みんな…元気だった?」 京太郎「みんな……ああ、元気だったぞ」 照「そう……」 照の好感度が上がった! 京太郎「昼だ!どこで食べよう!」 京太郎「今日はトイレで食べてみるか」 京太郎「どんな感じなんだろうな」 京太郎「ん?清掃中?」 良子「ソーリー、今から始めるから少しウェイト……」 京太郎「なんでここにいるんですか」 良子「ふっふっふ、私は今日からここでアルバイトなんだ!」 京太郎「バイト?プロなのにですか?」 良子「まあ暇だからな、それで須賀くんはトイレに何をしに来たんだ?」 京太郎「大きいか小さいかしかないでしょ、ふつう」 京太郎「今日は食べに来たんですけど」 良子「食べる!?ビッグ・ベンを!?」 京太郎「トッププロが何言ってるんですか」 良子「今はバイトだ!」 京太郎「これですよ、弁当」 良子「なんだ、そういうことか、じゃあこの後私と食べに行かないか?」 京太郎「いいんですか?」 良子「時間はたっぷりあるからな!」 京太郎「威張っていえることじゃないのですが、それは」 良子「というわけで、空き教室だ!」 京太郎「鍵がかかってたはずですが……」 良子「三箇牧高校の作業員である私が持っていない鍵など、ノー!」 京太郎「そうですか、そういえばその作業着ってここの制服みたいですね」 京太郎「なんとなくナース服みたいな感じがします」 良子「そ、そうか……どう思う?」 京太郎「はい、可愛いと思いますよ」 良子「そうか……えへへ///」 京太郎「そうだ、戒能さんってチャットやってません?」 良子「チャット?」 京太郎「マージャンアートオンライン略してMAOのチャットルームですよ」 良子「ああ、まあ一応はな」 京太郎「そこで『かいのー』っていうハンネでぼっち部屋にいませんか?」 良子「ど、どうしてそのことを!?」 京太郎「どうしても何も、完全に戒能さんじゃないですか、名前からして」 良子「は、恥ずかしい……」 京太郎「特定されて、ストーカーとかされたら危ないので、なるべくああいう名前は避けた方がいいですよ」 良子「そ、そうなのか?」 京太郎「よく知りませんが、そういうのが多いらしいですよ、最近」 良子「そ、そうかじゃあ改名しなくては……どうしよう」 京太郎「そうですね、『戒能プロは俺の嫁』とか?」 良子「そそそ、それはどういう意味だ!?///」 京太郎「いや、冗談ですって」 良子「なんだ、嬉しかったじゃないか」ボソッ 京太郎「何か言いました?」 良子「いや、なんでもないぞ!さあ早くランチを食べよう!」 京太郎「はい、そうですね」 京太郎「よく考えると、戒能さんと二人っきりだったのか」 京太郎「惜しいことをしたな…」 京太郎「久しぶりの日常な気がする」 京太郎「地区予選も近いしやっぱり部活に行かなきゃな」 京太郎「そうこうしているうちにもう部室の前か」 京太郎「開け、ゴマ!」 扉「」シーン 京太郎「ま、そりゃそうか」 京太郎「ああ、懐かしの部室よ!」 霞「この1か月全く来てなかったものね」 郁乃「これはもうお仕置きやな~」 京太郎「なんですかその縄は!」 京太郎(ここは、照に頼る!) 京太郎「照!特訓しようぜ!」 照「えっ?わ、わかった」 京太郎「うがーっ、全然できねえ!」 照「落ち着いて、はいミルクティー」 京太郎「おお、あんがと」コクッ 京太郎「あれ、なんだか眠気が……」 京太郎「……」Zzz 照「これでよかったの?」 郁乃「上出来上出来~」 京太郎「目が覚めたら公園にいた」 京太郎「何を言ってるか(ry」 京太郎「何をされたんだ?さっぱりわからない」テクテク 京太郎「ん?あの人は……」 豊音「あ、須賀くーん!」ブンブン 京太郎「どうも姉帯さん、こんにちは」 豊音「こんにちはー、また会えてちょー嬉しいよー」 京太郎「まだ大阪にいたんですか?」 豊音「うん、先生の付き合いでちょっとね」 京太郎「へぇ、いつごろまでなんですか?」 豊音「あーそれがね……」 豊音「もう今日で帰っちゃうんだ……」 京太郎「えっ、そうなんですか」 豊音「うん……せっかく須賀くんに出会えたのにね」 京太郎「じゃあ、岩手に帰ったらメールくださいよ!」 京太郎「もちろん、俺からも送りますよ!」 京太郎「離れてても友達は友達です!」 豊音「うん!うん!」 豊音「わたし、須賀くんに会えてほんとーに良かったよー!」 豊音「ありがとーっ!」ダキッ メシッ 京太郎「あれ、今なんか変な音がががががが」メキッメキメキメキ 【7月第1週 平日】終 【7月第1週 休日】 京太郎「朝かー」ノビー ゴキッ 京太郎「痛っ!」 京太郎「姉帯さん締め付けが強いんだよなぁ」 京太郎「朝はどうするかな」 【中心街の雀荘】 京太郎「バイトに来たぞ!」 由子「よろしくなのよー」 京太郎「そういえば真瀬さんがいたんですね」 由子「ひょっとして忘れてたのよー?」 京太郎「いえいえまさか」 おっさま「今日も頑張っていこなー」 京太郎「はい!」 カランコロン 京太郎「いらっしゃいませー」 シロ「はい、どうも……」 シロ「……涼しい」 京太郎「あ、あのーどの卓に入りますか?」 シロ「え?」 京太郎「ここ、一応雀荘なのですけど」 シロ「打たなきゃ…いけないのか……ダルいな…」 シロ「でも、涼しいんだよな……」 シロ「うーん……」 京太郎(不思議な子だなぁ) シロ「あ」 京太郎「どうしました?」 シロ「考えるのも…ダルい……」 京太郎(気力なさすぎるでしょ!) 京太郎(どうしたものか……) 京太郎「おい、俺と打てよ」 シロ「ダル……」 シロ「え……?」 京太郎「だから、俺と打てって言ってんだよ!」バシーン! おっさま「はいストーップ、そこまでや」 おっさま「なあお客さん?ここは入ったら1回打つまで出られないんです」 おっさま「だから打って行ってくれます?」 シロ「……ダルいけど…わかった」 おっさま「そんでメンツは……あ、真瀬ちゃんちょっと来てや」 由子「はいなのよー」 おっさま「これで揃ったな」 京太郎「じゃあ、始めましょうか」 シロ(……なんだか) シロ(ダルいことになったなぁ……) シロ(ダルい……) シロ(トシさんがギャルになったとか豊音が言うからみんなで来てみたのに……) シロ(早く終わらせて休憩しよう……) 開局 シロ(テンパイ……もっと伸びるかな…) シロ(ダルいけど……) シロ「ちょいタンマ」 【マヨヒガ】発動! 京太郎「ポン」 京太郎「ロン、白のみで1500です」 おっさま「はいよ~」 シロ(この人…早い人なのかな……) シロ(そうであろうと、そうでなかろうと、ダルくなりそうだな……) シロ(次は様子見……) 東1局1本場 親 京太郎 26500 由子 25000 おっさま 23500 シロ 25000 京太郎(タンヤオドラ1、ちょうどいい手で聴牌したけど…)スチャ 京太郎(これ、じゃないな)タン おっさま(どうやら順調みたいやな) おっさま(でも、そう簡単にはいかせないで) 京太郎(こい!)スチャ 京太郎(……違うか)トン おっさま「それ、ロンや。メンゼン三色、2000の1本場は2300」 京太郎「なっ……」 東2局 京太郎 24200 親 由子 25000 おっさま 25800 シロ 25000 由子(この親番、ものにするのよー)フンス 由子(とは言ったものの、もうこれで流局なのよー) 由子(ノーテンだし……)トン 京太郎「ロン、河底のみ、1000です」 由子「ホ、河底?」 由子「そ、それはちょっとあんまりなのよー……」ノヨヨ 由子(と、見せかけて) 由子(これで須賀くん対策はばっちりなのよー) 由子(ふっふっふ、これで須賀くんを泣かせてあげるのよー) 【対抗策】発動! 由子が【黄金の回転】をコピーしました 東2局 京太郎 25200 由子 24000 親 おっさま 25800 シロ 25000 由子(おお、急に牌がよく来るようになったのよー) 由子(ナイス対策!なのよー) 由子(このまま和了るのよー!) 京太郎「ツモ、300・500です」 由子「」 オーラス 京太郎 26300 由子 23700 おっさま 25300 親 シロ 24700 由子(対策…どこで間違ったんやろ……) シロ(聴牌できないなぁ…) おっさま(ずいぶんと静かな卓やな) 京太郎「よし、ツモ、300・500です!」 由子「……」 シロ「……」 終局 京太郎 27400 おっさま 25000 シロ 24200 由子 23400 京太郎「えーっと、その…おつかれさまでした」 由子「おつかれなのよー」 シロ「どうも……」 カランコロン 豊音「シロ、ここにいたんだー!」 シロ「豊音……」 豊音「みんな心配してるから帰ろーよ!」 豊音「って、須賀くん!?どうしてここに?」 京太郎「また会えましたね」 豊音「うん、あ、紹介するよーこの子は小瀬川白望ちゃん、みんなはシロって呼んでるんだよー」 シロ「ダル……」 豊音「それで、こっちが須賀京太郎くんだよー」 京太郎「そういえば、挨拶してませんでしたね」 シロ「……別に、いい」 シロ「君は、豊音の友達なの?」 京太郎「はい」 シロ「じゃあ、豊音と仲良くしてあげて……」 シロ「豊音、須賀くんに私の連絡先渡しておいて」 豊音「どうして自分で渡さないのー?」 シロ「…ダルい、から……」 京太郎「よし、午後も頑張っていくぞー!」 由子「今度こそ、今度こそは!なのよー」 カランコロン 京太郎「いらっしゃいませー」 由子「いらっしゃいなのよー」 煌「こんなところに雀荘があるとは、すばらです!」 煌「それでは早速打ちましょう」 煌「そこのお二方、私と打ってくれませんか?」 京太郎「え、俺たちですか?」 煌「あなた方の他にどなたかいらっしゃると?」 京太郎(また、なんか変な人が来たな……どうしよう) 京太郎「飛んでも知りませんよ?」 煌「おや、それは楽しみですね」 煌「申し遅れました、私は新道寺女子2年、花田煌と云います」 京太郎「俺は三箇牧高校の1年、須賀京太郎です」 由子「私は姫松の3年の真瀬由子なのよー」 煌「おお、あの姫松高校の方でしたか、いやぁ、実にすばらです!」 おっさま「お、またやるんか?わいも混ぜてくれへん?」 京太郎「はい、どうぞどうぞ」 開局 京太郎「ツモ、300・500!」 京太郎(何かを出し抜いたような気がする) 京太郎(この調子だ!) 東2局 由子 24500 親 京太郎 26100 煌 24700 おっさま 24700 京太郎「ロン、2900です」 煌「ふむ……一発とは、すばらです!」 由子(それあなたが振り込んだだけやないか……) 東2局1本場 由子 24500 親 京太郎 29000 煌 21600 おっさま 24700 由子(対策、対策なのよー)トン 京太郎「ロン、5800の1本場は6100です」 由子「もうっ!全くダメなのよー」 【対抗策】発動! 由子が【黄金の回転】をコピーしました 東2局2本場 由子 18400 親 京太郎 35100 煌 21600 おっさま 24700 煌(和了る度に点数が上がっていく……この打ち筋は) 煌(たしか春に部長と打った、宮永照) 煌(彼女にそっくりですね……) 煌(ならば、今のところは様子見あるのみですね!)トン 京太郎「ロン、7700の2本場は8300です」 煌「はい、ただいま」 東2局3本場 由子 18400 親 京太郎 44400 煌 13300 おっさま 24700 京太郎「よし、3本場だ!」 由子(やっぱり配牌もいいけど……あれ?配牌一向聴なのよー) 由子(でも、役無しなのよー……) 由子(あ、来た) 由子(これで聴牌…リーチは……しないでおくのよー)トン 煌(宮永さん同様、点数に制限があるのならば、必ず無理をする) 煌(そこを狙い打ちますよ!) 由子「ツモ、600・800なのよー」 煌「すばっ!?」 東3局 由子 20400 京太郎 42600 親 煌 21000 おっさま 15800 由子(ようやく対策がうまくいった気がするのよー) 由子(この調子で……あれ、これって) 由子「リ、リーチなのよー」 煌(ダブリーとは、なんたるすばら!) 京太郎(こんなの当たったら事故だっつーの!)トン 由子「それなのよー、ダブリー一発タンピン一盃口で12000なのよー」 京太郎「」 オーラス 由子 32400 京太郎 30600 煌 21000 親 おっさま 15800 京太郎(勝ちたい…1位になりたい……) 京太郎(幸い真瀬さんとの点差は1800、出和了でまくれる) 京太郎(で、今聴牌、一盃口のみ) 京太郎(どれを切るか……) 煌(うぅむ、微妙な配牌ですねぇ) 煌(須賀さんがもう張ったようなので、降りておきましょう) 煌(真瀬さんもなかなか侮れないですしね) 由子(張ったのよー、メンタンピンドラ1) 由子(ここはダマで……これを) おっさま「ノーテンや」 由子「テンパイなのよー」 京太郎「テンパイです」 煌「ノーテンです」 京由(*1) 終局 由子 33900 京太郎 32100 煌 19500 おっさま 14300 煌「おつかれさまでした」 京太郎「お疲れ様でした」ハァ 由子「おつかれなのよー」ハァ 煌「真瀬さん!あなたのあの逆転の跳満、すばらでした!」キラキラ 由子「あ、ありがとうなのよー」 煌「そして須賀くん、連続和了、すばらでした!あなたが今日のモストバリアブルスバラ、略してMVSです!」 煌「あと、携帯をお借りしても?」 京太郎「はい、どうぞ」 煌「ありがとうございます。それでは…」ピローン 煌「はい、これが私の連絡先です」 京太郎「あ、どうも」 煌「また機会があれば打ちましょう」 煌「それでは、さらばですー!」フリフリ カランコロン 京太郎「いい人、だったのかな?」 由子「お客様は神様なのよー」 おっさま「その言葉は正しいんやけど、使い方間違うとるな」 おっさま「2人とも、今日もご苦労やった、これがバイト代や」 京太郎「ありがとうございます」 おっさま「じゃあ、おつかれさん~」 京太郎「バイトが終わったので帰ってきた」 京太郎「財布があったかくなった気がするな」 京太郎「さて、これからどうしようかな」 京太郎「霞さんの家で特訓だ!」 霞「もう少し静かにしましょうか」 京太郎「はい……」 霞「みんな中で打ってるけど、どうするの?」 京太郎「みなさん来てるんですか?」 霞「地区予選前だもの、良子さんもいるわよ」 京太郎「そうですか……じゃあ」 ガララ 良子「ふぅ……」 京太郎「あ、戒能さん、今空いてますか?」 良子「ん、どうした?」 京太郎「俺と特訓してくれませんか?」 良子「ふむ、特訓か、私はいつでもウェルカムだが、私なんかでいいのか?」 京太郎「はい!戒能さんでなければダメなんです!」 京太郎「お願いします!」 良子「わかった、わかったから」 憩(京太郎くん、戒能プロと何話とるんやろ…)キキミミ 良子「でも、どこでヤるんだ?」 京太郎「みんな中にいるんですよね?じゃあ俺の部屋でヤりましょうか」 良子「ふ、二人っきりでか……?///」 京太郎「?もちろんじゃないですか」 憩(京太郎くんと戒能プロがヤる!?京太郎くんの部屋で!?) 憩(そ、そんなん……) 憩(興奮するやん……///) 良子「須賀くんは、読んでいる教本とかはあるのか?」 京太郎「この、瑞原プロのとか、郁乃さんのとかですね」 良子「むっ、私のは無いのか?」 京太郎「書店には見当たりませんでしたけど……」 良子「うっ…これでも一応トッププロなのに……」グスッ 良子「こんなの……」 良子「こんなの、あんまりだああああああ!」ウワァァァン 京太郎「か、戒能さん!?」 京太郎「あの後、戒能さんを慰めて時間が無くなってしまった…」 京太郎「ま、帰るときにスッキリした顔をしてたから大丈夫だよな!」 夜 京太郎「そういえばテストしたり合宿行ったりで最近はご無沙汰だったな」 京太郎「合宿といえば…明華さんだよな」 京太郎「よし……」モゾモゾ 【7月第1週 休日】終 【7月第2週 平日】 京太郎「ふぅ……」 京太郎「久しぶりだから何回もやってしまった……」 京太郎「朝、それは1日の始まり」 京太郎「朝に誰かと出会って学校に行けるかどうか、それで今日1日が決まる」 京太郎「あるものは友達と」 京太郎「あるものは恋人と」 京太郎「その1日の始まりを人々は誰かと共有している」 京太郎「何を言いたいかというと……」 京太郎「俺も誰かと登校したああああい!」 エイスリン「!」ビクッ 京太郎「あっ、すみません……って、エイスリンさん!エイスリンさんじゃないですか!」 エイスリン「ア、アサカラビンビンダネ……」 京太郎「ビンビンじゃなくて元気と言いましょう」 京太郎「そういえば、エイスリンさんって日本に来てもう3か月ですよね、好きな日本の食べ物とかってあります?」 エイスリン「タベモノ……umm」 エイスリン「カスミガツクッタ、キントキマメ、オイナリサン」 エイスリン「チクワ、トカ?」カキカキ バッ |ちくわを咥えてピースをしているエイスリンの絵| 京太郎「え、えーっと、その絵は…」 エイスリン「チクワノエ?」ハテッ? 京太郎「」ビンビン 京太郎「朝は……いかんいかん妄想は抑えないと」 京太郎「昼飯はどこで食べようかな」 京太郎「中庭に来たぞ」 ワイワイ ヤイノヤイノ ブヒーッ 京太郎「いつも賑やかだよな、恋人同士……」 京太郎「ん、あれは……」 エイスリン「……」カキカキ 京太郎「エイスリンさん!」ガバッ エイスリン「ワッ!」バシーン 京太郎「うわっ!」 エイスリン「ダイジョウブ?」ナデナデ 京太郎「痛たた、あ、もう大丈夫ですよ」 エイスリン「ホントウニ?」 京太郎「はい、もともと俺が悪かったんですし」 エイスリン「ソノ……ゴメンネ」 京太郎「謝らなくていいですよ」 京太郎「さっきも言ったように俺が悪かったんですから」ナデナデ エイスリン「……ン」 エイスリン「アリガト……」 【放課後】 京太郎「来週には地区予選が始まるのか」 京太郎「どんな人がいるかが楽しみだな!」 京太郎「やっぱり部活に行くべきだよな!」 京太郎「俺が出れるのは個人戦だけだけど、勝ちたい!」 京太郎「手に入れるんだ!力を!」 京太郎「勝つための力を!」 京太郎「よし、憩さんと特訓しよう!」 京太郎「憩さん、憩さん」 憩「!」ビクッ 憩「な、なんや?」 京太郎「?どうしてそんな後ずさりをするんですか?」 憩「いや、なんでもないで~」 憩「で、なんや?」 京太郎「憩さんと特訓しようと思いまして!」 憩「と、特訓!?って何の特訓?」 京太郎「麻雀に決まってるじゃないですか」 憩「あ、そ、そうやな!それしかないもんな!」 憩(アカン、想像してもうた……) 京太郎「じゃ、こっちでやりましょうか」 憩「う、うん」 憩(後で穿き替えんと…) 京太郎「そういえば、憩さんのそのピキーンってなるやつ、俺にもできないですかね」 憩「え、これ?」ピキーン 京太郎「なんだかかっこいいなーって」 憩「そ、そうかな……?///」 京太郎「どうですかね?」 憩「んー、一応やってみよか」 京太郎「はい、お願いします!」 京太郎「部活終わりーっ!」 京太郎「さて、帰りはどうするかな」 京太郎「街に行ってみるか」 京太郎「懐があったかいからコンビニに来たぞ」 京太郎「なにを買おうかな……」 京太郎「ティッシュを買っておくか、昨日みたいに使いすぎてなくなったら困るからな」 明華「須賀、クン?」 京太郎「あれ、雀さんじゃないですか」 京太郎「どうして大阪に?……って雀さん!?」 明華「ンッ」ビクッ 京太郎「すみません、驚いたものでつい」 明華「ダ、ダイジョーブダヨ」 明華「少シ、歌の用事で来タンダ」 京太郎「歌?」 明華「CDとか、出シテルヨ」 明華「2週間くらい大阪にイテ、コンサートシタリ、サイン会シタリスルンダ!」 京太郎「何それ凄い」 明華「良カッタら、須賀クンも来て!ミンナと一緒に!」 京太郎「はい、考えておきますね」 明華「ソーイエバ、須賀クンは何を買ッタの?」 京太郎「ああ、ティッシュですよ」 明華「ソノ袋は?」 京太郎「袋?何だ?」 近藤さん「チィーッス、お買い上げアリシャース」 京太郎「は……!?」 【7月第2週 平日】終
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未完・打ち切り他の安価スレ 可能な限りまとめてますが、抜け等ありましたら自由に追加していってください。 もし復活したシリーズ等ありましたら確認次第現行スレ一覧に移します。 咲-Saki-【安価とコンマ】京太郎「その心は水面の如く。」 【安価】須賀京太郎の大学生活【咲-saki-】 【咲安価】京太郎「オバケなんてないさ、オバケなんてウソさ」 【P5×咲】京太郎「アナタの心を頂戴します」【安価】 【安価】京太郎「200馬力のMR-S」【咲‐saki‐】 京太郎「一夏の思い出に」【咲×安価】 【咲-saki-】京太郎「力が欲しいっ…‥!」 【安価】京太郎「グランドオーダー?」 【安価】京太郎「俺の手で世界を造る」【咲×マインクラフト】 【安価】京太郎「咲 ドラフ島編」【コンマ】 【安価】京太郎「バスケでサクセス」 【安価】京太郎「俺の野球人生」マイライフ【咲-saki-】 【京太郎SS】京太郎「冥球島?」【咲-Saki-】 須賀父・母「須賀家は」 京太郎「隠れ神社の末裔」 【咲-saki-】京太郎「脱衣麻雀?」 【咲-Saki-】【安価】京太郎「もう一度、君と。」 【安価】京太郎「俺にもオカルトが?」??「ええ、あなたのオカルトは……」 【安価】京太郎「スパロボ学園!」咲「はじまるよ!」 【咲-saki-】京太郎「ポケットモンスターK!」うた「その一」【安価】 京太郎「ガンプラバトル」咲「その1!」 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】 【咲安価スレ】京太郎「俺のパワフルなサクセスストーリー」 咲&京太郎「武装神姫?」 【咲】京太郎「麻雀都市?ふもっふ!」【安価】 【咲安価】京太郎「一狩りいこうぜ!」 【咲】京太郎「あれ? 俺の下着が……」咲「もぐもぐ」 【咲SS】京太郎「俺が主人公…だって?」【ギャルゲー風安価スレ】 京太郎「異世界に来たぞ」咲「魔法の世界」【安価】 咲「サイレント京ちゃん?」京太郎「」コクコク 【咲】京太郎「…………俺は必ず帰ってみせる」【安価】 【安価有り】京太郎「いろんな人。いろんな生き方」 【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咲「……」チラッ 【安価】京太郎「暇だし誰かにLINE送ろう」 【安価】京太郎「俺に許嫁が十人いる!?」 【安価】咲「京ちゃん育成計画!」京太郎「……ん?」【咲】 京太郎「好感度を変える機械?」 京太郎「安価で催眠アプリを使ってみる」 【咲】京太郎「俺が霊界探偵?」みなも「誰かがこう呼ぶラフメイカー」 【咲-Saki-】京太郎「這い上ってみせる…栄光まで」【安価】 京太郎「機動戦士ガンダム?」 【安価】京太郎「え、モテるわけないじゃないですか」 照「は、始まる……!」京太郎「きのこたけのこ戦争?」【安価】 【咲-Saki-/安価】京太郎「阿知賀のかぁいい子たち彼女にしてやんよ」 京太郎「俺がマフィアのボス?」 【咲安価】京太郎「麻雀テニヌ…?」【コンマ】 京太郎「カピバラにも穴はあるんだよな……」【安価】 【安価】京太郎「旅館で働くことになった」 京太郎「許嫁?」 【安価】京太郎「俺がテレビ出演ですか?」久「そうよ」【咲-Saki-】 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」【バイオハザード】 【安価】京太郎「テロリストに占拠された?」 【安価】京太郎「仮面ライダー!」咲「時代をゼロから始めよう!」 京太郎「俺がトレーナー?」咲「カーン♪」【安価:咲×ポケモン】 【安価】京太郎「オレが麻雀民族?」【咲-Saki-】 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」咲「ガンプラバトルって楽しいよねっ!」 【咲 -Saki- ・安価】京太郎「麗しき人へ告ぐ」 【咲SS】京太郎「ラジオで須ー賀!」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ【安価】 【咲安価】京太郎、勇者になります【生転換&新ジャンル】 【咲-saki-】京太郎「死にてぇ奴から……前に出ろ!」【安価】 【安価】京太郎「結婚したい女たち」【コンマ】 【咲-saki-×東方安価】京太郎「幻想日和」 京太郎「そうだ、新しい清澄の伝説を始めよう」【安価】 ※清澄高校伝説リメイク 【シノハユ】京太郎「想い偲ひて誰を待つ」【安価】 【安価】京太郎「オレが・・・勇者?」【咲-saki-】 京太郎「ガキの頃は良かったなぁ……」 京太郎「趣味は家事一般で得意料理は肉じゃがです」【安価】 【咲・安価】京太郎「ダンジョンキーパー?」【R―18】 京太郎「ここが……どこだっけ?」 【安価】京太郎「須賀京太郎育成指南?」 【咲-saki-/安価】京太郎「ギャルゲー…?」咲「私がメインヒロイン!」 【安価】京太郎「真面目に麻雀頑張る!」 【咲安価】京太郎「俺たちの戦いはこれからだ!」咲「打ち切り!?」【コンマ】 【安価】京太郎「須賀京太郎育成物語!」【咲-saki-】 【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になれますか?」竜華「努力次第やな」【千里山篇】 京太郎「俺の青春!」 咲「イン、デュエルアカデミア!」 京太郎「優秀な姉と無能な俺」【安価】 【安価】京太郎「楽園計画」咲「一番じゃなくても」【咲-Saki-】 【咲-Saki-安価】京太郎「騎士団でがんばる」【R-18】 【咲安価】京太郎「俺だって青春したいんだよ!」【育成】 【安価】京太郎「忘れられた存在?」【咲×FT×銀魂×東方】 【安価】京太郎「和に告白したいんだ」咲「ふ、ふぅーん……?」 【咲-Saki-】京太郎「俺を採点?」安価・コンマ 【安価】京太郎「俺のスキルは108まであるぞ!」 京太郎「黄金に輝く時代を、もう一度」 【安価】京太郎「結婚を真面目に考えないといけない年齢?」 【安価】優希「出来たじぇ! 好感度変換ルーレット!」京太郎「は?」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」白望「気持ち悪いよ?」 京太郎「聖魔の光石?」咲「助けてね、京ちゃん」 京太郎「全国料理修行…え、麻雀じゃなくて?」【安価】 【安価】 京太郎「転校ばかりしていたな」 【安価二週目】京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」 京太郎「借金返済物語!」 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 久「須賀君、 3してきて頂戴」京太郎「えーっ!? 3ですかァ?」 久「須賀君、悩みとかない?」 京太郎「はい?」 京太郎「 安価で宮永姉妹を仲直りさせる」 【安価】京太郎「Tales of Bloom」【テイルズ×咲】 【安価】憩「園城寺さんには内緒にしてなー」京太郎「は、はい」 京太郎「暇だ、安価でもするか」 【咲:安価】 京太郎「学生でコーチ」 【咲-saki-】京太郎「目指せ、ポケモンマスター!」【安価】 【安価】京太郎「ときめき……?」咲「メモリアル!」【ほのぼの】 京太郎「友情の」咲「タッグデュエル!」 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」【大阪:千里山】 【安価】京太郎「俺が活躍する!?」【3rd1】 京太郎「ヤムチャの対義語?」和「はい」 【咲安価】京太郎「高校生雀士カードのカメラマン?俺が?」 【咲】久「須賀くんを落としたい」【安価】 京太郎「タイムリープだと?」 京太郎「ドラフト会議……!」 【咲-saki-】京太郎「俺は絶対に勝つ!」 【咲-saki-】京太郎「雀卓の魔法使い達」【マテリアル・パズル】 【安価】健夜「光」はやり「源氏」晴絵「育成」理沙「計画!」京太郎「えっ?」【咲】 【咲-Saki-】京太郎「もう3年か…」【安価】 京太郎「ホームレスになった……」 【咲】京太郎「『ありがとう』を一言目に」【安価】 【安価】京太郎「女子麻雀部員が全員女装だった…」【R-18】 【咲】京太郎「人生における成功の秘訣」【安価コンマ】 【咲-saki-】京太郎「安価で育成!」【安価】 【安価】京太郎「大阪の高校に進学する」【咲ss】 【咲】京太郎「花道…オン、ステージ!」【安価コンマ】 【安価】 京太郎「我ら、清澄高校麻雀部!!」 京太郎「俺が落とし神だ……」安価 【咲】京太郎「1億5680万4000円の借用書!?」【安価】 【咲】久「須賀くんが各校を…!」須賀「お・も・て・な・し」【安価】 【安価】京太郎「俺が活躍する!?」淡「2ndシーズン!」 【咲-saki-】咲「艦隊これくちょ ガリッ …あぅ……」 京太郎「艦隊これくしょん!」 京太郎「こばや私立幼稚園!」 京太郎「農地開拓!」【安価】 【咲】京太郎「絶対に・・・!」【安価スレ】 【安価】京太郎「努力が報われる様になった」 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンが」 照「ただいま」 【安価】京太郎「この世界にいない誰かを憑依して能力が使えるようになった」 【咲×ルーンファクトリー】京太郎「俺がアースマイト?」【安価】 【安価】京太郎「スタンド使い」 【安価】京太郎「雀死代行……須賀京太郎だ」【咲×BLEACH】 【咲-saki-】京太郎「許嫁ってなんだよ」 【安価】京太郎「部長に勧められたネトゲをやる」 【咲-saki-】京太郎「勝利の栄光を君に!」【安価】 【咲-saki-】京太郎「俺が教師か…」【大体安価】 【咲-saki-】京太郎「高校を卒業して・・・」【安価】 京太郎「それでも俺は俺だ」咲「気持ち悪いよ?」 【安価】京太郎「だから――笑顔でお別れだ」咲「余命……1年?」【咲】 京太郎「インフィニット・ストラトス!」【安価】 【咲】京太郎「大将は俺に任せろ」【安価】 【安価】京太郎「転校?」 【安価】京太郎「大阪に転校?」【咲】 【咲-Saki-】ぷちさき!【安価】 京太郎「とある魔術の禁書目録?」【安価】 【咲】京太郎「俺が・・・養子に?」???「私がお義姉ちゃんだよ♪」【安価】 京太郎「大学生かぁ」 【安価】 【咲】京太郎「清澄高校伝説、再び」【安価】 【咲】京太郎「未来は僕らの手の中~♪」【安価】 【咲】京太郎の魔王殲滅!【安価・戦闘】 京太郎「安価で悪堕ちフラグを回避する」 【安価あり】咲「小さい万能さん」 【咲-saki-】【安価】京太郎奮闘物語 【咲-Saki-】セーラ「俺だって女やで!」【安価】 【咲-Saki-】京太郎「スパロボ?」咲「私には生きている意味があった!」【AA安価】 【咲-saki-】京太郎「俺はハンターだ!!」【安価SS】 【咲-saki-】京太郎「ペルソナ……?」【安価】 【咲-Saki-】咏「わっかんね~」京太郎「しっかりしてください……」【安価あり】 京太郎「ヒーローとして生きていく」 【安価】京太郎「俺が……史上最強の弟子?」マホ「須賀先輩っ……!」 【闇堕ち】 京太郎「安価で雑用!」 【咲】京太郎「なんだこれ……キーブレード?」 【咲安価】京太郎「やはり、俺の青春ラブコメはまちがっている気がする」 【咲-saki-】京太郎「ヒーローになってやる!」咲「無理だよ」【安価】 【咲】京太郎「サッカーやろうぜ!」【安価】 【咲-Saki-】京太郎「マネージャーの須賀です!よろしくお願いします!」【安価あり】 【咲-Saki-】京太郎「ふりーだむ」【安価】 【咲-Saki-】京太郎「麻雀部の日々」【安価】 はやり「任せなさい!」京太郎「え?」 京太郎「えっ」淡「ちょっ」白望「まっ」 京太郎「安価で高校生活!」 【咲-Saki-】京太郎「Gジェネレーション?」【安価】 【咲】京太郎「ときめきとメモリアルに満ちた高校生活?」【安価】 【安価】京太郎「俺が淡と付き合ってる?」淡「はぁ!?」 【咲】京太郎「女の子たちと怖い話をする」 【咲】京太郎「プロの付き人、ですか…?」【安価】 【咲】京太郎「……五黄土星?」 京太郎「俺がギャルゲー主人公……ないな」 【咲】京太郎「なにをしよう」【安価】 【安価】京太郎「Ms.Aislinnの英会話教室?」 【安価】京太郎「俺がコピペを使って女の子と仲良くなる?」【咲】 【安価】京太郎「入院か…」【主に長野】 【咲:安価】京太郎「……家が無い」【龍門渕】 京太郎「俺の居場所か」 宮守VS清澄 編 【咲-Saki-SS】京太郎「安価で頑張る」 京太郎「咲と安価で」咲「ほのぼのしよー」 京太郎「奈良の親戚の家で一年か……」 京太郎「安価でメンバーを決める」 【咲】【聖闘士聖矢】京太郎「燃えろ!!俺の小宇宙!!」【安価】 【咲:安価】京太郎「戦国の世か・・・・」【戦国モノ】 【カブト×咲】 京太郎「Change ---!!」 京太郎「ここが風越高校か」【風越】 【咲】京太郎「大阪に転校することになった」【安価】 京太郎「救われぬ愛に救いの手を」 【SS】京太郎「鶴賀に転校?この時期に?」【安価】 【咲】【安価】京太郎「女の子を拾った」 京太郎「最近体調が優れないんです…」戒能「あなた呪われてますよ」 【咲‐saki‐】《Standing by》 京太郎『変身!』【仮面ライダー555】 【咲】京太郎「どうしてこうなった」 【安価】 【咲-saki-】「指名選手・・・須賀京太郎!」京「え・・・」【京太郎安価】 【咲】京太郎「ネット麻雀で強くなる」【安価】 【咲】京太郎「念願の喫茶店を建てたぞー!」 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」【安価】 【咲】京太郎「夏休みだ……」 【咲】 京太郎 「ペルソナ!」 【安価スレ】 【安価×コンマ】京太郎「メタルギア!」ハウンド「ライジング!」 京太郎「らいじんぐ?」 «安価» 【咲-saki-】京太郎「ここが、晩成高校……」 穏乃「安価で」玄「京ちゃんを」小蒔「攻略します!」哩「その1」 【咲-saki-】京太郎「偽神殺しの俺」【安価】 京太郎「THE 雀DOLM@STER?」 【咲・安価】 京太郎「ここが松実館か…」 【咲-saki-×SAO】京太郎「この世界を攻略する!」【安価】 【咲安価】京太郎「記憶喪失…?」【兵庫:劔谷】 京太郎「デモンズソウル?」 まこ「そうじゃ」 【咲安価】京太郎「俺がプロデューサー!?」【アイドルマスター】 【テニヌ】京ちゃんが安価で最強チームを結成するそうです【マージャヌ】 京太郎 「学校選抜で全国へ」その1【安価】 【咲‐Saki‐】京太郎「雀姫†無双…?」【TRPG】 【咲-saki-安価】京太郎「俺が麻雀部員で男子個人戦を勝ち抜く!!」 【咲/安価】京太郎「通りすがりの麻雀部員だ」 【咲-Saki-】京太郎「せ、先生……!」 ??「わっ」【TRPG風】 【安価】京太郎「女子個人戦に参加……」【咲-saki-】 【咲】京太郎「明日から本気出す」【安価】 【咲安価】京太郎のサクセス 【安価】京太郎「青春してる高校生活を送りたい。」 【安価】京太郎「サバゲー部?」 照「白糸台編…」 【安価】京太郎「これが、2000番目の技・・・!!」透華「スウガ!?」 【安価】京太郎「スマブラで世界征服・・・だと・・・?」 【咲-saki-】京太郎「ここが鶴賀学園か……」【安価?】 京太郎「何でもいいから、そろそろ行動起こさないと……」【安価】 京太郎「ヤンデレ風味のポンコツに死ぬほど愛されて夜しか眠れない」 咲-Saki-【安価とコンマ】京太郎「その心は水面の如く。」 咲-Saki-【安価とコンマ】京太郎「その心は水面の如く。」 【安価】須賀京太郎の大学生活【咲-saki-】 【安価】須賀京太郎の大学生活【咲-saki-】 【咲安価】京太郎「オバケなんてないさ、オバケなんてウソさ」 -【咲安価】京太郎「オバケなんてないさ、オバケなんてウソさ」 【咲安価】京太郎「オバケなんてないさ、オバケなんてウソさ」 【咲安価】京太郎「オバケなんてないさ」洋榎「オバケなんてウソや♪」 【咲安価】京太郎「オバケなんてないさ」爽「オバケなんてウソさ♪」 【咲安価】京太郎「オバケなんてないさ」誠子「オバケなんてウソさ♪」 【P5×咲】京太郎「アナタの心を頂戴します」【安価】 【P5×咲】京太郎「アナタの心を頂戴します」【安価】 【安価】京太郎「200馬力のMR-S」【咲‐saki‐】 -【安価】京太郎「200馬力のMR-S」【咲‐saki‐】 【安価】京太郎「200馬力のMR-S」【咲‐saki‐】 【安価】咲「280馬力のRX8」【咲‐saki‐】 京太郎「一夏の思い出に」【咲×安価】 京太郎「一夏の思い出に」【咲×安価】 【咲-saki-】京太郎「力が欲しいっ…‥!」 【咲-saki-】京太郎「力が欲しいっ…‥!」 【安価】京太郎「グランドオーダー?」 【安価】京太郎「グランドオーダー?」 【安価】京太郎「俺の手で世界を造る」【咲×マインクラフト】 【安価】京太郎「俺の手で世界を造る」【咲×マインクラフト】 【安価】京太郎「咲 ドラフ島編」【コンマ】 -【安価】京太郎「咲 ドラフ島編」【コンマ】 【安価】京太郎「咲 ドラフ島編」【コンマ】 【安価】京太郎「咲 ドラフ島編」【コンマ】 Part.2 【安価】京太郎「咲 ドラフ島編」【コンマ】 Part.3 【安価】京太郎「バスケでサクセス」 【安価】京太郎「バスケでサクセス」 【安価】京太郎「俺の野球人生」マイライフ【咲-saki-】 -【安価】京太郎「俺の野球人生」マイライフ【咲-saki-】 【安価】京太郎「俺の野球人生」マイライフ【咲-saki-】 【安価】京太郎「俺の野球人生」 穏乃「その2だね」マイライフ【咲-saki-】 【安価】京太郎「俺の野球人生」 菫「その3だ」マイライフ【咲-saki-】 【京太郎SS】京太郎「冥球島?」【咲-Saki-】 -【京太郎SS】京太郎「冥球島?」【咲-Saki-】 【京太郎SS】京太郎「冥球島?」【咲-Saki-】 【安価】京太郎「冥球島?」睦月「バントをしない2番打者」【咲-Saki-】 【安価】京太郎「冥球島?」美穂子「ズバッと三振毎度ありっ!」【咲-Saki-】 須賀父・母「須賀家は」 京太郎「隠れ神社の末裔」 須賀父・母「須賀家は」 京太郎「隠れ神社の末裔」 【咲-saki-】京太郎「脱衣麻雀?」 【咲-saki-】京太郎「脱衣麻雀?」 【咲-Saki-】【安価】京太郎「もう一度、君と。」 -【咲-Saki-】【安価】京太郎「もう一度、君と。」 【咲-Saki-】【安価】京太郎「もう一度、君と。」 【咲-Saki-】【安価】京太郎「もう一度、君と。」 咏「二巡目らしーぜ?」 【安価】京太郎「俺にもオカルトが?」??「ええ、あなたのオカルトは……」 -【安価】京太郎「俺にもオカルトが?」??「ええ、あなたのオカルトは……」 【安価】京太郎「俺にもオカルトが?」??「ええ、あなたのオカルトは……」 【安価】京太郎「俺にもオカルトが?」小蒔「はいっ」【その2】 【安価 R18】京太郎「俺にもオカルトが?」初美「あるのですよー」【その3】 【安価 R18】京太郎「俺にもオカルトが?」霞「後日談も終わりね」【蛇編・その4】 【安価 R18】京太郎「俺のオカルトは」咲「絆を力に!」【絆編 その1】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」咲「はじまるよ!」 -【安価】京太郎「スパロボ学園!」咲「はじまるよ!」 ※【安価】京太郎「スパロボ学園?」シリーズと世界観は同じだが、特殊なイベント以外他の周とのつながりは無い? 【安価】京太郎「スパロボ学園!」咲「はじまるよ!」 【安価】京太郎「スパロボ学園!」由暉子「神様を見たことは」【part2】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」明華「反射と思考の融合です!」【part3】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」美穂子「託されて歩き続けるんです」【part4】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」宥「君に託す」【part5】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」玄「νガンダムは伊達じゃない!」【part6】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」いちご「……嘘吐き」【part7】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」竜華「生きて帰るって……約束」【part8】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」露子「これが若さか……」【part9】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」ハオ「ツルギの理ここに在り」【part10】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」憩「君がくれた明日」【part11】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」真佑子「鬱憤を晴らさせていただく!」【part12】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」煌「これが私の祝福です」【part13】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」怜「今は、ここにいる!」【part14】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」灼「生きるほうが戦いだ!」【part15】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」和「弾けろ!」【part16】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」照「了解、トランザム!」【part17】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」智葉「正義の味方になりたい」【part18】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」ハギヨシ「本物の暴力を教えましょう」【part19】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」憧「地球は狙われている!」【part20】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」はやり「私の歌を聞けぇ!」【part21】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」穏乃「輝くゼウスの名の下に!」【part22】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」慕「地獄からの使いさん」【part23】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」咲「元気のG!」【part24】 【安価】京太郎「スパロボ学園!」久「あなたには私がいるじゃない!」【part25】 【咲-saki-】京太郎「ポケットモンスターK!」うた「その一」【安価】 -【咲-saki-】京太郎「ポケットモンスターK!」うた「その一」【安価】 【咲-saki-】京太郎「ポケットモンスターK!」うた「その一」【安価】 【咲-saki-】京太郎「ポケットモンスターK!」ひめこ「そん二」【安価】 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」マホ「その三」【R-18】 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」モモ「その四」【R-18】 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」ユキ「その五」【R-18】 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」トキ「その六」【R-18】 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」りゅーか「その7」【R-18】 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」ヒロ「その8」【R-18】 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」豊音「その拾」【R-18】 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」ネリー「本当の10!」【R-18】 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」なるか「そ、その11!」【R-18】 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」美穂子「その12♪」【R-18】 【咲-Saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」まいる「そん13やね」【R-18】 【咲-saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」さわや「その14!」【R-18】 【咲-Saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」セーラ「その15や!」【R-18】 【咲-Saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」白望「そ……の16」【R-18】 【咲-Saki-安価】京太郎「ポケットモンスターK!」智葉「その17だ」【R-18】 京太郎「ガンプラバトル」咲「その1!」 -京太郎「ガンプラバトル」咲「その1!」 京太郎「ガンプラバトル」咲「その1!」 【安価】京太郎「ガンプラバトル」モモ「その2っす!」 【安価】京太郎「ガンプラバトル」小蒔「あなたに力を」【その3】 【安価】京太郎「ガンプラバトル」春「想い貫いて」【その4】 【安価】京太郎「ガンプラバトル!」初美「戦いは火力ですよー」【その5】 【安価】京太郎「ガンプラバトル」竜華「また会えた」【その6】 【安価】京太郎「ガンプラバトル」浩子「要チェックや!」【その7】 【安価】京太郎「ガンプラバトル」泉「ガンプラ部の平和のために!」【その8】 【安価】京太郎「ガンプラバトル」セーラ「バトルが始まるでー」【その9】 【安価】京太郎「ガンプラバトル」雅枝「そろそろレギュラー確定や」【その10】 【安価】京太郎「ガンプラバトル」久「合宿よ!」【その11】 【安価】京太郎「ガンプラバトル」憧「バトルロイヤル!」【その12】 【安価】京太郎「ガンプラバトル」玄「おまかせあれ!」【その13】 【安価】京太郎「ガンプラバトル」霞「合宿も大詰めよ」【その14】 【安価】京太郎「ガンプラバトル」衣「衣の出番だ!」【その15】 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 -咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 その2」 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 和「3冊目、ですね」 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 穏乃「4冊目だよ!」 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 玄「5冊目だねっ」 ※阿知賀成分 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 憧「7冊目みたいよ!」 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】 -【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」ネリー「12ageだね!」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」エイスリン「モウ13ageナンダ」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」憩「14ageですーぅ」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」もこ「…………15age」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」小蒔「16ageですね!」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」霞「17ageよ」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」初美「18ageなのですよー」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「一休みッスよ!」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」春「20ageの長さが自慢」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」巴「21ageですね」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明星「22ageですお姉様!」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」湧「23ageも経ったのか?」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明華「24age~♪」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」玄「25ageもおまかせあれ」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」宥「26ageはあったかーい」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」憧「に、27ageよ……?」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」はやり「28ageだぞ★」【咲・muv-luv】 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」灼「29ageは流石に長……」【咲・muv-luv】 【咲安価スレ】京太郎「俺のパワフルなサクセスストーリー」 【咲安価スレ】京太郎「俺のパワフルなサクセスストーリー」 咲&京太郎「武装神姫?」 -咲&京太郎「武装神姫?」 咲&京太郎「武装神姫?」 咲&京太郎「武装神姫?」 その2 咲&京太郎「武装神姫?」 その3 咲&京太郎「武装神姫?」 その4 咲&京太郎「武装神姫?」 その5 咲&京太郎「武装神姫?」(その6) 咲&京太郎「武装神姫?」 その7 咲&京太郎「武装神姫?」 その8 咲&京太郎「武装神姫?」 その9 【安価】咲&京太郎「武装神姫?」その10 【安価】咲&京太郎「武装神姫?」その11 【安価】咲&京太郎「武装神姫?」その12 【安価】咲&京太郎「武装神姫?」その13 【安価】咲&京太郎「武装神姫?」その14 【安価】咲&京太郎「武装神姫?」その15 【安価】咲&京太郎「武装神姫?」その16 【安価】咲&京太郎「武装神姫?」その17 【咲】京太郎「麻雀都市?ふもっふ!」【安価】 -【咲】京太郎「麻雀都市?ふもっふ!」【安価】 【咲】京太郎「麻雀都市?ふもっふ!」【安価】 【咲】京太郎「麻雀都市!ふもっふ×2?」和「肯定です」【安価】 【咲】京太郎「麻雀都市パニック?」はやり「ふもっふ×3!!」 【咲】京太郎「麻雀都市パニック?」憧「ふもっふ×4!!」【安価】 【咲安価】京太郎「一狩りいこうぜ!」 -【咲安価】京太郎「一狩りいこうぜ!」 【咲安価】京太郎「一狩りいこうぜ!」 【咲安価】京太郎「一狩りいこうぜ!」ネリー「覚悟が道を切り開く!」 【咲安価】ネリー「一狩りいこうぜ!」京太郎「こんがり肉うめぇ」 【咲安価】京太郎「一狩りいこうぜ!」淡「集いし星が、新たな希望を生む!」 【咲安価】淡「一狩りいこうぜ!」京太郎「ハチミツください」 【咲】京太郎「あれ? 俺の下着が……」咲「もぐもぐ」 【咲】京太郎「あれ? 俺の下着が……」咲「もぐもぐ」 【咲SS】京太郎「俺が主人公…だって?」【ギャルゲー風安価スレ】 【咲SS】京太郎「俺が主人公…だって?」【ギャルゲー風安価スレ】 京太郎「異世界に来たぞ」咲「魔法の世界」【安価】 -京太郎「異世界に来たぞ」咲「魔法の世界」【安価】 京太郎「異世界に来たぞ」咲「魔法の世界」【安価】 京太郎「異世界に来たぞ」綾「人とは国とは」 【咲安価】京太郎「異世界に来たぞ」穏乃「唸れサンライトハート!」 【咲安価】京太郎「異世界に来たぞ!」憧「明かされる過去」 咲「サイレント京ちゃん?」京太郎「」コクコク -咲「サイレント京ちゃん?」京太郎「」コクコク 咲「サイレント京ちゃん?」京太郎「」コクコク 咲「サイレント京ちゃん?」京太郎「」ピース 【咲】京太郎「…………俺は必ず帰ってみせる」【安価】 -【咲】京太郎「…………俺は必ず帰ってみせる」【安価】 【咲】京太郎「…………俺は必ず帰ってみせる」【安価】 【咲―Saki―】京太郎「……俺は必ず帰ってみせる」その2【安価】 【安価有り】京太郎「いろんな人。いろんな生き方」 【安価有り】京太郎「いろんな人。いろんな生き方」 【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咲「……」チラッ -【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咲「……」チラッ 【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咲「……」チラッ 【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」咏「……」チラッチラッ 【安価】京太郎「彼女が欲しいなぁ」淡「……」チラッチラッチラッ 【安価】京太郎「暇だし誰かにLINE送ろう」 【安価】京太郎「暇だし誰かにLINE送ろう」 【安価】京太郎「俺に許嫁が十人いる!?」 -【安価】京太郎「俺に許嫁が十人いる!?」 【安価】京太郎「俺に許嫁が十人いる!?」 【安価】京太郎「俺に許嫁が十人いる!?」 咏「二人目かねぃ、知らんけど」 【安価】京太郎「俺に許嫁が十人いる!?」 玄「三人目だよっ」 【安価】咲「京ちゃん育成計画!」京太郎「……ん?」【咲】 -【安価】咲「京ちゃん育成計画!」京太郎「……ん?」【咲】 【安価】咲「京ちゃん育成計画!」京太郎「……ん?」【咲】 【安価】小蒔「京くん育成計画!」京太郎「その2……題が変わってません?」【咲】 【安価】霞「京くん育成計画!」京太郎「その3」咲「……」チラッ【咲】 【安価】初美「京太郎育成計画ですよー!」京太郎「その4……早いですねー」【咲】 【安価】春「きょう育成計画……!」京太郎「その5……名前が平仮名に……」【咲】 【安価】巴「京ちゃん育成計画!」京太郎「その6」咲「!」ガタッ!【咲】 京太郎「好感度を変える機械?」 京太郎「好感度を変える機械?」 京太郎「安価で催眠アプリを使ってみる」 京太郎「安価で催眠アプリを使ってみる」 【咲】京太郎「俺が霊界探偵?」みなも「誰かがこう呼ぶラフメイカー」 【咲】京太郎「俺が霊界探偵?」みなも「誰かがこう呼ぶラフメイカー」 【咲-Saki-】京太郎「這い上ってみせる…栄光まで」【安価】 【咲-Saki-】京太郎「這い上ってみせる…栄光まで」【安価】 京太郎「機動戦士ガンダム?」 京太郎「機動戦士ガンダム?」 【安価】京太郎「え、モテるわけないじゃないですか」 【安価】京太郎「え、モテるわけないじゃないですか」 照「は、始まる……!」京太郎「きのこたけのこ戦争?」【安価】 照「は、始まる……!」京太郎「きのこたけのこ戦争?」【安価】 【咲-Saki-/安価】京太郎「阿知賀のかぁいい子たち彼女にしてやんよ」 【咲-Saki-/安価】京太郎「阿知賀のかぁいい子たち彼女にしてやんよ」 京太郎「俺がマフィアのボス?」 京太郎「俺がマフィアのボス?」 【咲安価】京太郎「麻雀テニヌ…?」【コンマ】 【咲安価】京太郎「麻雀テニヌ…?」【コンマ】 京太郎「カピバラにも穴はあるんだよな……」【安価】 京太郎「カピバラにも穴はあるんだよな……」【安価】 【安価】京太郎「旅館で働くことになった」 【安価】京太郎「旅館で働くことになった」 京太郎「許嫁?」 京太郎「許嫁?」 【安価】京太郎「俺がテレビ出演ですか?」久「そうよ」【咲-Saki-】 【安価】京太郎「俺がテレビ出演ですか?」久「そうよ」【咲-Saki-】 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」【バイオハザード】 -【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」【バイオハザード】 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」【バイオハザード】 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」玄「FILE2だね」【バイオハザード】 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」桃子「FILE3っすよ!」【バイオハザード】 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」和「FILE4ですね」【バイオハザード】 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」宥「FILE5……だよ?」【バイオハザード】 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」小蒔「FILE6ですよ!」【バイオハザード】 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」怜「FILE7やで!」【バイオハザード】 【咲安価】京太郎「泣けるぜ……」はやり「FILE8だよ☆」【バイオハザード】 【安価】京太郎「テロリストに占拠された?」 【安価】京太郎「テロリストに占拠された?」 【安価】京太郎「仮面ライダー!」咲「時代をゼロから始めよう!」 -【安価】京太郎「仮面ライダー!」咲「時代をゼロから始めよう!」 【安価】京太郎「仮面ライダー!」咲「時代をゼロから始めよう!」 【安価】京太郎「仮面ライダー!」明華「さあ、あなたの罪を数えなさい!」 Part.2 【安価】京太郎「仮面ライダー!」淡「おばあちゃんにも聞いてない!?」【Part.3】 京太郎「俺がトレーナー?」咲「カーン♪」【安価:咲×ポケモン】 京太郎「俺がトレーナー?」咲「カーン♪」【安価:咲×ポケモン】 【安価】京太郎「オレが麻雀民族?」【咲-Saki-】 -【【安価】京太郎「オレが麻雀民族?」【咲-Saki-】 【安価】京太郎「オレが麻雀民族?」【咲-Saki-】 【安価】咲「京ちゃんが麻雀民族?」京太郎「2本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】優希「京太郎が麻雀民族?」京太郎「3本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】和「須賀君が麻雀民族?」京太郎「4本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】まこ「京太郎が麻雀民族?」京太郎「5本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】久「須賀君が麻雀民族?」京太郎「6本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】照「京ちゃんが麻雀民族?」京太郎「7本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】衣「きょうたろーが麻雀民族?」京太郎「8本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】小蒔「須賀さんが麻雀民族?」京太郎「9本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】憩「京くんが麻雀民族?」京太郎「10本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】智葉「京太郎が麻雀民族?」京太郎「11本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】健夜「須賀君が麻雀民族?」京太郎「12本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】美穂子「須賀君が麻雀民族?」京太郎「13本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】淡「キョータローが麻雀民族?」京太郎「14本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】良子「京太郎ボーイが麻雀民族?」京太郎「15本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】桃子「京ちゃんが麻雀民族?」京太郎「16本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】智美「須賀君が麻雀民族?」京太郎「17本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】はやり「須賀君が麻雀民族?」京太郎「18本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】透華「須賀さんが麻雀民族?」京太郎「19本場ァ!」【咲-Saki-】 【安価】京太郎「俺が麻雀民族……?」 20本場 【咲-Saki-】 【安価】靖子「須賀少年が麻雀民族?」京太郎「21本場ァ!!」【咲-Saki-】 【安価】咏「坊やが麻雀民族?」京太郎「22本場ァ!!」【咲-Saki-】 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」咲「ガンプラバトルって楽しいよねっ!」 -【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」咲「ガンプラバトルって楽しいよねっ!」 まとめwiki 京太郎「ビルドファイターズ?」咲「ガンプラバトルって楽しいよねっ!」 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」揺杏「私が作って、お前が戦う!」2体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」憩「ガンダムファイトですーぅ」3体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」爽「羅威王の力を見せてあげるよ!」4体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」由暉子「私は死神デスサイズ!」5体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」小蒔「生きるのって難しいですね…」6体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ!」初美「やっぱりSDガンダムですよー」7体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」怜「私は勝者になりたいんや…」8体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」洋榎「打倒!ガンダムタイプやっ!」9体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」成香「強いられているんですっ!」10体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」誓子「滅び行くものの為に…!」11体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」衣「ターンエーの風が吹くっ!」12体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」いちご「クロスボーンガンダムじゃ」13体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」宥「寒い時代というか寒いよぉ…」14体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」玄「真・流星胡蝶剣なのですっ!」15体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」 穏乃「見よ!爆熱の陣っ!」16体目 京太郎「ビルドファイターズ?」憧「今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在よ!」17体目 京太郎「ビルドファイターズ?」灼「爆熱ならぬ、灼熱ゴッドフィンガー…!」18体目 京太郎「ビルドファイターズ?」煌「宇宙の心は貴方だったのですね」19体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」姫子「梃子でも動かんっ!」20体目 京太郎「ビルドファイターズ?」哩「ザクとは違うとさっ!ザクとはっ!」21体目 京太郎「ビルドファイターズ?」仁美「政府の過ちはマフティーが粛清すると!」22体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」美子「お前を殺す」デデン!! 23体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」数絵「行きましょう、ALICE!」24体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」もこ「n_i_t_r_o……起動」25体目 京太郎「ビルドファイターズ?」霞「希望の火は消さないわ!」26体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」理沙「EXAMシステムスタンバイ!」27体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」春「股ぐらにロケットパンチ…」28体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」巴「霧丸じゃなくキレ丸ですね」29体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」怜「うちの誕生日やでっ!」30体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」優希「不可能を可能にするじぇ!」31体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」まこ「ナマ足魅惑のマーメイドじゃ」32体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」久「放送のお馬鹿さん…」33体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ?」和「弾けなさい!ガンダムっ!」34体目 【咲安価】京太郎「ビルドファイターズ!」咲「さぁ始めようか、対話を」35体目 京太郎「ビルドファイターズ?」豊音「サイコガンダムちょーサイコーだよー!」36体目 【咲 -Saki- ・安価】京太郎「麗しき人へ告ぐ」 -【咲 -Saki- ・安価】京太郎「麗しき人へ告ぐ」 【咲 -Saki- ・安価】京太郎「麗しき人へ告ぐ」 【Saki・安価】京太郎「麗しき人へ告ぐ」巴「二告目」 【咲SS】京太郎「ラジオで須ー賀!」【安価】 -【咲SS】京太郎「ラジオで須ー賀!」【安価】 【咲SS】京太郎「ラジオで須ー賀!」【安価】 【咲SS】京太郎「ラジオで須ー賀!」智葉「2局目」【安価】 【咲SS】京太郎「ラジオで須ー賀!」和「3局目です」【安価】 【咲SS】京太郎「ラジオで須ー賀!」姫子 「4局目たーい♪」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ【安価】 -【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ 日菜「改めて2本場ね」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ 良子「3本場みたいだな」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ 由華「……4本場」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ 絃「ら、らぶ5本場です///」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ 玄「タンヤオドラ六本場っ!」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ 宥「七輪はあったか~い」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ 健夜「八連荘は簡単だよね?」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ 良子「ツモ、Nine Gatesです」【安価】 【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」Ⅱ 靖子「さて、10本場か」【安価】 【咲安価】京太郎、勇者になります【生転換&新ジャンル】 -【咲安価】京太郎、勇者になります【生転換&新ジャンル】 【咲安価】京太郎、勇者になります【生転換&新ジャンル】 【安価】京太郎「俺、勇者になります」哩「遥かなる時の中で」【生転換&新ジャンル】 【安価】京太郎「俺、勇者になります」灼「あの日交わした約束を」【生転換&新ジャンル】 【咲-saki-】京太郎「死にてぇ奴から……前に出ろ!」【安価】 -【咲-saki-】京太郎「死にてぇ奴から……前に出ろ!」【安価】 【咲-saki-】京太郎「死にてぇ奴から……前に出ろ!」【安価】 【咲-saki-】京太郎「死にてぇ奴から……」咲「前に出ろ!」【安価】 【安価】京太郎「結婚したい女たち」【コンマ】 -【安価】京太郎「結婚したい女たち」【コンマ】 【安価】京太郎「結婚したい女たち」【コンマ】 【安価】京太郎「結婚したい女たち」明華「2スレ目です」【コンマ】 【咲-saki-×東方安価】京太郎「幻想日和」 -【咲-saki-×東方安価】京太郎「幻想日和」 【咲-saki-×東方安価】京太郎「幻想日和」 【咲-saki-×東方安価】京太郎&白望『幻想日和』神子「その2です」 【咲-saki-×東方安価】京太郎&塞『幻想日和』布都「その3であろう?」 【咲-saki-×東方安価】京太郎&エイスリン『ゲンソウビヨリ』屠自古「その4だ」 京太郎「そうだ、新しい清澄の伝説を始めよう」【安価】 ※清澄高校伝説リメイク -京太郎「そうだ、新しい清澄の伝説を始めよう」【安価】 京太郎「そうだ、新しい清澄の伝説を始めよう」【安価】 咲「だから、新しい清澄の伝説をこの手で」2【安価】 和「あなたと、新しい清澄の伝説を未来へ」3【安価】 優希「私が、新しい清澄の伝説の一人に」4【安価】 まこ「振り返れば、新しい清澄の伝説はここに」5【安価】 久「見せてよ、新しい貴方たちの伝説を私に」6【安価】 衣「見せてやる、新しい伝説の幕開けをお前に」7【安価】 華菜「今ここに、風越の新しい伝統が流れ出す」8【安価】 【シノハユ】京太郎「想い偲ひて誰を待つ」【安価】 -【シノハユ】京太郎「想い偲ひて誰を待つ」【安価】 【シノハユ】京太郎「想い偲ひて誰を待つ」【安価】 【シノハユ】京太郎「想い偲ひて誰を待つ」慕「2人目」【安価】 【シノハユ】京太郎「想い偲ひて誰を待つ」はやり「3人目だよ☆」【安価】 【安価】京太郎「オレが・・・勇者?」【咲-saki-】 -【安価】京太郎「オレが・・・勇者?」 【安価】京太郎「オレが・・・勇者?」【咲-saki-】 【安価】京太郎「オレが・・・勇者?」ハオ「その2だ」【咲-saki-】 京太郎「ガキの頃は良かったなぁ……」 京太郎「ガキの頃は良かったなぁ……」 京太郎「趣味は家事一般で得意料理は肉じゃがです」【安価】 京太郎「趣味は家事一般で得意料理は肉じゃがです」【安価】 【咲・安価】京太郎「ダンジョンキーパー?」【R―18】 【咲・安価】京太郎「ダンジョンキーパー?」【R―18】 京太郎「ここが……どこだっけ?」 京太郎「ここが……どこだっけ?」 【安価】京太郎「須賀京太郎育成指南?」 -【安価】京太郎「須賀京太郎育成指南? 【安価】京太郎「須賀京太郎育成指南?」 【安価】京太郎「須賀京太郎育成指南?」透華「その2ですわ!」 【咲-saki-/安価】京太郎「ギャルゲー…?」咲「私がメインヒロイン!」 -【咲-saki-/安価】京太郎「ギャルゲー…?」咲「私がメインヒロイン!」 【咲-saki-/安価】京太郎「ギャルゲー…?」咲「私がメインヒロイン!」 【咲-saki-/安価】京太郎「ギャルゲー…?」 玄「おもち!おもちィ!!」【part2】 【咲-saki-/安価】京太郎「ギャルゲー…?」 淡「運命だねっ」【part3】 【安価】京太郎「真面目に麻雀頑張る!」 -【安価】京太郎「真面目に麻雀頑張る!」 【安価】京太郎「真面目に麻雀頑張る!」 京太郎「真面目に麻雀頑張る!」 咲「2スレ目だね京ちゃん♪」 【咲安価】京太郎「俺たちの戦いはこれからだ!」咲「打ち切り!?」【コンマ】 【咲安価】京太郎「俺たちの戦いはこれからだ!」咲「打ち切り!?」【コンマ】 【安価】京太郎「須賀京太郎育成物語!」【咲-saki-】 -【安価】京太郎「須賀京太郎育成物語!」【咲-saki-】 【安価】京太郎「須賀京太郎育成物語!」【咲-saki-】 【安価】京太郎「須賀京太郎育成物語!」シロ「その2・・・」【咲-saki-】 【安価】京太郎「須賀京太郎育成物語!」エイスリン「ソノ3!」【咲-saki-】 【安価】京太郎「須賀京太郎育成物語!」胡桃「その4!」【咲-saki-】 【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になれますか?」竜華「努力次第やな」【千里山篇】 -【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になれますか?」竜華「努力次第やな」【千里山篇】 【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になれますか?」竜華「努力次第やな」【千里山篇】 京太郎「俺の青春!」 咲「イン、デュエルアカデミア!」 -京太郎「俺の青春!」 咲「イン、デュエルアカデミア!」 京太郎「俺の青春!」 咲「イン、デュエルアカデミア!」 京太郎「俺の青春!」淡「イン、デュエルアカデミア2!」 【遊戯王】京太郎「俺の青春!」憧「イン、デュエルアカデミア3!」 【遊戯王】京太郎「俺の青春!」和「インデュエルアカデミア4!」【咲】 【遊戯王】京太郎「俺の青春!」由暉子「インデュエルアカデミア5!」 ※実質6スレ 【遊戯王】京太郎「俺の青春!」照「インデュエルアカデミア5!」【咲】 【遊戯王】京太郎「俺の青春!」菫「インデュエルアカデミア7!」【咲】 【遊戯王】京太郎「俺の青春!」誠子「インデュエルアカデミア8!」【咲】 京太郎「優秀な姉と無能な俺」【安価】 京太郎「優秀な姉と無能な俺」【安価】 【安価】京太郎「楽園計画」咲「一番じゃなくても」【咲-Saki-】 【安価】京太郎「楽園計画」咲「一番じゃなくても」【咲-Saki-】 【咲-Saki-安価】京太郎「騎士団でがんばる」【R-18】 【咲-Saki-安価】京太郎「騎士団でがんばる」【R-18】 【咲安価】京太郎「俺だって青春したいんだよ!」【育成】 【咲安価】京太郎「俺だって青春したいんだよ!」【育成】 【安価】京太郎「忘れられた存在?」【咲×FT×銀魂×東方】 【安価】京太郎「忘れられた存在?」【咲×FT×銀魂×東方】 【安価】京太郎「和に告白したいんだ」咲「ふ、ふぅーん……?」 【安価】京太郎「和に告白したいんだ」咲「ふ、ふぅーん……?」 【咲-Saki-】京太郎「俺を採点?」安価・コンマ -【咲-Saki-】京太郎「俺を採点?」安価・コンマ 【咲?Saki?】咲「京ちゃんを採点?」安価・コンマ 【咲-Saki-】京太郎「俺を採点?」安価・コンマ 【安価】京太郎「俺のスキルは108まであるぞ!」 -【安価】京太郎「俺のスキルは108まであるぞ!」 【安価】京太郎「俺のスキルは108まであるぞ!」 【安価】京太郎「俺のスキルは108まであるぞ!」 ハギヨシ「Part2」 【安価】京太郎「俺のスキルは108まであるぞ!」 咲「Part3」 【安価】京太郎「俺のスキルは108まであるぞ!」 和「Part4です」 【安価】京太郎「俺のスキルは108まであるぞ!」 穏乃「Part5だよ!」 京太郎「黄金に輝く時代を、もう一度」 -京太郎「黄金に輝く時代を、もう一度」 京太郎「黄金に輝く時代を、もう一度」 【安価】京太郎「黄金に輝く時代を、もう一度」淡「まだまだ準備期間!」(2スレ目) 【安価】京太郎「黄金に輝く時代を、もう一度」照「リーグ大会本格始動」(3スレ目) 【安価】京太郎「結婚を真面目に考えないといけない年齢?」 -【安価】京太郎「結婚を真面目に考えないといけない年齢?」 【安価】京太郎「結婚を真面目に考えないといけない年齢?」 【安価】京太郎「結婚を真面目に考えないといけない年齢?」2 【安価】優希「出来たじぇ! 好感度変換ルーレット!」京太郎「は?」 【安価】優希「出来たじぇ! 好感度変換ルーレット!」京太郎「は?」まとめ 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」白望「気持ち悪いよ?」 ※絆パワースレ2週目。 -京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」白望「気持ち悪いよ?」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」白望「気持ち悪いよ?」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」塞「私の必殺技part2!」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」胡桃「これpart3!」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」エイスリン「part4!」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」豊音「part5かもー」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」桃子「part6っすよ!」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」はやり「part7だよ☆」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」ハギヨシ「part8、のようですね」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」煌「集いし絆の結晶、part9です!」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」健夜「高貴なるpart10だよ!」 京太郎「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」トシ「part11のようだね」 京太郎「聖魔の光石?」咲「助けてね、京ちゃん」 京太郎「聖魔の光石?」咲「助けてね、京ちゃん」 京太郎「全国料理修行…え、麻雀じゃなくて?」【安価】 京太郎「全国料理修行…え、麻雀じゃなくて?」【安価】 【安価】 京太郎「転校ばかりしていたな」 【安価】 京太郎「転校ばかりしていたな」 【安価二週目】京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」 京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」の2週目。 -【安価二週目】京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」 【安価二週目】京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」 【安価二週目】京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」 理沙「Part2」 【安価二週目】京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」 咏「Part3」 【安価二週目】京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」 尭深「Part4」 【安価二週目】京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」 淡「Part5」 二週目京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」小ネタまとめ 京太郎「借金返済物語!」 -【咲】京太郎「借金返済物語!」 【咲】京太郎「借金返済物語!」【安価】 【咲】京太郎「借金返済物語!」洋榎 「2スレ目やで!!」 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 -京太郎「岩手に引っ越すことになった」 まとめwiki 京太郎「岩手に引っ越すことになった」咲「」 【咲SS】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 咲「」 【安価】 【咲SS】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 咲「その2!」 【安価】 【咲SS】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 咲「その3」 【安価】 【咲SS】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 咲「…その4」 【咲SS】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 咲「その5!」ニコ 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343869605/ 【咲SS】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 久「その6…って私!?」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1344071295/ 【咲SS】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 まこ「その7」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1344266778/ 【咲SS】 京太郎「岩手に引っ越すことn 咲「おまたせ!その8だよ!」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1344446263/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 和「SOA9」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345034965/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 優希「その10だじぇ!」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345480358/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越s 咲「その11。スレタイでは二人きり」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345814520/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越s 咲「その12。そろそろ出番かなぁ?」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1346219045/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越s 咲「その13。早く京ちゃんに会いたい」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1346523603/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 シロ「その14。だる…」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347033146/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 エイスリン「15 デス!」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347554849/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 胡桃「その16!」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348335621/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 塞「その17だよ」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349091869/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 豊音「その18っ!」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350133607/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことn 咲「その19。最近岩手にいない」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351268141/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことn やえ「20カは相手にならんよ」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351858977/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことn 咲「その21。負けちゃったんだ」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352305620/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 咲「その22」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352993999/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 咲「その23だよ」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355317520/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 咲「その24……」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1359736061/ 【咲】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 咲「その25」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365516253/ 久「須賀君、 3してきて頂戴」京太郎「えーっ!? 3ですかァ?」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411827105/ 久「須賀君、悩みとかない?」 京太郎「はい?」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383918684/ 京太郎「 安価で宮永姉妹を仲直りさせる」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407382729/ 【安価】京太郎「Tales of Bloom」【テイルズ×咲】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404480962/ 【安価】憩「園城寺さんには内緒にしてなー」京太郎「は、はい」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406161583/ 京太郎「暇だ、安価でもするか」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409931008/ 【咲:安価】 京太郎「学生でコーチ」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404751370/ 【咲-saki-】京太郎「目指せ、ポケモンマスター!」【安価】 -【咲-saki-】京太郎「目指せ、ポケモンマスター!」【安価】 優希ちゃん「みやなヶ島のテル退治だじぇ!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1346145422/( 182から) 【咲-saki-】京太郎「目指せ、ポケモンマスター!」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355929767/ 【咲-saki-】京太郎「目指せ、ポケモンマスター!」【安価】 part2 http 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京太郎「ヤムチャの対義語?」洋榎「せやでー!」9【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408453265/ 京太郎「ヤムチャの対義語?」良子「ザッツライ!」10【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408894299/ 【咲安価】京太郎「高校生雀士カードのカメラマン?俺が?」 -【咲安価】京太郎「高校生雀士カードのカメラマン?俺が?」 【咲安価】京太郎「高校生雀士カードのカメラマン?俺が?」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402323292/ 【咲安価】京太郎「高校生雀士カードのカメラマン?俺が?」小蒔「2枚目です!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403099759/ 【咲安価】京太郎「高校生雀士カードのカメラマン?俺が?」穏乃「3枚目だよ!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403868252/ 【咲】久「須賀くんを落としたい」【安価】 -【咲】久「須賀くんを落としたい」【安価】 【咲】久「須賀くんを落としたい」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401879934/ 【咲】久「須賀くんを落としたい」 咲「させない!」2【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402673798/ 京太郎「タイムリープだと?」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1398244564/ 京太郎「ドラフト会議……!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1410010384/ 【咲-saki-】京太郎「俺は絶対に勝つ!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409065756/ 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京太郎「ときめきとメモリアルに満ちた高校生活?」小ネタまとめ 【安価】京太郎「俺が淡と付き合ってる?」淡「はぁ!?」 -【安価】京太郎「俺が淡と付き合ってる?」淡「はぁ!?」 【安価】京太郎「俺が淡と付き合ってる?」淡「はぁ!?」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361689290/ モブ「京淡観察日記!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369492366/ 【咲】京太郎「女の子たちと怖い話をする」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368792140/ 【咲】京太郎「プロの付き人、ですか…?」【安価】 -【咲】京太郎「プロの付き人、ですか…?」【安価】 【咲】京太郎「プロの付き人、ですか…?」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347208190/ 【咲安価】京太郎「プロの付き人やってます」 咏「その2だねぃ」【大人勢】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347618607/ 【咲安価】京太郎「プロの付き人でいいのかこれ」はやり「その3ですよー」【大人勢】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347815317/ 【安価】京太郎「プロの付き人のはず」良子「その4(ふぉー)」【大人勢】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348068939/ 【安価】京太郎「プロの付き人です」靖子「その5だけど、出番ちょうだい」【大人勢】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348579330/ 【安価】京太郎「プロの付き人、再び」健夜「その6だよ!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349878628/ 【安価】京太郎「プロの付き人なう」トシ「その7だね」【大人勢】 http 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//ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1354990141/ 【咲】京太郎「ネット麻雀で強くなる」洋榎「その6や!」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355232996/ 【咲】京太郎「ネット麻雀で強くなる」美穂子「その7です」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355405472/ 【咲】京太郎「ネット麻雀で強くなる」恭子「その8ですね」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355835923/ 【咲】京太郎「ネット麻雀で強くなる」衣「その9だぞ!」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355928858/ 【咲】京太郎「ネット麻雀で強くなる」和「その10です」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1356018698/ 【咲】京太郎「ネット麻雀で強くなる」透華「その11ですわよ!」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1356197241/ 【咲】京太郎「ネット麻雀で強くなる」咲「その12!」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360589731/ 【咲】京太郎「ネット麻雀で強くなる」春「その13…」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361101123/ 【咲】京太郎「ネット麻雀で強くなる」玄「その14なのです!」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361722726/ 【咲】京太郎「念願の喫茶店を建てたぞー!」 -【咲】京太郎「念願の喫茶店を建てたぞー!」 【咲】京太郎「念願の喫茶店を建てたぞー!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365775101/ 【咲】京太郎「念願の喫茶店建てたぞやたー!!」咲「いまさら?!」【安価?】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1367076791/ 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」【安価】 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」【安価】(1週目完結) 【咲】京太郎「夏休みだ……」 -【咲】京太郎「夏休みだ……」 【咲】京太郎「夏休みだ……」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343819730/ 【咲】京太郎「夏休みだ!」みんな『――――またね!』【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1344774462/ 【咲】京太郎「夏休みだ」霞「夕方の挨拶ってなんだったかしら?」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345900721/ 【咲】京太郎「夏休みだ」赤坂「出番まだ~?」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347016500/ 【咲】京太郎「夏休みだ」竜華「う、ウチの時代?」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348737337/ 【咲】京太郎「夏休みだ」?「すがきょうたろうすがきょうたろうすがきょうたろう」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350197637/ 【咲】 京太郎 「ペルソナ!」 【安価スレ】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360218063/ 【安価×コンマ】京太郎「メタルギア!」ハウンド「ライジング!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365690349/ 京太郎「らいじんぐ?」 «安価» http 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//ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352735482/ 【咲:安価】京太郎「記憶喪失…?」梢「その10…です……げほげほっ」【兵庫:劔谷】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1353766436/ 【咲:安価】京太郎「記憶喪失…?」澄子「その… 咲「その11」【兵庫:劔谷】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355414236/ 【咲:安価】京太郎「記憶喪失…?」やえ「はっはっは、その12だ」【兵庫:劔谷】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1356698300/ 京太郎「記憶喪失…?」小ネタまとめ 京太郎「デモンズソウル?」 まこ「そうじゃ」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1356216359/ 【咲安価】京太郎「俺がプロデューサー!?」【アイドルマスター】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1356561669/ 【テニヌ】京ちゃんが安価で最強チームを結成するそうです【マージャヌ】 -【テニヌ】京ちゃんが安価で最強チームを結成するそうです【マージャヌ】 【テニヌ】京ちゃんが安価で最強チームを結成するそうです【マージャヌ】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350224608/ 【テニヌ】京ちゃんが安価で最強チームを結成するそうです 第2ゲーム【マージャヌ】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350837530/ 【テニヌ】京ちゃんが安価で最強チームを結成するそうです 第3ゲーム【マージャヌ】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352131197/ 京太郎 「学校選抜で全国へ」その1【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1354525688/ 【咲‐Saki‐】京太郎「雀姫†無双…?」【TRPG】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1354490501/ 【咲-saki-安価】京太郎「俺が麻雀部員で男子個人戦を勝ち抜く!!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1353403963/ 【咲/安価】京太郎「通りすがりの麻雀部員だ」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352551292/ 【咲-Saki-】京太郎「せ、先生……!」 ??「わっ」【TRPG風】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351955001/ 【安価】京太郎「女子個人戦に参加……」【咲-saki-】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351853886/ 【咲】京太郎「明日から本気出す」【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350035560/ 【咲安価】京太郎のサクセス http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349094309/ 【安価】京太郎「青春してる高校生活を送りたい。」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347001818/ 【安価】京太郎「サバゲー部?」 照「白糸台編…」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348470402/ 【安価】京太郎「これが、2000番目の技・・・!!」透華「スウガ!?」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352122104/ 【安価】京太郎「スマブラで世界征服・・・だと・・・?」 -【安価】京太郎「スマブラで世界征服・・・だと・・・?」 【安価】京太郎「スマブラで世界征服・・・だと・・・?」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345033555/ 【咲安価】京太郎「スマブラで銀河崩壊……だと……?」淡「そのにっ」【白糸台】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345630176/ 【咲安価】京太郎「スマブラで竜吟虎嘯……だと……?」照「みっつめっ」【白糸台】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1346934816/ 【咲安価】京太郎「スマブラで鸞翔鳳集……だと……?」菫「4スレ目だな」【白糸台】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348151624/ 【咲安価】京太郎「スマブラで確固不抜……だと……?」誠子「五殺目」【白糸台】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349303503/ 【咲-saki-】京太郎「ここが鶴賀学園か……」【安価?】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345012200/ 京太郎「何でもいいから、そろそろ行動起こさないと……」【安価】 京太郎「何でもいいから、そろそろ行動起こさないと……」まとめ 京太郎「ヤンデレ風味のポンコツに死ぬほど愛されて夜しか眠れない」 京太郎「ヤンデレ風味のポンコツに死ぬほど愛されて夜しか眠れない」
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【6月第4週 休日】 朝 京太郎「咏に料理を作りに行くか」 京太郎「入るぞー」ガチャ 京太郎「咏ー?」 咏「へ?」マッパ 京太郎「Oh...」 咏「……~~!」 咏「で、出てけー!」 京太郎「気取り直してさ!グラタン作ろうぜ、な?」 咏「……いいよ、別に」 京太郎「じゃあ俺野菜切るから、咏は鮭とか切っといてくれるか?」 咏「わかった…」 京太郎「…」トントン 咏「……」トントン 咏「…なあ」トントン 京太郎「どうした?」トントン 咏「あのさ……私の裸、どう思った?」 京太郎「ブッ!」サクッ 京太郎「いってー、指切っちまったよ…」 咏「ちょっと貸して」 京太郎「え?何を」 咏「いいから…はむっ」 京太郎「待て、なぜ咥える!?」 咏「こうしたら血が早く止まるんだよ、知らんけど」レロレロ 京太郎「そうなのか…なんかくすぐったいな」 京太郎「それで……お前の、裸だっけか」 京太郎「俺は、きれいだと思ったぜ」 咏「え?」 京太郎「きれいだった、色も白くてきれいだったし、身体のラインも幼げできれいっつうか可愛かったし」 京太郎「たしかにお前は身長も、胸もないかもしれねえけど、俺はいいと思うぜ」 京太郎「そのままのお前が、いいと思う」 京太郎「さっきは急に入ったりして悪かったな」 京太郎「それで……お前はいつまで俺の指をなめてるんだ?」 咏「ぷはぁ、ふぅ……」 咏「そっか、えへへ…」 咏「ありがとな、京太郎」 咏「でも、胸が小さいまでは余計だったんじゃねえのかな?」ゴッ 京太郎「ひっ!」 京太郎「しかし、咏のあれは……なんか興奮したな」 京太郎「さてと、今日は何をしよう」 朝 京太郎「二度寝するかー」 京太郎「すぴーすぴー」 京咏「「いただきまーす」」 京太郎「うん、おいしいな」 咏「ま、この咏ちゃんがいれば当然だねぃ」 京太郎「うん、その通りだな!」 京太郎「ところでさ、どうして咏はいつも着物なんだ?」 咏「これかぃ?うーん、趣味みたいなもんかねぃ」 咏「この着物はあんまり高くないし、日常生活で使っても何ら問題ないんだよねぃ」 京太郎「そういえば、着物を着るときは下着を着けないって聞いたことあるけど、お前も着けてないのか?」 咏「うっ……それは……」 京太郎「まあ、都市伝説らしいけどな」 咏「え!そうなのか!?」 京太郎「あれ?知らなかったの?」 咏「うっ……」 京太郎「じゃあ咏は今ノーパンノーブラなのか……」 咏「そ、それ以上言うと、さ、刺すぞ!」 京太郎「えーいいじゃん、どうなんだよー」 咏「うう、うるせー!」ダダダダ 京太郎「よっと」ヒラリ 咏「うわっ」ドシーン 咏「痛てて」 京太郎(し、下がめくれてる……だと?しかも咏の尻はこちらを向いているってことは……) 京太郎「よっしゃ!花園やんけ!」 咏「ほえっ?」 咏「なんか尻がスースーす……」 京太郎「」グッ 咏「ななな///」カァァ 咏「で、出てけー!」 京太郎「Zzz……」 ――――――――――――― 京太郎「岩手に来たぞ!」 京太郎「冬だからか地面が凍ってて滑りそうだな」 ??「うわわっ」コケッ 京太郎「あ、大丈夫ですか?」 ??「う、うん、大丈夫だよ、ありがとねー」 京太郎「よかったら、これどうぞ」つハンカチ ??「いやいや!そんなのいいよー!お気になさらず、ね?」 京太郎「はい」 ??「君、名前は?」 京太郎「俺ですか?俺は、須賀京太郎といいます」 京太郎「あなたは?」 ??「私はねー」 ―――――――――――― 急に、夢が変わった 京太郎「ここは……奈良か、まあ適当に歩いてみるか」 京太郎「桜がきれいだな、お、あんなところに学校がある」 京太郎「きれいな学校だな…でも誰もいないみたいだ」 京太郎「ん?麻雀部?」 ?「わ!ふ、不審者なのです!」バシッ 京太郎「痛っ!」 ?「か、観念するのです!えいっえいっ!」ベシッベシッ 京太郎「痛いですって!人の話を聞いてくださいよ!」 ?「は、はい!」 ?「なるほど、それで君はここに迷ってしまった…と」 京太郎「はい、さっぱりわけがわからないんですよ…」 ?「そういうことなら、私におまかせあれ!」 ?「えーっと、名前、何でしたっけ」 京太郎「須賀です、須賀京太郎」 ?「そうなのでした!それでは須賀君!阿知賀の観光案内はこの―――におまかせあれ!」 そして、夢は終わる ―――――――――――― 京太郎「……ん」 京太郎「なんだか色々な夢を見た気がするな……」 京太郎「ふぁぁ、よく寝たな」 京太郎「さて、昼は何をしよう」 京太郎「散歩でもするかー」 京太郎「こうして、公園に来たわけだけど」 京太郎「昨日雨が降ったばかりだからか、結構水たまりが残ってるな」 京太郎「気をつけないと」 ??「うわわっ」コケッ 京太郎「ぬおっ、大丈夫ですか?」 京太郎(なんだ…この感覚……) ??「う、うん、大丈夫だよ、ありがとねー」 京太郎「よかったら、これどうぞ」つハンカチ 京太郎(まるで、夢と同じじゃないか……) ??「いやいや!そんなのいいよー!お気になさらず、ね?」 京太郎「はい」 ??「君、名前は?」 京太郎「俺ですか?俺は、須賀京太郎といいます」 京太郎「あなたは?」 京太郎(夢はここで変わったが…) ??「私はねー姉帯豊音っていうんだー」 豊音「ありがとねー、須賀くん」 京太郎「いや、俺は何もしてませんし」 豊音「そういえば、須賀くん……んー」 京太郎「どうしたんですか?」 豊音「なんか…今朝見た夢に出てきた人と似てるなーって」 京太郎「え?」 豊音「あはは、ただの気のせいなので、気にしないでー」 京太郎「あの、実は俺も……」 ―――――――――――― 豊音「えっー須賀くんもなのー!?」 京太郎「凄い偶然ですよね」 豊音「凄い!凄いよ!」 豊音「あ、そーだ!はい、これ!」 豊音「これ、私の連絡先!偶然さん同士仲良くしようね!」 京太郎「あ、ありがとうございます」 豊音(やったー!初めて自分から渡せたよー!) 豊音(これと、シロと塞と胡桃、トシさんとあの子の連絡先を合わせて7件目入手だよー!) 豊音「それじゃあ私もう行くね!ばいばい!」 京太郎「姉帯さんか……」 京太郎「なんか俺と似た感じの人だったな」 京太郎「さて、次は何をしよう」 京太郎「買い出しに行くか」 京太郎「魚屋に来たぞ!」 京太郎「今日の晩飯はどうするかな」 商品リスト 鰆 300円 特大マグロ 1500円 煮干し 300円 シュールストレミング 500円 京太郎「少し季節外れだけど鰆にするか」 京太郎「すいませーん鰆くださーい」 オッチャン「あいよ、毎度あり」 京太郎「夜は何をしようかなー」 京太郎「そういえば、麻雀とか勉強以外の目的だとあまりパソコン使ってないよな」 京太郎「久しぶりにやるか」 京太郎「何をしよう」 京太郎「そういえばいつもやってるネト麻のサイトにチャットルームとやらがあったな」 京太郎「行ってみるか」 京太郎「京、でログインして」 京太郎「へー色んな部屋があるんだな」 京太郎「どこに行こう」 【おもち談義部屋】 ドラロー:おもちイズザベスト!みんなでおもちの良さを語り合いましょう! トキ:なあ、おもちじゃなくて太ももの話していいか? ドラロー:もちろん!太ももも、おしりも腋も元をたどればおもちに行き着きますから! トキ:……何言っとるかさっぱりわからん すばらめ:まさか、こんな部屋があったとは……実にすばらです!おもちとは何なのかはわかりませんが、一つのテーマについて皆さんで語り合うという心意気、実にすばらです! ドラロー:それでは第1回おもち談義を始めましょう!1回目のお題は、こちら! 『日本一のおもちは誰?』 ドラロー:要は皆さんの一番好きなおもちを持っている人を挙げていき、その中で1位を決める、というものです! ドラロー:もちろん参考画像もお願いします ドラロー:そして、私の一番は、去年のインターミドル2位の、原村和ちゃん! トキ:ウチはりゅ…千里山の清水谷竜華やな ドラロー:ほうほう、確かにこれは、なかなかのなかなか こーこ:プロの中では断然瑞原プロですよね! トシベェ:そうだねぇ、私の一押しは、宮守の小瀬川白望だね、あれはなかなかの逸材だと思うよ こまきん:私は、元千里山の石戸霞ちゃんですね! トキ:これ…は、いやいやこんなんあり得んやろ…… ドラロー:おもちに限界はありません! 京太郎「なんだか面白そうだな、参加してみるか」 京太郎「そういえば前清澄に行ったときに原村さんから近くの旅館で撮った、とかいう写真を借りてたんだ」 京太郎「あった、これだこれ」 京太郎「これの少し外側に写ってる人のおもちがすばらなんだよなぁ」モゾモゾ 息子「呼んだ?」 京太郎「まだ引っ込んでなさい」 京太郎「名前は確か……松実宥って言ってたっけな」 京太郎「高校は…阿知賀とかだったっけ?」 京太郎「よし」 京さんが入室しました 京:俺の一押しはこの子ですね、松実宥さんっていうらしいんですけど ドラロー:ど、どうしてその画像を!? すばらめ:なるほど、これは確かにすばらです!厚着に隠されたあのおもち、私にはわかります、実にすばらです トキ:まあウチの竜華が一番なんやけどな トシベェ:いやいやシロちゃんの方が こまきん:いいえ!霞ちゃんです! こーこ:瑞原プロです!そうにきまってます! トキ:よし、お前ら麻雀するで、表出ろや、飛ばしたる トシベェ:おやおや、そりゃあいいねぇ こまきん:全力以上で当たらせてもらいます! こーこ:上等です! トキさんが退室しました トシベェさんが退室しました こーこさんが退室しました こまきんさんが退室しました すばらめ:それでは、私も すばらめさんが退室しました ドラロー:ねえ、京さん、少しいいかな? 京:なんですか? ドラロー:ここじゃあれだから ドラロー:これにメールしてくれるかな? 京:わかりました ドラロー:それじゃあまた後で ドラローさんが退室しました 京太郎「退室するか」 京さんが退室しました 京太郎「このアドレスでいいんだよな」 京太郎『京です、どうしたんですか?』 ドラロー『京さん、教えてほしいことがあるのですけど』 ドラロー『どうしてあの写真を持っているのですか?』 ドラロー『あの写真は私たちの宝物なのですけど、どうしてあなたが持っているんですか?』 京太郎「さて、どうしたものか」 京太郎『これ、実は原村さん―真ん中にいる人から預かっているんですよ』 京太郎『なんでも、友達がタコスを落としちゃったらしくって、それで写真が汚れて困っていたんですが』 京太郎『俺、大阪に住んでましてね』 京太郎『原村さん曰く、大阪に写真修復の達人がいるらしくって、その人に修復してもらうために俺が預かってたんですよ』 京太郎『とまあこういうわけです、ところで、あなたは?』 ドラロー『ふぅ~むなるほどなるほどなるほど~』 ドラロー『いやーてっきり京さんが原村さんから強奪したんじゃないかって思っていたのですけど』 ドラロー『私の早とちりみたいでした、ごめんなさい』 ドラロー『私は松実玄っていいます、和ちゃんの右に写ってます』 京太郎『ああ、この原村さんのおもちを狙ってる人ですか』 京太郎『俺の名前は須賀京太郎っていいます、写真はいりますか?』 玄『いえ、いいのです』 玄『大阪に住んでるんですよね?よかったら今週の水曜日に会えませんか?』 玄『お詫びをしたいのですが…』 京太郎『わかりました、水曜日ですね』 京太郎『俺が奈良に行きましょうか?』 玄『いえいえ、私からそっちに向かわせてもらうのです!』 京太郎『いいんですか?』 玄『おまかせあれ!』 京太郎『それじゃあ水曜日の16時に○○駅前に来てくれますか?』 玄『かしこまり~!』 京太郎「次は……ぼっち部屋に行ってみるか」 【ぼっち部屋】 とよねー:ぼっちじゃないよー とよねー:ここは、みんなで1人ぼっちの寂しい思いを分かち合うところだよー とよねー:みんなであったまろうねー 漆黒の堕天使mk.2.13:先週カラーコンタクト失くした…… はるる:私は黒糖を全部親戚に食べられた…… 最強☆ちゃん:私は変態に水筒盗まれていたらしいです…… とよねー:私は今日ようやく連絡先が7件になったよー 最強☆ちゃん:私は12件ですよ! 漆黒の堕天使mk.2.13:私は2件だけ…… はるる:私も親戚で50件だけ… こけしネクタイ:って、おい キング・カズ:ふっ、麻雀に友達など必要ない…… キング・カズ:まあ私も7件揃ったけどな! かいのー:私は4件だけ、もう20歳なのに…… かいのー:ノーウェイ、こんなことは許されない! 京太郎「やっぱり仲間ってものはいるんだな」ジーン 京太郎「さて、どうしよう」 京太郎「よし、俺も参加しよう!」 京さんが入室しました 京:俺だって、誰かと一緒に学校行ったり、誰かと一緒に昼飯食べるなんて、週1であるかないかだぜ…… かいのー:あるある、私も学生時代は誰かいないかなーって思って、レアーな場所で食べたりとかしてたな… 最強☆ちゃん:最近はもっぱらトイレで食べてますけど、あまりいませんね 漆黒の堕天使mk2.13:私に食事など必要では…ない…… こけしネクタイ:クラスメイトで同じ部活の部員がいるのに、毎日どっか行っちゃうし… とよねー:私は屋上で食べてるなー 京:俺も屋上ですね キング・カズ:私は中庭だな、猫とか犬とかと一緒に食べたのがいい思い出だ かいのー:私だって若者にフェイマスな店で食べたりしてるのに誰もよってきてくれない…… はるる:私も屋上……風が気持ちいい みんなで慰めあった! 【6月第4週 平日】 京太郎「今日は松実さんとの約束の日だな」 京太郎「張り切っていこー!」 京太郎「今日は、そのまま制服でいいか」 郁乃「どうしたん~?なんか幸せそうやけど」 京太郎「いえ、なんでもないですよ」 郁乃「そういえば~京太郎くん、どうして部活来ないん~?」 郁乃「せっかく良子ちゃん呼んでるのに~」 京太郎「え!?本当に来てるんですか?」 郁乃「郁乃お姉ちゃんは嘘は吐かへんよ~」 郁乃「あと、良子ちゃん今度の遠征も来るらしいで~」 京太郎「それ、大丈夫なんですか?」 郁乃「うん~確か~」 良子「え、遠征ですか!是非行かせてください!」 郁乃「もちろんええで~」 良子「やった!これでフレンドがインクリーズする!」 郁乃「って、言ってたで~」 京太郎「それは、楽しみですね」 京太郎「そうだ、郁乃さん、大阪の名所とか知ってます?」 郁乃「名所?」 京太郎「はい、俺大阪に来て3か月も経つのにあんまり大阪のこと知らないなーって思いまして」 郁乃「せやな~私のオススメは、海遊館やな~」 京太郎「海遊館?」 郁乃「大きい水族館やで~」 京太郎「へ~、郁乃さんは何が好きなんですか?」 郁乃「ビーバーちゃんとか、カワウソちゃんとかやな~あ、でも一番はクラゲちゃんかな~」 京太郎「め、珍しいですね」 郁乃「そう~?けっこう可愛いと思うんやけどな~」 郁乃「せや!今度一緒に行かへん?」 郁乃「郁乃お姉ちゃんが京太郎くんに大阪を教えたるで~」 京太郎「お、いいですね、じゃあ行きましょうか」 郁乃「うんうん、いこいこ~」 京太郎「昼飯はどこで食べようかなー」 京太郎「今日も屋上に来たぞ!」 ヒュルル 京太郎「あー風が」 ??「きもちいー」 京太郎「え?」 ??「え?」 ??「うわわわ!ソ、ソーリーソーリー」 京太郎「いえいえこちらこそ!」 京太郎「って、あれ、あなたは……」 京太郎「戒能プロじゃないですか!」 京太郎「うわっ!俺、ファンなんですよ!」 良子「ウェイト!ちょっと待つんだ!」 良子「とりあえず、自己紹介からしようじゃないか、物事には順序というものがあるんだ」 京太郎「それもそうですね、俺は須賀京太郎、麻雀部に入っています!」 良子「わ、私は戒能良子、一応プロ雀士…となるのかな?」 京太郎「戒能プロに会えて光栄です!テレビで見るよりもずっとお綺麗なんですね!」 良子「き、綺麗だなんてそんな……」 良子「ところで君は、どうしてここに?」 京太郎「ああ、俺、あんまり人と一緒に食べることなんてないんですよ」 京太郎「だから、誰かいるかもしれないって奇を衒ってここに来てるんですよ」 良子「き、きみ、それはトゥルーなのか?」 京太郎「はい、お恥ずかしながら」アハハ 良子「わ、わ、うわぁ!」ダキッ 京太郎「へ!?」 良子「うわあああん、嬉しいよおおおおお!」ポロポロ 京太郎(なんだこの状況!?戒能プロが俺に抱き着きながら泣いてる!?) 京太郎(こんなところ誰かに見られたら……) 郁乃「良子ちゃんいる~?」ガチャ 良子「うわあああああん!」 郁乃「……」 郁乃「ごゆっくり~」 京太郎(見られたーーー!) 良子「ヒグ…ヒグ……」 京太郎「ハンカチ、要ります?」 良子「うん、センキュー」 京太郎「落ち着きました?」 良子「うん…」 京太郎「えと、いきなりどうしたんですか…?」 良子「実は……私も、その、ぼっちなんだ…」 良子「私…生まれたのは日本なんだけど、3歳から海外に住んでいたんだ」 良子「日本に戻ってきたのは今の君と同じくらいの頃だったかな」 良子「私はクール、というかなんだか素っ気ない態度を取ってるように見えるだろ?」 京太郎「確かに、大会のインタビューとかでもそんな感じでしたね」 良子「だからか、あまり誰も寄り付かなくてな……」 京太郎「それで、今までずっとぼっちだったということですか?」 良子「イエス、これが君の憧れの戒能プロなんだ、幻滅したか?」 京太郎(ふむ……つまり、俺と同類だったのか) 京太郎(何と言おう) 良子「従妹の春は姫様や他の分家の子たちと仲良くしてるのにな…」 京太郎(……うん、そうだよな) 京太郎(一人ぼっちは、寂しいもんな) 京太郎「よし!」 京太郎「それなら!俺が!」 京太郎「戒能プロの友達になります!」 京太郎「心のよ須賀となります!」 京太郎「だから、戒能プロはぼっちじゃないです!」 京太郎「泣かなくてよいのです!」 京太郎「戒能プロの友達は!この須賀京太郎におまかせあれ!」 良子「ポカーン」 京太郎「ど、どうですか?」 良子「ふ、ふふっ、ありがとね須賀くん」 良子「それにしても、ふふっよ須賀って、ふふっ」 京太郎「わ、忘れてください!」 良子「ノーウェイだねー!ふふっ」 京太郎「もう!絶交しますよ!」 良子「そ、それは……」シュン 京太郎「冗談ですよ、そんなことするわけないじゃないですか」 良子「リアリー?」 京太郎「リアリーです」 良子「よ、良かったぁ」グー 良子「あ///」 京太郎「一緒に食べます?弁当は?」 良子「実は、持ってきてないんだ…」 京太郎「じゃあ、はい」つウインナー 良子「いいのか?」 京太郎「友達ですしね」 良子「それじゃ、はむっ」 良子「うん……」ゴクッ 良子「ありがとな、須賀くん!」 郁乃(最近良子ちゃんが伸び悩んでるって松山の監督から相談されてたから) 郁乃(こうして良子ちゃんを昼飯で釣って同志の京太郎くんに会わせてみたけど~) 京太郎「おいしいですか?戒能プロ?」 良子「プロはニードノットだよ、須賀くん」 京太郎「わかりましたよ、戒能さん」 京太郎「じゃあ、連絡先交換しましょうか」 良子「その……どうやってやるのかがわからないんだが……」 京太郎「こうすれば…いいんですよ」ピローン 良子「わ!ありがとう!」 良子「これで5件目ゲットだ!」 郁乃(うん、計画通りみたいやな~) 京太郎「まさか戒能さんと本当に会えるとは思わなかったな」 京太郎「放課後は……」 京太郎「そうだ!松実さんと約束してたんだ!」 京太郎「急がなきゃ!」 京太郎「そうだな、戒能さんも誘ってみるか」 京太郎『戒能さん、俺と俺の友達と遊びに行きませんか?』 京太郎「これでよしっと」 京太郎「松実さんは…まだきてないみたいだな」 時計「まだ15時40分やでー」 ヴーッヴーッ 京太郎「お、戒能さんからだ、なになに」 良子「ま、待ったか?」ハァハァ 京太郎「いえ、大丈夫ですよ」 良子「そうか、良かった」 良子「それで、須賀くんの友達というのは?」 京太郎「もうすぐ来るはずなんですが…あ、来ましたね」 京太郎「おーい、松実さーん!」 玄「き、きみが、須賀くん?」 京太郎「はい、須賀京太郎です」 玄「あれ?なんか前にあったことがあるよーな…?」 玄「って、あ、あなたは!戒能プロ!」 良子「ひっ!」ビビクン 京太郎「どうして俺の後ろに隠れるんですか」 良子「初対面の人は怖いんだ!」 京太郎「そうですか……」 玄「す、須賀くん!その人をこっちに渡そうか!」ワキワキ 玄「プロの中でベストスリーには間違いなく入るおもち、逃がすわけにはいかないよ!」メラメラ 良子「ひぃぃぃ!」 京太郎「先が思いやられるな……」 ――――――――――――― 玄「それで、どこに行くつもりなの?」 京太郎「考えてなかったんですか!?」 玄「いやーそういうのは男の子が考えるものだからねー」 良子「ふっふっふ、お困りのようだな」 京太郎「何か案があるんですか?」 良子「甲子園に行こう!」 玄京「「え~~~!?」」 京太郎「よし!4-33で阪神勝ってる!」 良子「勝てー!タイガース!」 玄「応援はおまかせあれ!」 ポタッポタッ 京太郎「あれ?」 ザーザー 京太郎「雨降ってきましたけど、どうします!?」 良子「このゲームから目を離すなどありえない!」フレッフレッ ポヨンポヨン 玄「その通りなのです!」ジーッ ゲームセット! 玄良「「くちゅん!」」 玄「うぅー」ズズーッ 良子「へっくち」 京太郎「まったく、あんな雨の中で見続けるからですよ」 良子「だってしょうがないじゃないか」 玄「あんなに揺れるおもちが目の前にあったのだから!」 京太郎「はぁ……」 京太郎(松実さんも立派なものを持ってるんだけどなぁ……って!どっちも雨で透けてるじゃないか!) 京太郎(や、ヤバい……これはさすがに) 玄「そ、それじゃあ私は先に失礼するのです!」 京太郎「はい、今日はありがとうございました!」 京太郎「さて……この人、どうしよう」 良子「くちゅんっ!うう、寒い……」 京太郎「とりあえず俺の上着を着てください」 京太郎「戒能さんってどこに泊まってるんですか?」 良子「駅の近くのホテルだけど…くちゅん!」 京太郎「んー、少しおでこ失礼しますね」 良子「ん」 京太郎「熱は無いみたいですけど…」 良子「くちゅん!」 京太郎(心配だなぁ……) 京太郎(どうしよう……) 良子「くちゅん!」 良子「うぅ……なんだか寒い」 京太郎「大丈夫ですか?」 良子「も、もちろんだ!……へっくち!」 京太郎「とりあえず三箇牧に帰ってきましたけど……もう一回熱計ってみますね」 良子「ん……」 京太郎「なんか一気に熱が出てきた気がするんですけど……」 良子「大丈夫だと言ったろ……うっ」フラッ ガシッ 京太郎「もうフラフラじゃないですか」 良子「うぅぅ……須賀くんにこんなところ見せたくないのに……」ボソッ 京太郎「戒能さん、俺の部屋に行きましょう」 良子「ふぇっ!?」 良子「の、ノーウェイ、何を言ってるのか理解できないな」 京太郎「そのまんまです。戒能さん、心配なので俺の部屋に行きましょう」 京太郎「友達の戒能さんに風邪を引かれたら困るんですよ」 良子「友達、そうだよな、じゃあお言葉に甘えよう」 京太郎「そうですか、それじゃ……はい、背中」ポンポン 良子「ん?何をする気なんだ?」 京太郎「戒能さん今フラフラなんで、俺におぶさってください」 良子「む……わかった……」ガバッ 京太郎「よっし……じゃ、出発しんこー!」 良子「須賀くん」 京太郎「は、はい?」 京太郎(何この背中にある柔らかい感触……) 良子「ふふっ、呼んだだけだ」 京太郎「そうですか」 京太郎(見た目通りこれは…なかなかのなかなか) 良子「須賀くん」 京太郎「……」 良子「無視しないでくれよ……」 京太郎「じゃあどうしろと」 京太郎「それで、何ですか?」 良子「今日は、色々とありがとうな」 良子「友達になってくれて、一緒に昼を食べてくれて、遊びに連れて行ってくれて」 良子「本当にありがと……」 京太郎(ん?) 良子「すぅ……」 京太郎(言い切ってないのに寝た!?) 良子「すぅ……」 京太郎(寝息が首に当たって……こう、変な気分になるな) 京太郎「はい、着きましたよー」 良子「ん……ここ、が部屋?」 京太郎「はい、汚くてすみません」 良子「ノーウェイ、そんなことはないよ」 京太郎「そうだ、俺にできることって何かありますか?」 良子「そうだな……」 良子「いや、特に無いな」 京太郎「そうですか、じゃあこれ俺のですけど着替えてください」 京太郎「そんなに濡れたスーツじゃ、また冷えちゃうんで」 良子「わかった、脱衣所を借りるな」 京太郎「はい」 ガララ 京太郎「さーてと、布団敷いておくか」 二人は幸せな夜を過ごしました 【6月第4週平日】終 【6月第4週 遠征1日目】 チュンチュン 京太郎「朝だ!」 良子「……ん」 京太郎「もう2日間もここにいるよこの人……」 京太郎「集合時間は8時か、それで今は6時半……」 京太郎「よーし、みんなを起こしにいこー!」 京太郎「よし!憩さんを起こしにいこう!」 【須賀京太郎の!寝起きドッキリ大成功!part8】デデーン! 京太郎「今回は!我らが部長、荒川憩さんに、寝起きドッキリを仕掛けたいと思いまーす」ヒソヒソ 京太郎「ちなみに前回のターゲットも憩さんでしたね~」 憩「……あっ……そこ…」 京太郎「一体どんな夢を見ているのか、俺、気になります!」ヒソヒソ 京太郎「今回は憩さんの声を使って耳元で口説いてみようと思いまーす」ヒソヒソ 京太郎「それでは、憩さんを起こしまーす」ヒソヒソ 京太郎「このレコーダーを使って……」 憩『ウチは、憩、の、み、そ、し、るを、毎日、飲みたい!』 憩『I、し、照』 憩「う……んっ…」 憩「あっ……いっ……」 京太郎「おーっと、まだ起きないようですねー」ヒソヒソ 京太郎「それでは次の作戦です」 京太郎「次は、憩さんのおもちをこねて、起こしたいと思いまーす」ヒソヒソ 京太郎「それでは、失礼しまーす」ヒソヒソ 京太郎「えいっ」フニュッ 憩「あっ」 フニュフニュフニュフニュ 京太郎「おお、やわらかい……これがおもちというものなのか……」フニュフニュフニュフニュフニュフニュフニュフニュ 憩「あっ、あっ、んっ、あっ」 京太郎「もっと、もっとだ!」フニュフニュフニュフニュフニュフニュフニュフニュフニュフニュフニュフニュ 憩「あんっ、……」 京太郎「やめられない止まらない」フニュフニュフニュフニュ 憩「んっ……きょ、あっ、たろっ、くっん」 京太郎「あ~きもちいい~」フニュフニュフニュフニュ 憩「なに、あっ、して、んっ、るんっ?」 京太郎「え?」フニュフニュフニュフニュ 憩「あっ、はあっ、もうっ、だぁっ」 京太郎「ド、ドッキリ、大・成・功!」フニュッ 憩「めっ、あっ………」 憩「はぁっ……はぁっ…」 京太郎「……それじゃあ、撤退!」 京太郎「よし!咏を起こしにいこう!」 【須賀京太郎の!寝起きドッキリ大成功!part9】デデーン! 京太郎「今回は!我がロリっこ、三尋木咏ちゃんに、ドッキリを仕掛けたいと思いまーす」ヒソヒソ 咏「……ん……すぅ…」 京太郎「小さいなー可愛いなー」ヒソヒソ 京太郎「今回は咏の髪をとかして、起こしたいと思いまーす」ヒソヒソ 京太郎「それでは、咏さんを起こしまーす」ヒソヒソ 京太郎「今回はこのくしを使いまーす……」 京太郎「そーっと」サッー 京太郎「頭撫でながらやるか」ナデナデ サッー 咏「えへへ……」 咏「……すぅ…」 京太郎「どうやらまだ起きないようですねー」ヒソヒソ 京太郎「それでは次に参りましょう」ヒソヒソ 京太郎「ここにあるのは、あの赤ちゃんが口に咥えるあれですね」ヒソヒソ 京太郎「咥えるって妙にエロいですよねー」ヒソヒソ 京太郎「それでは、装着させまーす」 咏「……すぅ」 京太郎「何この生き物……かあいい」 京太郎「まだ起きませんねー」ヒソヒソ 京太郎「じゃあ次ー」 京太郎「それじゃあ耳をはむはむしまーす」ヒソヒソ 京太郎「はむっ」 京太郎(女の子のあのいい香りがする……) 京太郎(舌も入れてみるか) レロッ 咏「んっ……」 京太郎(この汗の混じった塩っぽい味、いいな) 京太郎(もうちょい……) 咏「あっ……」 京太郎「まだ起きないようでーす」ヒソヒソ 京太郎「次はどうしましょうかねー」 京太郎「ぷはっ、次は咏に自身の靴下の匂いをかがせようと思いまーす」ヒソヒソ 京太郎「まずは靴下の調達ですねー」ヒソヒソ 京太郎「ということで、洗濯物をあさりまーす」ゴソゴソ 京太郎「早速見つかりましたー、お」 京太郎「この……三角形の布は……」ゴクリ 京太郎「後で考えよう、うん」ポケットニシノッ 京太郎「それでは、咏に靴下の匂いをかがせたいと思いまーす」ヒソヒソ 京太郎「咏は靴下もいい匂いがするんだなー」 咏「……ん…う……」 咏「もう食べられないぜぃ……」 京太郎「まだ起きないのか……」 京太郎「まずはあれを戻しておこう」 京太郎「今度は油性マジックを用意しましたー」 京太郎「うわっ、手が滑ってしまった!」 京太郎「なんかグチャグチャになっちゃったけど……これ、雌奴隷って読めちゃうんじゃ……」 京太郎「まあ、いいか……(震え声)」 咏「……ん」パチッ 京太郎「あれ、とうとう起きちゃった?」 咏「起きた……けど、京太郎がなんでここにいるのかがさっぱりわっかんねーんだけど」 京太郎「あ、忘れてた、ドッキリ大成功!」 咏「ドッキリ……?前のあれか?それが……」 咏「私の靴下に、赤ちゃんのアレ?」 咏「おでこにもなんか……」 サッサッ 咏「さて、これはどういうことか説明してもらおうかぃ?」 京太郎「え、えーっと……撤退!」 咏「待てや!こらーーーー!」 京太郎「よし!エイスリンさんを起こしにいこう!」 【須賀京太郎の!寝起きドッキリ大成功!part10】デデーン! 京太郎「今回は!我が天使、エイスリンさんに、ドッキリを仕掛けたいと思いまーす」ヒソヒソ エイスリン「……ウウン……ハァ…」 京太郎「咏に負けず劣らずの可愛い寝顔でーす」ヒソヒソ 京太郎「今回はこのこんにゃくを使って、エイスリンさんを起こしたいと思いまーす」ヒソヒソ 京太郎「よっと」ペタッ エイスリン「ンッ……」 エイスリン「cool……」 京太郎「まだ起きないようでーす」ヒソヒソ 京太郎「お次は、こちら!」 京太郎「さてと、お次はこのとげをちゃんと取ってある白薔薇でエイスリンさんの周りを埋め尽くしまーす」 京太郎「えいっ、えいっ」 京太郎「ふぅ……やっと終わった」 エイスリン「……ンン…」 エイスリン「ンン……アリエマ……センナ……」 京太郎「まだ起きないようでーす」ヒソヒソ 京太郎「それじゃあ次いってみよー」 京太郎「じゃあまたおもちをこねますか」 京太郎「えいっ」モニュッ エイスリン「ンッ……」 京太郎「お、おおおお」モニュモニュモニュ エイスリン「ンッ…アッ……」 京太郎「憩さんと同等、もしくはそれ以上の柔らかさだ……」モニュモニュモニュモニュモニュモニュ エイスリン「ハアッ……ンッ…アッ……」 京太郎「手が、手が止まらないィ!」モニュモニュモニュモニュモニュモニュ エイスリン「アッ、スガッ、クンッ?」 京太郎「あれ、起きちゃいました?」モニュモニュモニュモニュモニュモニュ エイスリン「ナ、ナニッ、シテンッ、ルノッ」ハァハァ 京太郎「見てわかりませんか?ドッキリですよ」モニュモニュモニュモニュモニュモニュ エイスリン「ドッ…キリッ?」ハァハァ 京太郎「もう終わりますからねー」モニュモニュモニュモニュモニュモニュ エイスリン「アンッ、アッ、ンッ、アッアッアッアッ、ヒグッ」 京太郎「ていっ」モニュ エイスリン「アアァァ……」 京太郎「ドッキリ大・性・功!」 エイスリン「ハァ…ドッキリ…ハァ…」レイプメ エイスリン「ハァ……ハァ……」 京太郎「また寝ちゃったみたいだな」 京太郎「それじゃあアイマスクをつけよーっと」 エイスリン「ハァ……ンッ…ハァ…」メカクシ 京太郎「なんか……そそるな」ゴクリ エイスリン「ン……」 京太郎「起きました?」 エイスリン「ウン……」 京太郎「どうかしました?」 エイスリン「…」カキカキ バッ |京太郎がエイスリンを犯している絵| エイスリン「ユメニデテキタ…」 京太郎「そうですか、嫌な夢でしたか?」 エイスリン「ウン、It was sad.」 京太郎「安心してください、俺はそんなこと(もう)しませんから」 エイスリン「ウン!ソウダヨネ!」 京太郎「もちろんですよ」ニコッ 京太郎「よし!郁乃さんを起こしにいこう!」 【須賀京太郎の!寝起きドッキリ大成功!part11】デデーン! 京太郎「今回は!我が……新入部員、赤阪郁乃さんに、ドッキリを仕掛けたいと思いまーす」ヒソヒソ 郁乃「……あ~…」 京太郎「良い寝顔なんですけど、何かが……」ヒソヒソ 京太郎「今回はこの前絹恵さんからもらった洋榎さんの目覚ましボイスを使って、郁乃さんを起こしまーす」ヒソヒソ 京太郎「ポチッとな」 洋榎『おい!起きろ!はよ起きんかこのボケェ!』 洋榎『はよ起きんと、あんなことやこんなことするで!』 洋榎『え、なんやそれ?え、えーっと……チ、チュー…とか?』 郁乃「……」 郁乃(起きてへんで~) 京太郎(うん、起きてないみたいだな、ん?) 京太郎「何か今……ま、いっか」 京太郎「さて次次ー」 京太郎「次は真瀬さんからもらった、えーっと、すえ、はらさんの目覚ましボイスで起こしまーす」ヒソヒソ 郁乃「!」 京太郎「なんか、シリーズ化してるらしいな、今度絹恵さんと真瀬さんの分ももらってみるか」 京太郎「それじゃあポチッとな」 恭子『はぁ…はよ起きてくれませんか?起きないと、いろんなことしちゃいますよ?』 恭子『例えば、おでこに「恭子」って書いたり、そ、それと……』 恭子『そ、それでも起きないんやったら……お、おそ、襲っちゃいますよ///』 郁乃「!!!!」 京太郎「やっぱり起きないか……」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ 京太郎「な……」 郁乃「なあ京太郎くん~その音声私にもくれへん~?」 京太郎「は、はい!」 郁乃「おおきに~グヘヘ」 京太郎「よし、外に行こう」 京太郎「みんな集まってるだろうしな」 霞「あ、みんな揃ったみたいね」 郁乃「えへへへへへ~」オソッチャイマスヨ オソッチャイマスヨ オソッチャイマスヨ 京太郎「もう大丈夫ですか?」 良子「ああ、オーライだ」 エイスリン「ウタ、オデコドウシタノ?」 咏「少し熱っぽくってねぃ」ジトッ 憩(あの後3回くらいやってしもた……ウチは淫乱や……) 霞「それじゃあ東京にしゅっぱーつ!」 京太郎「あれ、照は来ないんですか?」 霞「うん、やっぱり古巣には行き辛いんじゃないのかしら」 京太郎「そうですか……」 ―――移動は省略―――